インテル
オフィス内電力の有効活用に向けた実証実験を開始
~ ノートブック PC をオフィス環境および体感温度の収集機器として活用 ~
2012 年 4 月 9 日
インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役社長 吉田 和正)は昨今の電力節減に対する世界的な意識の高まりを受けて、本日、オフィス内電力の有効活用に向けた実証実験を開始したと発表しました。本実証実験では、業務で使用するノートブック PC を環境および利用者の体感温度を収集する機器として活用し、オフィス環境の電力管理システムに対して電力削減に有効な情報を提供できるか検証を行います。
今日、日本において節電意識は非常に高まっており、世界でも ZEB(Zero Energy Building)に向けた規制や意識が向上しています。そのような中で、既存の BEMS(Building Energy Management System)をより高度にし、費用負担の少ないソリューション構築に対する需要が高まっています。
今回実施する実証実験では、インテル東京本社の従業員 50 名を対象にノートブック PC へ気温・湿度・照度を計測できるセンサーを取り付け、オフィスの環境情報を収集します。また、インテルが開発したソフトウェアを通じて従業員が室温をどのように感じているかを調査します。センサーにより収集される環境情報と従業員の環境に対する感覚(暑い、寒いなど)情報とともに、天候や外気温など様々な要素と組みわせた解析を行い、オフィス環境を管理するシステムに対して電力削減に有効な情報を提供できるか検証します。
本実証実験の概要は以下のとおりです。
実施時期:2012 年 4 月 9 日~2012 年 5 月 11 日
対象ユーザー:インテル株式会社 東京本社勤務従業員 約 50 名
利用端末の主な仕様:
- インテル® Core™ i5 プロセッサー搭載ノートブック PC / Ultrabook™
- 試作センサー(気温・湿度・照度を計測)
- ソフトウェア(Personal Office Energy Monitor)

今後、インテルはセンサーを活用した新しいパソコンの利用モデルを確立・推進し、センサー内蔵パソコンの普及と社会的課題への貢献を目指し、業界各社および研究機関との協力を進めます。
本実証実験に対し、東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授の江崎 浩 氏は「センサーを有効に活用することは今すぐに実現可能であり、今後は多数のセンサーが有機的に結合し、さらなる効率的な運用と人にやさしい運用に貢献すると期待しています。インテルのこの取組みは、人間に一番近いところから情報を集め、それを活用することに価値があると感じています。現在進めている東大グリーン ICT プロジェクト * との協調により、世界に対してさらなる貢献ができることを期待します」と述べています。
インテルについて
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
以上
* 東大グリーン ICT プロジェクト(代表:江崎 浩,http://www.gutp.jp/):東京大学工学部 2 号館を用いた大規模センサーネットワーク・プロジェクト。エネルギー消費の詳細な情報をセンサーにより収集し可視化することで、消費エネルギーの 31% 削減を実現しています。
* Intel、インテル、Intel ロゴ、インテル Core 、Ultrabookは、米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
