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モービルアイの先進運転支援システム(ADAS)

人間の視覚から得たインスピレーション

1999年創設のモービルアイは、人間の視覚認知から着想を得たソリューションの導入により、先進運転支援システム(ADAS)市場に革新的な変化をもたらしました。車載カメラを使い、人間と同じように「見て」周辺環境を判断するモービルアイのアプローチにより、世界中の自動車メーカーに新車の安全性を向上する、経済的に効率のよい方法を提供することになりました。モービルアイが、コストのかさむハードウェアを必要とするレガシーシステムの大部分に代わり、コスト効率の高いADASを世界各地に普及拡大させる主導的な役割を担いはじめることで多くのドライバーや乗客、同乗者をはじめ、路上の利用者や歩行者の誰もが、道路上の安全性を確保できるようになりつつあるのです。

 

モービルアイのテクノロジーを搭載した

インテル傘下のモービルアイは創業以来、センサー、演算能力、AIなどの技術的進歩を基に、監視、警告、ブレーキといった危険を回避する機能を数千万台もの車両に実装してきました。モービルアイのテクノロジーを搭載したADASは、車両に内蔵されたカメラセンサーをベースにしています。常に路上をスキャンし、その映像をモービルアイ独自開発のプロセッサーEyeQ®にストリーミングします。洗練されたリアルタイム処理により、車載のEyeQ®が道路の特徴や走行中の危険要因を検知し、必要に応じてドライバーに警告を発します。さらに、高度なシステムでは危険な運転を防ぎ衝突を回避するために、車両が自ら反応するよう制御します。

 

次世代のADAS

モービルアイは現在までADASの各レベルおよび自律走行を実現しようとしたときの、新しい課題に対応する最新ソリューションを開発してきました。高解像度で120度の視野角を実現するカメラをサポートするモービルアイの最新EyeQ®チップ、EyeQ®5もその一例です。この広視野角と高解像度により、高速走行時でもより広範囲にあるオブジェクトや障害物に反応できる安定した検出機能と応答性を実現しADASシステムの性能が強化されます。

また、モービルアイはADASに組み込まれる最先端の機能や性能の開発にも継続的に取り組み、未来の自律走行車に向けて開発されたテクノロジーをいちはやく量産車両に搭載しようと努めています。2017年にはと呼ばれる一段階進んだADASの提供を開始。モービルアイのRoad Experience Management™(REM™)マッピング・テクノロジーをはじめとする独自技術により、ADASのメリットを享受できる走行シナリオの範囲がさらに拡大しました (同時に、自律走行に欠かせない冗長性も実現)。レベル2+では360度のサラウンドビジョンと、安全な意思決定を目指すモービルアイのモデルである Responsibility-Sensitive Safety(RSS:責任感知型安全論)に対応しているため、運転を停止したほうがいい場合は360度のサラウンドビューが、不注意や油断が原因の衝突を回避する場合はRSSが、人間のドライバーをアシストします。

ADASを、より幅広い走行シナリオでより多くの車両に搭載することが目標とされる中、レベル2+は世界のOEMメーカーのけん引力となっています。モービルアイは、フォルクスワーゲンや日産を含む、現在公開されている11種類のレベル2+製品プログラムのうち8つを提供するテクノロジー・サプライヤーです。なお、すでに販売されている車両に搭載された次世代ADASにモービルアイの技術を採用している自動車メーカーには、ゼネラルモーターズ (SuperCruise)、日産 (ProPILOT Assist 2.0)、NIO (Pilot) などがあります。

 

モービルアイがサポートしているADAS機能

モービルアイのテクノロジーを搭載したカメラを1台フロントガラスに取り付けるだけで、現在の自動車でよく利用されているADAS機能の大半をサポートできます。モービルアイのビジョンセンシングが実現する一般的なADAS機能には、次のようなものがあります。

  • 衝突被害軽減ブレーキ(AEB): 目前に迫る衝突を認識し、ドライバーの操作なしにブレーキをかけます。
  • アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC): 走行方向に自車の事前の設定速度より遅い速度で走行する先行車両を識別すると、自車の速度を事前の設定値から自動的に調節し、その後安全と判断した場合には元の設定速度に戻します。
  • 衝突回避操舵支援(Evasive Steering Support): 衝突が差し迫った状況で、ドライバーの緊急操舵をサポートします。
  • 前方衝突警告(FCW): 前方の状況の変化に基づき、衝突が差し迫っていることをドライバーに警告します。
  • 車線中央維持(LC): 車両が車線の中央を維持できるよう、自動的にハンドル操作をアシストします。
  • ハイウェイパイロット/ハイウェイアシスト: ACCとLCを組み合わせることで、高速道路走行中に車両が自ら運転をコントロールできるようになります。
  • インテリジェント・ハイビーム・コントロール(IHBC): 街灯の少ない暗い道路で車両のヘッドライトを制御し、対向車の有無に応じてロービームからハイビームに自動で切り替えます。
  • 自動速度制限アシスト(ISA): 多種多様な交通標識を識別して分類し、速度超過のドライバーに警告したり(受動的システム)、車両の速度を自動調節します(能動的システム)。
  • 車線逸脱警告(LDW): 不慮の(したがって、おそらく意図していない)車線離脱をドライバーに警告します。
  • レーン・キープ・アシスト(LKA): 車両が車線内を維持できるよう、自動的にハンドル操作をアシストします。
  • 渋滞運転支援(TJA): ACCとLCの両方を組み合わせることで、交通渋滞の状況で車両の走行を制御します。

 

評価される最適なパートナーとして

モービルアイのADASシステムは、現時点で28社のOEMパートナーに採用、300を超える車種に搭載されており、世界の主要な自動車メーカーのほぼすべてにコンピューター・ビジョン・ソリューションを提供しています。モービルアイの衝突防止テクノロジーは、2020年半ば時点で、日産、ホンダ、アウディ、BMW、フォード、ゼネラルモーターズ、ヒュンダイ、フォルクスワーゲンなどから販売される数百の新車モデルも含め、世界中で6,000万台超の車両に採用されています。

インテルについて

インテルは業界のリーダーとして、世界中の進歩を促すとともに生活を豊かにする、世界を変えるテクノロジーを創出しています。ムーアの法則に着想を得て、顧客企業が抱える大きな課題を解決する半導体製品を設計・製造し、その進化に向けて日々取り組んでいます。クラウド、ネットワーク、エッジ、あらゆるコンピューティング機器のインテリジェント化によりデータの価値を最大化し、ビジネスと社会をより良く変革します。インテルのイノベーションについては、https://newsroom.intel.co.jp またはhttps://intel.co.jpをご覧ください。
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