インテルのプロセッサーとFPGAという優れた組み合わせ

インテル® Arria® 10 FPGAを統合したインテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサーを発表

 

<ご参考資料>
* 2018年5月17日に米国で発表された資料の抄訳です。

 

インテル・コーポレーション
データセンター事業本部 副社長 兼 データセンター製品マーケティング/ストレージ担当ゼネラルマネージャー
ジェニファー・ハフステットラー

 

本日、インテル® Arria® 10 FPGAが統合されたインテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサーの提供を一部ベンダー向けに開始したことを発表でき、大変喜ばしく思います。このソリューションは、FPGAを統合したインテル® Xeon®プロセッサーの最初の量産製品であり、インテルによるAltera®の買収の重要な成果となるものです。業界をリードするFPGAソリューションとインテルの世界水準のプロセッサーの組み合わせにより、顧客は柔軟性に加え、ワークロードに最適化されたパフォーマンスと電力効率を備えた次世代のデータセンターシステムを構築できます。

 

インテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサー 6138Pにはインテル® Arria® 10 GX 1150が搭載され、ソケットあたり最大160GbpsのI/O帯域と、高度に連携したアクセラレーションのためのキャッシュ・コヒーレントなインターフェースを提供します。インテル® Arria® 10 GX 1150は独立したキャッシュ領域に加え、インテルのUltra Path Interconnect(UPI)バスを介して低レイテンシーかつキャッシュ・コヒーレントなアクセスを通じてプロセッサーとメモリーを共有できます。その他の標準的なシステム・インターフェース・バスとは異なり、インテル® UPIでは、データの所在地(コアキャッシュ、FPGAキャッシュ、またはメモリー)を問わず、データへのシームレスなアクセスが可能になります。また、冗長性を備えたデータストレージやDirect Memory Access(DMA)による転送の必要もありません。さらに、データ・コヒーレンシーにより、アプリケーションのプログラミングに関する複雑性を低減できるとともに、どのデータが最新のものかを特定するためのCPUサイクルが不要になります。

 

このシステムが備える機能を示すサンプルとして、FPGAを統合したインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー向けの新しい仮想スイッチのリファレンスデザインがあります。このリファレンスデザインでは、FPGAをインフラのデータプレーンのスイッチングに使用すると同時に、プロセッサーはアプリケーションまたは仮想マシンの処理を実行します。これにより、ネットワークの複雑性を解消するともにプロセッサーの生産性も向上します。また、このソリューションはOpen Virtual Switch(OVS)フレームワークとの互換性も備えており、FPGAによるアクセラレーションがない同等のプロセッサー上で稼働するOVSと比較して、半分のレイテンシーでスループットが3.2倍へと大幅に向上し、そして2倍以上の仮想マシンに対応できます1。さらに、インテルの提供するOVS-DPDKソフトウェアとのコード互換性により、運用における俊敏性を最適化するためのシンプルさと拡張性をデータセンターに導入することができます。

 

インテルの主要パートナーの1社である富士通では、インテルのFPGAとOVSリファレンスデザインを統合したインテル® Xeon®プロセッサー搭載システムを提供する予定です。富士通では、同社のパフォーマンスモニタリングやデバッグ補助の機能が提供する信頼性、可用性、保守(RAS)の特長を活用し、ネットワーク環境におけるインテルの仮想スイッチング向けリファレンスデザインの信頼性をさらに高めることに取り組んでいます。このソリューションは今週東京で開催される富士通フォーラムで紹介されます。

 

FPGAは、インテルのデータセンター向けワークロード最適化ソリューションのポートフォリオにおいて引き続き重要な役割を担っています。今後も引き続きデータセンターにおけるインテル® FPGAやその他のアクセラレーターの使いやすさを向上させるために取り組みます。また、導入のさらなる柔軟性を顧客に提供するために、インテルの描く将来のロードマップには、インテル® アクセラレーション・スタック (インテル® Xeon® CPU & FPGA対応)が実現する、より高速なコヒーレントやさらに強化された高帯域幅の相互接続性を備えたディスクリートなFPGAソリューションの計画が含まれています。このソリューションでは、FPGAを統合したインテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサーやインテル® プログラマブル・アクセラレーション・カード(PAC)ソリューションからのコードマイグレーションにも対応予定で、また帯域幅の強化やレイテンシーのさらなる低減のための最適化にも引き続き取り組んでいく予定です。

 

新たに提供されるFPGAを統合したインテル® Xeon®スケーラブル・プロセッサーの詳細は、下記URLをご参照ください。(英語サイト)
www.intel.com/accelerators

 

インテルについて

インテルは、テクノロジーの可能性を広げ、この上ない感動体験を提供します。インテルの詳細については、newsroom.intel.co.jp または intel.co.jp でご覧ください。

 

* Intel、インテル、Intel ロゴ、Xeon、Arriaは、米国および/またはその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。

 

  1. The Intel® Xeon® Gold 6138P processor with Integrated Arria® 10 GX 1150 FPGA delivers up to 3.2X throughput with half the latency and 2X more VMs when compared to Intel® Xeon® Gold 6138P processor with software OVS (Open Virtual Switch) DPDK forwarding in the CPU user space application. Configuration: 2x Intel® Xeon® Gold 6138P processor with Integrated Intel® Arria® 10 GX 1150 FPGA on Blue Mountain Pass (BMP) platform, 12 x 16GB Micron 2Rx8 DDR4 2666MHz (192GB total), 240GB Kingston SSD, 1xPCI-E 3.0 x8 slot and 1xPCI-E 3.0 x10 slot, Network NICs:1x 100G Alaska NIC and 2 x Intel® Ethernet Network Adapter XXV710-DA2 (25GbE NIC) (fw 5.50.47059 api 1.5 nvm 5.51 0x80002bf8 1.1568.0), Operating System: Ubuntu-16.04.3, OS Kernel: 4.4.0-116-generic, Bios: SE5C620.86B.01.00.0813.041020180320 (Release Date: 04/10/2018), uCode: mb750654_02000043, FPGA BBS v6.4.0_Production (GBS 6.4.0, OPAE-0.12.1, Lib switch OPAE ver 1.1), VM opearting system: Ubuntu 17.10, OS Kernel: 4.13.0-31-generic, Benchmark: Open vSwitch 2.9.0, Compile ver: DPDK with “-Ofast”, OVS with ./configure –with-dpdk=<DPDK SDK PATH>/x86_64-native-linuxapp-gcc make CFLAGS=“-Ofast -march=native”, Other software: DPDK version 17.11. Compared to 2x Intel® Xeon® Gold 6138P processor on Blue Mountain Pass (BMP) platform, 12 x 16GB Micron 2Rx8 DDR4 2666MHz (192GB total), 240GB Kingston SSD, 1xPCI-E 3.0 x8 slot and 1xPCI-E 3.0 x10 slot, Network NICs:1x 100G Alaska NIC and 2 x Intel® Ethernet Network Adapter XXV710-DA2 (25GbE NIC) (fw 5.50.47059 api 1.5 nvm 5.51 0x80002bf8 1.1568.0), Operating System: Ubuntu-16.04.3, OS Kernel: 4.4.0-116-generic, Bios: SE5C620.86B.01.00.0813.041020180320 (Release Date: 04/10/2018), uCode: mb750654_02000043, VM opearting system: Ubuntu 17.10, OS Kernel: 4.13.0-31-generic, Benchmark: Open vSwitch 2.9.0, Compile ver: DPDK with “-Ofast”, OVS with ./configure –with-dpdk=<DPDK SDK PATH>/x86_64-native-linuxapp-gcc make CFLAGS=“-Ofast -march=native”, Other software: DPDK version 17.11.

 

The benchmark results may need to be revised as additional testing is conducted. The results depend on the specific platform configurations and workloads utilized in the testing, and may not be applicable to any particular user’s components, computer system or workloads. The results are not necessarily representative of other benchmarks and other benchmark results may show greater or lesser impact from mitigations. Software and workloads used in performance tests may have been optimized for performance only on Intel microprocessors.  Performance tests, such as SYSmark and MobileMark, are measured using specific computer systems, components, software, operations and functions.  Any change to any of those factors may cause the results to vary.  You should consult other information and performance tests to assist you in fully evaluating your contemplated purchases, including the performance of that product when combined with other products. For more information go to http://www.intel.com/performance.

インテルについて

インテル(NASDAQ: INTC)は、半導体業界をリードする企業として、世界中の技術革新の基盤となるコンピューティングや通信の技術により、データを中心とした未来を創造します。技術的な優位性を基盤に、世界中のさまざまな課題の解決だけでなく、クラウドからネットワーク、エッジ、そしてそれらをつなぐあらゆるモノに至るまで、スマートかつつながっている世界を支える数十億ものデバイスやインフラを安全に接続するための支援に取り組んでいます。インテルの詳細については ニュースルーム またはインテルの Webサイト をご覧ください。

Intel、インテル、Intel ロゴは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。