2010 年 8 月 31 日
* 2010 年 8 月 30 日に米国ならびにドイツで発表されたプレスリリースの抄訳です。
* インテル株式会社とインフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社両社から配信するため、一部重複してお届けすることをご了承ください。
ニュース・ハイライト
- インテルがインフィニオンの無線ソリューション事業(WLS)を約 14 億米ドルの現金で買収。買収は 2011 年第 1 四半期に完了予定
- WLS 売却によりインフィニオンは自動車、インダストリー、セキュリティー技術の分野における業界リーダーの地位を拡大
- WLS は独立した事業として運営。インテルは、ARM ベースの製品のサポートを含む、WLS の既存顧客へのサービスを継続
- 今回の買収はインテルの Wi-Fi および 4G WiMAX 製品群をインフィニオンの 3G 技術などを取り入れることにより拡張し、LTE 技術の推進に向けたインテルの計画を支援。買収した技術は、インテル® Core™ プロセッサーベースのノートブック PC、スマートフォン、ネットブック、タブレット、組込みコンピューティングなど多様なインテル® Atom™ プロセッサーベースの機器に活用
- 今回の買収はインテルのコンピューティング戦略の柱であるインターネットへの接続性を強化
インフィニオンテクノロジーズ(本社:ドイツ、ノイビーベルク)とインテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、インテルがインフィニオンの無線ソリューション事業(WLS)を約 14 億米ドルの現金取引で取得する契約で合意に達したと発表しました。
世界のトップ電話機器メーカー向けの携帯電話プラットフォーム・プロバイダー大手である WLS は、独立した事業として既存のお客様にサービスを提供します。WLS はまた、スマートフォンからノートブック PC、組込み機器まであらゆるコンピューティングをインターネットに接続するというインテルの戦略に貢献することになります。
インテル コーポレーション 社長 兼 CEO(最高経営責任者)のポール・オッテリーニは「無線ソリューションに対する世界規模の需要は、驚くべき速度で拡大を続けています。インフィ二オンの WLS 事業の買収により、インテルのコンピューティング戦略における第二の柱であるインターネットへの接続性を強化し、Wi-Fi、3G から WiMAX、LTE まで広範な無線機能に対応する製品ポートフォリオを提供することが可能になります。より多くの機器がコンピューター化しインターネットに接続する中、インテルは、ノートブック PC、および携帯端末、またその他全てのコンピューティング領域における成長機会でのインテルの優位性を確実にします」と述べています。
インフィニオン CEO(最高経営責任者)のピーター・バウアーは「WLS の売却はインフィニオンの価値を強化するための戦略的決定です。我々は今、主要なセグメントであるオートモーティブ(ATV)、インダストリアル・マルチマーケット(IMM)、チップカード・セキュリティ(CCS)の力強い成長に向けて、リソースを十分集約させることが可能になりました。その結果、全てのインフィニオンのお客様、従業員、株主に素晴らしい見通しをもたらします。我々は今回の取引から大きな恩恵を受けます。過去数年間に渡る従業員および経営陣の類まれな努力により、WLS 事業は相応しい新たな経営者と共にさらなる成長を実現する素晴らしい状況にあります」と述べています。
WLS 買収はインテルおよびインフィニオンによる戦略的決定です。WLS はインテルの既存資産を補完し、モバイル・コンピューティング、スマートフォン、組込みコンピューティング分野での成長を可能にします。インフィニオンは今回の取引により、エネルギー効率、モビリティー、セキュリティーの現代社会における 3 つの重要課題に集中して対応することができます。
インテルの目標は、モバイルおよび組込み製品の提供を拡大し、さらに多くの顧客や、スマートフォン、タブレット、ネットブック、ノートブック PC、組込みコンピューティング機器などの新たな市場セグメントを支援することです。この取り組みを通じ、インテルはその中核となる強みと WLS が持つ業界最高水準のセルラー技術を連携させ、アプリケーション・プロセッサーと拡張された無線製品群を統合した、低電力なインテル・ベースのプラットフォームの提供を可能にすることで、インテルの Wi-Fi および WiMAX におけるリーダーシップと、WLS の 2G および 3G におけるリーダーシップ、そして 4G LTE の推進への取り組みを結集します。
インテルは WLS が成長を続け、既存の顧客営業、プロジェクトおよびサポートの継続を確保するため、独立した事業形態を持続することを期待しています。WLS は既存のお客様に対して、ARM ベースの製品や最先端の薄型 3G モデムソリューションを搭載したインテル・ベースのアプリケーション・プロセッサー・プラットフォームを含む、最良のソリューションを提供していきます。
WLS は現在、スマートフォンおよび超低コストなエントリーレベルの電話向け無線モビリティーおよび携帯電話プラットフォーム分野において業界をリードしています。WLS はベースバンド・プロセッサー、無線(RF)トランシーバー、電力管理集積チップ(ICs)、追加接続機能、シングルチップ・ソリューションおよび対応するシステム・ソフトウェアを提供します。これにより通信ネットワークのバックボーンからエンドユーザーの端末まで、円滑な音声送信や高速データ通信を可能にします。年間売上高 9 億 1700 万ユーロを誇る WLS は、インフィニオンの 2009 会計年度売上高 30 億 3000 万ユーロの 30%を占めます。
インテル取締役会、インフィニオン監査役会および取締役会はこの買収を承認しています。買収は規制当局の認可、ならびに合意に記述されているその他の条件に従った上で、2011 年第 1 四半期に完了する予定です。
インテルについて
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
インフィニオンについて
インフィニオンテクノロジーズ(Infineon Technologies AG)は、ドイツのノイビーベルクに本社を置き、エネルギー効率、モビリティ、セキュリティという現代社会が抱える 3 つの大きな課題に対応する半導体およびシステムソリューションを提供しています。2009 会計年度(9 月決算)の売上高は 30.3 億ユーロ、従業員は世界全体で約 2 万 5,650 人でした。インフィニオンは世界的に事業を展開しており、米国ではカリフォルニア州ミルピタス、アジア太平洋地域ではシンガポール、そして日本では東京の各子会社を拠点として活動しています。インフィニオンは、ドイツではフランクフルト株式市場、米国では店頭取引市場の OTCQX に株式上場されています。
インフィニオンについての情報は次の URL をご参照ください。
本社サイト: http://www.infineon.com(英語)
日本法人サイト: http://www.infineon.com/jp
* Intel、インテル、Intel Core、インテル Atom、Intel ロゴは、米国および他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
