インテル、データセンター向け SATA ソリッド・ステート・ドライブを発表
~ 高耐久性技術の採用で高い性能と信頼性を実現するインテル® SSD710 シリーズ ~
2011 年 9 月 15 日
ニュース・ハイライト
- 高耐久性、高性能、高信頼性のエンタープライズ向けマルチレベル・セル(MLC)SATA ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)の「インテル® SSD710 シリーズ」を発表
- 25 ナノメートル(nm)プロセスに基づく MLC NAND フラッシュ・メモリーを採用し、100G バイト、200G バイト、300G バイトの製品を展開
- 高耐久性技術の採用により MLC の価格帯で、シングル・レベル・セル(SLC)SSD と同等の耐久性を実現。データセンターのストレージに最適
インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役社長 吉田 和正)は、本日、インテル® X25-E Extreme SATA SSD の後継製品として、マルチレベル・セル(MLC)採用のデータセンター向けソリッド・ステート・ドライブ(SSD)の新製品「インテル® SSD710 シリーズ」を発表しました。
従来製品のインテル® X25-E SATA Extreme SSD が、高価格帯のシングルレベル・セル(SLC)NAND 型フラッシュ・メモリーを搭載していたのに対し、インテル® SSD 710 シリーズは高耐久性技術(HET)採用の 25 ナノメートル(nm)プロセス技術に基づく MLC NAND 型フラッシュ・メモリーを採用することにより、データセンター、金融サービス、組込み機器、インターネット・ポータル、検索エンジンをはじめとする要求の厳しいストレージやサーバーの要件に必要な耐久性と性能を低価格帯で提供します。
インテル コーポレーション 副社長 兼 NAND ソリューション事業部長のロブ・クルークは「インテル® SSD710 シリーズは、高耐久性技術採用のインテルの 25nm プロセスに基づく MLC NAND 型フラッシュ・メモリーより、データセンター事業者や組込みユーザーに最高水準の耐久性と性能を提供します。インテルの SSD は、性能、信頼性、価値の高さから、多くのデータセンターで採用実績があります。インテル® SSD710 シリーズは、現在発売中の MLC SSD の 30 倍以上の書込み耐久性を備え、さらに性能の向上、停電時のデータ保護や NAND の冗長アレイなど、信頼性向上のための機能が加えられています」と述べています。
インテル® SSD710 シリーズは、SLC NAND 型 SSD とほぼ同等の耐久性を実現しながら、より大容量かつコスト効率に優れた MLC NAND 型フラッシュ・メモリーを採用しました。最大 1.1 ペタバイト(PB)の書込み耐久性を実現し、容量は 100G バイト、200G バイト、300G バイトの製品から選択できます。
インテル® SSD710 シリーズは、読込み/書込みの多いアプリケーションをターゲットにしており、ドライブ全域の IOPS(Input/Output Per Second)において、4K ランダム書込み値で最高 2,700 IOPS、4K ランダム読込み値で最高 3 万 8,500 IOPS を実現し、SLC SSD や冗長化されたエンタープライズ向けのハードディスク・ドライブ(HDD)の置き換えに最適です。インテル® SSD710 シリーズは性能だけではなく、消費電力の高い多数の HDD を 1 台の SSD で置き換えることで、データセンターの電力消費量を大幅に削減します。
シスコの製品管理担当バイス・プレジデントであるデビッド・ローラー氏は「シスコとインテルの両社は、緊密に連携しながらデータセンターにおけるサーバーの要件に注目してきました。今日、企業の情報システム部門では、サーバーのメモリー不足を経験する事例が増えており、サーバーには容量や性能だけでなくメモリー密度も必要とされています。インテル® Xeon® E7-2800 プロセッサー採用の Cisco UCS B230 M2 サーバーは、2 ソケット・ハーフワイドのサイズに、最高水準のメモリー密度と容量を搭載しています。シスコでは、インテル® SSD 710 シリーズを使用して、9 月には 100G バイトのドライブ 2 台、今年秋には最大 300G バイトのドライブ 2 台により UCS B230 の性能とストレージ容量をより一層向上させる予定です」と述べています。
さらに、インテル® SSD710 シリーズには高信頼性とセキュリティー機能を備えています。停電時のデータ損失の可能性を低減するデータ保護の強化、NAND セル異常時にシステムを保護する冗長型の NAND フラッシュ・メモリーによるデータ・セキュリティーの強化、外部の脅威または内部のシステム問題からデータを保護する 128 ビット事前設定の暗号化技術による新暗号規格 Advanced Encryption Standard(AES)、内部温度センサーを含む温度監視・報告システムによってダウンタイムを最小限に抑えるための 2 つの自己診断機能(SMART)などを搭載しています。
高頻度の書込み利用用途を想定して設計されたインテル SSD 710 は、80 %以上の書込み耐久性を実現し、優れたストレージ価値を実現しています。インテル HET 採用の NAND とインテル独自の NAND 管理機能は、MCL SSD の書込み耐久性を向上しています。インテル HET は、インテルが開発したファームウェア、コントローラおよび常時稼動のデータセンターや科学、金融などの高負荷の使用モデルに最適化された高サイクル NAND で構成されています。インテルのファームウェアには、最適化されたエラーの回避テクニック、書込みアルゴリズムと業界標準のエラー訂正コード(ECC)を超えたシステムレベルのエラー管理機能が含まれています。
インテル® SSD710 シリーズに関する仕様は以下の通りです。価格は OEM 向け出荷価格です。小売製品の価格は異なります。
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製品名 |
容量 |
シーケンシャル |
1 千個受注時の単価 |
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インテル® SSD710 |
100G バイト |
270MB/s / 170MB/s |
@50270 円 |
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200G バイト |
270MB/s / 210MB/s |
@99840 円 |
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300G バイト |
270MB/s / 210MB/s |
@149410 円 |
インテル SSD に関する詳細情報は、http://www.intel.com/newsroom/ssd をご参照ください。
インテルについて
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
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