インテル、コンパニオン・デバイスの革新を加速させるタブレット機器向け最新のインテル® Atom™ プロセッサーを発表
~インテル® Atom™ プロセッサー・ファミリーとともにインテルの製造技術を強化し、「ムーアの法則」を上回るペースの製品化を計画~
2011 年 4 月 12 日
ニュース・ハイライト
- Evolve III*、富士通*、Lenovo*、Motion Computing*、Razer*、Viliv*などの主要システム・メーカーが、「OakTrail」(開発コード名)搭載の革新的なタブレット機器を 5 月より販売開始。年内に 35 機種以上が発表予定
- ネットブックおよびエントリーレベルのデスクトップ PC 向け次世代プラットフォームである「Cedar Trail」(開発コード名)には、インテル® ワイヤレス・ミュージック、インテル® ワイヤレス・ディスプレイ、PC シンク機能、ファーストブート機能を搭載。メディア機能やグラフィックス機能、省電力性能もさらに強化
- 組込み向けインテル® Atom ™ プロセッサー Z670 は、従来より小型化・薄型化されたファンレス機器を可能にする、携帯型の医療補助機器、産業用タブレット機器、携帯 POS 端末など、PC の枠を超えた革新を実現
- インテル® Atom ™ プロセッサーの製品ラインアップを強化するために、今後 3 年間で 3 つの新しいプロセス技術を採用し、「ムーアの法則」を上回るペースで新製品を市場へ投入予定
- インテル® Atom ™ プロセッサー・プラットフォームは、Google* Android*、MeeGo*、Windows*などをサポートする、インテルの“オペレーティング・システム・オブ・チョイス”戦略に基づき、ユーザーに合わせた体験を提供
インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役社長 吉田 和正)は、本日インテル® Atom™ プラットフォーム製品(開発コード名:Oak Trail)を発表しました。本製品を搭載した製品は、2011 年 5 月から年末にかけて、順次販売される予定です。Evolve III*、富士通*、Lenovo*、Motion Computing*、Razer*、Viliv* などのシステム・メーカー各社から、Oak Trail を搭載した各種 OS 対応の画期的なタブレット機器やハイブリッド端末が、35 機種以上発売されます。
中国・北京で開催される開発者向け会議「インテル・デベロッパー・フォーラム(IDF)」において、現在、開発中の 32nm(ナノメートル)プロセス技術に基づく次世代のインテル® Atom ™ プラットフォーム製品である「Cedar Trail(開発コード名)」について、一部が公開されました。このソリューションは、ファンレスで美しく、静音化され、かつデザイン性に優れた新しいデバイスを実現するものであり、新しいネットブックやエントリーレベルのデスクトップ PC、オールインワン PC の設計を可能にします。
インテル コーポレーション副社長 兼 ネットブック&タブレット製品事業部長のダグ・デイビスは「インテルの新しい Atom™ プラットフォームである Oak Trail(開発コード名)およびそれに続く Cedar Trail(開発コード名)は、ネットブックやタブレット機器で素晴らしいパーソナルかつモバイル体験を実現するというインテルの継続的な取り組みを示すものです。これは、長時間のバッテリー寿命と性能を向上するという、インテルがアーキテクチャーの強化に取り組んできた証といえます。インテル® Atom™ プロセッサー製品群は、ムーアの法則を上回るスピードで開発が進められており、今後 3 年間で 3 つのプロセス技術を採用した新製品を市場投入する計画です」と述べています。
Oak Trail プラットフォームを構成する、新製品のインテル® Atom™ プロセッサー Z670 は、パフォーマンスを犠牲にすることなく、動画再生機能の向上、スムーズなインターネット・ブラウジング、そしてバッテリー駆動時間の向上を実現させます。Oak Trail では、1080p ビデオのデコードや HDMI への対応によりリッチ・メディアの取り扱いが可能になるほか、このプラットフォームは、Adobe* Flash テクノロジーにも対応し、リッチ・コンテンツや Flash ベースのゲームを楽しむことができます。
優れた電力効率におけるこれらの重要な向上点とともに、インテル® Atom™ プロセッサー Z670 は、Google* Android*、MeeGo*、Windows* などさまざまな OS 上でアプリケーションを稼働させることができます。このインテルならではの柔軟性によって、タブレット機器、あるいはタブレット機器とネットブックの両方の長所を組み込んだハイブリッド機器でこれまでにない体験を実現するとともに、新たな選択肢を広げることができます。
また、新しいプラットフォームでは、グラフィックス機能とメモリー・コントローラーが直接プロセッサー上に搭載されるため、従来より小型化・薄型化した効率の良いデバイスを提供できます。新しいプロセッサーは従来製品に比べ 60%小さなサイズで、ファンレス機器に対応した省電力設計により、バッテリーを最大 1 日持続することができます*1。さらに拡張インテル® ディーパースリープなどの機能も追加され、最適化されたインテル® SpeedStep® テクノロジーとともに非アクティブ時の消費電力をさらに低減します。統合化された HD デコード・エンジンは、わずかな消費電力で 1080p の HD ビデオをスムーズに再生することができます。
さらにインテル® Atom™ プロセッサー Z670 はインテル® SM35 Express チップセットを採用し、高速 USB 2.0 の採用による高いパフォーマンスの実現、インテル® ハイ・ディフィニション・オーディオによるホームシアター並みの高音質を提供すると同時に、鉛フリー *2、ハロゲンフリー *3 を実現しています。
インテル® Atom™ プロセッサー Z670 には、タブレット機器向け製品に加えて、Windows および MeeGo OS 対応の組込み機器向けインテル® Atom™ プロセッサー Z650 を 7 年のライフサイクル・サポートで提供します。
インテルの業界最先端技術である 32nm(ナノメートル)プロセス技術に基づいた次世代の Cedar Trail(開発コード名)プラットフォームでは、Blu-ray 2.0 への対応、フル 1080p ビデオ再生の専用メディアエンジンや、HDMI 出力、DisplayPort などのデジタル・ディスプレイ用追加オプションなどのグラフィックス機能が強化されます。また、インテル® ワイヤレス・ミュージック、インテル® ワイヤレス・ディスプレイ、PC シンク機能、ファーストブート機能などの新機能が搭載されるほか、低消費電力化と TDP の向上により、ファンレスでバッテリーの持続時間を向上させる設計が可能になります。このためファンの雑音がない高音質を実現でき、耐久性やデザイン性も向上します。現在インテルでは、主要システム・メーカーなどに向けて、Cedar Trail のサンプル出荷を開始しています。Cedar Trail プラットフォームを採用した画期的な次世代モバイル製品やデスクトップ製品は、2011 年後半に登場する見込みです。
製品に関する詳細情報、ビデオ、製品画像、ベンチマークについては、 www.intel.com/newsroom/atom をご覧ください。
インテルについて
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
* Intel、インテル、インテル Atom、Intel ロゴは、米国および他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
*1 性能に関するテストに使用されるソフトウェアとワークロードは、性能がインテル® マイクロプロセッサー用に最適化されていることがあります。SYSmark* や MobileMark* などの性能テストは、特定のコンピューター・システム、コンポーネント、ソフトウェア、操作、機能に基づいて行ったものです。結果はこれらの要因によって異なります。製品の購入を検討される場合は、他の製品と組み合わせた場合の本製品の性能など、ほかの情報や性能テストも参考にして、パフォーマンスを総合的に評価することをお勧めします。詳細については、http://www.intel.com/performance/をご参照ください。
*2 インテル® 45nm 製品は、鉛を使用しない工程で製造されています。EU RoHS 指令(2002/95/EC、Annex A)に準拠した鉛フリーです。製品パッケージに使用されるその他の部品に、RoHS の免除規定が適用される場合があります。
*3 防火材および PVC を含む部品にのみ適用。ハロゲンは、臭素が 900 PPM 以下、塩素が 900 PPM 以下、臭素と塩素の化合物が 1500 PPM 以下となっています。
