Intel’s news source for media, analysts and everyone curious about the company.

業界最高のPC体験の構築

インテルのプラットフォーム・アプローチが重要である理由

※2020年12月17日に米国で発表された資料の翻訳です。

  クリス・ウオーカー
インテルコーポレーション 副社長 兼 モバイル・クライアント・プラットフォーム本部 本部長
  ジム・ジョンソン
インテルコーポレーション 副社長 兼 クライアント・エンジニアリング本部 本部長

私たちはコンピューティングが社会に浸透している時代に生きています。仕事から教育、エンターテイメントまで、PCは重要なツールになっており、パンデミックが世界の常識を覆している中において、PCはこれまで以上に不可欠なものになってきています。PCの価値は改めて再認識され、新たなたくさんの機能、フォームファクター、および現代特有のニーズに対応するための幅広い選択肢が注目されています。また、PCは多くの人々の予想を超える、業界の継続的な成長を促進することにも貢献してきました。

インテルは、PCは永続的に必要とされるデバイスであると常に考えてきました。そのため、インテルは2018年にPCのイノベーションを活性化し、新たな道筋を示すことにしました。この年は、CPUの枠を超えてイノベーションを起こし、シリコンからソフトウェア、さらにはそれ以上のものにまで、プラットフォーム全体にわたりイノベーションを推進する業界全体の取り組みを進め、エコシステムパートナーを結集し始めた年でした。その結果として得られたものこそ、さらに進化したPC体験です。

長い道のりでしたが、まだゴールに辿り着いたわけではありません。私たちがどこまで到達したのか、そしてこれからどこを目指すのかを考える良い機会だと思っています。

2018年を振り返ってみると、私たちはまず初めに、人々がPCに何を求め、何を最も必要としているのかを理解するための詳細な調査を行いました。これにはProject Athenaイノベーション・プログラムが含まれており、この調査により、私たちは人々が最も基本的なレベルで、日々のニーズに対応できるPCを求めているということがわかりました。個々人により少しずつ違いはありますが、人々は高性能なタッチスクリーンや信頼できる接続性、またはより良いフォームファクター・デザインなどの共通したニーズを持っていることが明らかになりました。それに加えて、人々が性能やバッテリー持続時間などにおいても、妥協をしないこともわかりました。

この調査に基づいて、私たちは、主にCPUレベルでのイノベーションに焦点を当てることから、プラットフォーム全体を視野に入れ、連携を強化したエンジニアリングへと進化する必要がありました。これは、CPUを超えて、グラフィックスや接続性といった近接したシリコン(アジェイセント・シリコン)、熱、バッテリー、ディスプレイ、システムメモリー、ストレージのような領域にまでおよぶことを意味しています。また、特定のオペレーティングシステムとユーザーが最もよく使用するアプリケーションに基づいて、ソフトウェアレベルで最適化する方法を探すことも必要でした。最後に、スタック全体で修正すべきところがないかを見直しました。

プラットフォーム全体を総合的に見ることで、業界トップの専門家を集めて各詳細を検討し、すべてにわたって最適な調整をすることで最高のコンピューティング体験を提供することができました。

この成果は、検証済みの新しい設計であるインテル® EvoTMプラットフォームで確認することができます。薄型軽量ノートPC向けの世界最高クラスのプロセッサーである第11世代インテル® CoreTMプロセッサーを搭載した、インテル® EvoTMプラットフォームは、150社を超えるパートナーと提携して設計されており、最高の体験を経験できることが実証されたノートPC向けに、140を超えるコンポーネントを提供しています。

» 画像を最大化する

この大規模な取り組みには、業界全体で100万時間以上が費やされました。たとえば、システムで最も電力を消費するディスプレイに着目することで、ノートPCのバッテリー寿命を延ばすことができました。2年前に需要が多かった1ワットのパネルを市場に投入するため、主要なサプライヤーや顧客と協力した結果、バッテリー寿命がさらに4~8時間延びました。現在、インテル®EvoTMプラットフォームの75%がこのパネルを活用しています。現在、インテル®EvoTMプラットフォームで認証された新しいデザインとして、Acer Swift 5、Asus ZenBook Flip S、Dell XPS 13、HP Spectre x 360、Lenovo Yoga 9 i、Samsung Galaxy Book Flex 5 Gなど、約40機種が世界中で提供開始されています。

今日、インテルの人工知能の知見を活用した、PCをよりスマートでセキュアなデバイスへと進化させることのできるコンパニオンチップとして、インテル® ビジュアルセンシングコントローラー (コードネーム「Clover Falls」) を、新たなプラットフォーム機能として発表いたしました。このコンパニオンモジュールは、まず企業向けシステムに搭載され、PCに新しい低電力機能を追加、周囲の状況を感知してPCを適応させることができます。たとえば、このモジュールにより、システムがユーザーの存在を検出した後、ディスプレイの明るさを自動的に調整することが可能になります。

Dell Latitude Mobility Products副社長のメガーナ・パトワーダン(Meghana Patwardhan)氏は、「インテルと協業することは、インテルの製品と連携するプロセッサーを購入すること以上の価値があります。連携を強化したエンジニアリングにおいての取り組みには、製品開発において発生する様々な特有の課題に対してインテルと共に取り組み、システム全体を考慮に入れるという献身的な姿勢が含まれています。これにより、私たちはビジネス・ユーザーに素晴らしい新プラットフォーム機能を提供することができます。」と述べています。

これは、このプラットフォーム・レベルのアプローチによって実現される多くの例の1つにすぎません。PCは、今まで以上に私たちの生活に欠かせないものとなっており、大切な人や物とのつながりを維持し、生産性のある有意義な生活のために、いつでもどこでも私たちの希望通りに支えてくれます。インテルは、革新を続け、業界全体でパートナー関係を維持し、最高のPC体験を実現するプラットフォームを提供し続けることを約束します。

クリス・ウオーカー(Chris Walker)は、インテルコーポレーションの副社長 兼 モバイル・クライアント・プラットフォーム本部 本部長です。ジム・ジョンソン (Jim Johnson)は、インテルコーポレーションの副社長 兼 クライアント・エンジニアリング本部 本部長です。

写真:インテルコーポレーションの副社長 兼 モバイル・クライアント・プラットフォーム本部 本部長であるクリス・ウォーカー氏(Chris Walker)が10 nm SuperFinプロセス技術に基づくウェハーを、第11世代インテル Coreプロセッサーの世界的な発表イベントのために掲げている様子。(クレジット:ウオルデン・カーチ(Walden Kirsch)/Intel Corporation)

薄型軽量ノートブックPC向けの世界最高のプロセッサー:業界のベンチマーク、Representative Usage Guideテスト、およびインテル® CoreTM i 7-1185 G 7プロセッサーの独自機能(AMD Ryzen 7 4800 Uとの比較を含む)の測定結果により、生産性、作成、ゲーム、コラボレーション、エンターテインメントの5つの主要用途で使用されています。詳細については、intel.com/11thgenをご覧ください。結果は異なる場合があります。

インテルEvoプラットフォーム搭載ノートブックPCの設計は、最高のPC体験を提供できることが実証されています:業界のベンチマークテストおよび代表的な使用ガイドにおける測定で高い結果を出し、プラットフォーム設計の中心にある第11世代インテル® CoreTM i 7プロセッサーの独自機能は、インテルの総合的なノートブックPCイノベーション・プログラムであるProject Athenaの一環として共同開発され、比類ないユーザーエクスペリエンスを実現するために、プレミアム仕様と主要なエクスペリエンス指標に対してテスト、測定、検証が行われています。詳細については、intel.com/Evoを参照してください。結果は異なる場合があります。

インテルについて

インテルは業界のリーダーとして、世界中の進歩を促すとともに生活を豊かにする、世界を変えるテクノロジーを創出しています。ムーアの法則に着想を得て、顧客企業が抱える大きな課題を解決する半導体製品を設計・製造し、その進化に向けて日々取り組んでいます。クラウド、ネットワーク、エッジ、あらゆるコンピューティング機器のインテリジェント化によりデータの価値を最大化し、ビジネスと社会をより良く変革します。インテルのイノベーションについては、https://newsroom.intel.co.jp またはhttps://intel.co.jpをご覧ください。
* Intel、インテル、Intel ロゴ、インテルのマークは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。