インテル、基幹業務コンピューティングを支えるインテル® Xeon ® プロセッサー E7 ファミリーを発表

インテル、基幹業務コンピューティングを支えるインテル® Xeon ® プロセッサー E7 ファミリーを発表

~ 新たな記録を樹立する高い性能と、セキュリティー、信頼性、電力効率をさらに向上させる新機能を搭載したインテル® Xeon® プロセッサー ~

2011 年 4 月 6 日

ニュース・ハイライト

  • 信頼性、可用性、セキュリティー、性能のすべての面で既存製品を上回り、急増する基幹業務のワークロードに対応したインテル® Xeon ® プロセッサー E7 ファミリー
  • 2 つの新たなセキュリティー機能で、業界最高水準のデータ保全性とシステムの高可用性を実現
  • 最大 10 コア、20 スレッドに対応し、前世代製品と比べ最大 40%の性能向上 *1。ワークロードに応じて電力消費量を動的に調節する新機能の搭載で、電力効率がさらに向上
  • RISC コンピューティング環境からインテル・アーキテクチャーへの移行を加速

 インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役社長 吉田 和正)は、本日、新機能によってさらに向上したセキュリティーおよび信頼性を備え、世界最高の性能を達成した最新のサーバー向けプロセッサー製品「インテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリー」を発表しました。この新製品群は企業の IT 部門が大容量データを扱う環境に対応し、基幹業務コンピューティングの流れを一層加速させます。

 性能面で新たな記録を打ち立てたインテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリーは、インテルの前世代のサーバー向けプロセッサーをベースに構築され、ビジネス・インテリジェンス、リアルタイム・データ分析、仮想化などの基幹業務アプリケーションのための新たな基準を築きます。また、この新たなプロセッサーによって基幹業務環境は一層堅固に保護され、高度なセキュリティー機能によってデータ保全性も確保されます。

 インテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリーは、業界最先端の 32 ナノメートル(nm)プロセス技術で製造されています。同ファミリーは、インテル® ハイパー・スレッディング・テクノロジーおよび最大 10 コア(合計 20 スレッド)まで対応し、前世代のインテル® Xeon® プロセッサー 7500 番台と比べて最大 40%性能を向上します。また、プロセッサーのアイドル時の消費電力を削減する新たな省電力機能も搭載されています。今後、全世界のシステム・メーカーから、インテル® Xeon ® プロセッサー E7 ファミリーを搭載した 35 以上のシステムが出荷される見込みです。

 インテル コーポレーション 副社長 兼 データセンター事業部長のカーク・スカウゲンは、「インテルでは過去 10 年以上にわたって、基幹業務コンピューティング向けサーバー導入の経済性を変革してきましたが、本日、その水準をさらに向上させようとしています。新しいインテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリーは、世界最高の性能と、セキュリティー、信頼性、電力効率をさらに向上します。インテル史上かつてない勢いで、業界は新しいサーバー向けプロセッサー・アーキテクチャーへ移行しています。基幹業務アプリケーションのために、企業の IT 部門がコストのかかる特有の RISC アーキテクチャーを導入せざるを得ない時代は、終わりを迎えようとしています」と述べています。

従来の記録を塗り替える高性能、高い電力効率

 新たなインテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリーは、2 ソケット、4 ソケット、8 ソケットサーバー向けに 18 種類の新しいプロセッサー製品を揃え、最大 256 ソケットまでのサーバー構成が可能です。性能に関する数々の世界記録を塗り替え、大量のデータ処理を伴う分野では、前世代製品に比べて最大 40%性能を向上し、科学研究や金融サービスなど処理速度が必要とされる領域で、基幹業務アプリケーションの速度と正確性を強化できます。新しいインテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリーには業界最高の仮想化機能が搭載されており、仮想マシン上での性能も前世代製品と比べ最大 25%向上*3 しています。

  IT 管理者は 18 台のデュアルコア・サーバーをインテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリー搭載のサーバー 1 台に置き換え*2、経済効率の向上を図ることができます。インテル® Xeon ® プロセッサー E7 ファミリーは、既存製品に搭載されている高度な電力管理機能に加え、アイドル時の消費電力をワークロードに応じて動的に削減するインテル® インテリジェント・パワー・テクノロジーを追加で搭載し、増大する電力コストへの対処に貢献します。

 インテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリーは、気候モデリング、リアルタイムのビジネス分析など計算処理を多用するさまざまな基幹業務分野アプリケーションなどのより高い性能への必要性に応えるため、インテルはインテル® Xeon ® E7-8870、E7-4870 および、E7-2870 プロセッサーをはじめとする 10 種類の 10 コア・プロセッサー製品を揃えています。いずれの製品も TDP(熱設計電力)は、130 ワットで、動作周波数は 2.4GHz です。

 インテルは今回、低電圧版製品と高い動作周波数に特化した新製品も発表しました。低電圧版製品である 10 コア・プロセッサーのインテル® Xeon ® E7-8867L プロセッサーは、TDP105 ワットで動作周波数 2.13 GHz、高い動作周波数に特化した 8 コア・プロセッサーのインテル® Xeon ® E7-8837 プロセッサーは TDP130 ワットで 2.67GHz で動作します。

 インテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリー搭載プラットフォームでは、4 ソケット・システムに 2 テラバイトの大容量メモリーが搭載可能です。ほとんどの製品にはインテル® ターボ・ブースト・テクノロジー、インテル® ハイパー・スレッディング・テクノロジーおよびインテル® バーチャライゼーション・テクノロジー(VT)が搭載され、必要に応じて性能を引き上げ、マルチタスク処理を容易にし、信頼性や運用管理性を向上させます。

基幹業務分野における安全性と信頼性の新たな基準

 主力製品であるインテル® Xeon® プロセッサー 5600 番代に搭載されているインテルの最先端のセキュリティー技術が、今回、インテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリー搭載プラットフォームの導入によって、基幹業務サーバーの分野でも利用できるようになります。インテル® AES New Instruction (インテル® AES-NI)という新しい命令セットは、さまざまなアプリケーションで運用されるデータの暗号化・復号化処理を高速化し、インテル® トラステッド・エグゼキューション・テクノロジー(インテル® TXT)によってプラットフォームの安全な起動環境を実現し、悪意ある脅威からアプリケーションを守ります。これらのセキュリティー機能は仮想化環境で連携して動作し、起動時、移行時、停止時においてより安全な仮想化環境を実現し、さらなる優れた性能と機能性を確保します。

業界からの幅広い支持

 本日の発表以降、全世界のシステム・メーカーから、35 製品以上のインテル® Xeon ® プロセッサー E7 ファミリー搭載プラットフォームが発表される見込みです。Bull*、Cisco*、Cray*、Dawning*、 Dell*、富士通*、日立製作所*、HP*、Huawei*、IBM*、Inspur*、Lenovo*、NEC*、Oracle*、PowerLeader*、Quanta*、SGI*、Supermicro*、Unisys*などのメーカーが対応製品の発売を予定しています。

 IBM*、Microsoft*、Oracle*、Red Hat*、SAP AG*、VMware*など、多数のエンタープライズ向けソフトウェア・ベンダーもインテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリーに対応する見込みです。

小規模ビジネスに最適なサーバー

 インテルはまた、コラボレーション・ツールからストレージ、バックアップ・アプリケーションまで、小規模ビジネス向けアプリケーションに適したエントリーサーバー向けプロセッサー、インテル® Xeon® プロセッサー E3 ファミリーを発表しました。インテル® Xeon® プロセッサー E3 ファミリーは前世代製品に比べ最大 30%の性能向上を実現するほかに、同様のアプリケーションをデスクトップ PC 上で稼働した場合に比べ、さらに高い処理速度や信頼性を提供します。また誤り訂正符号(ECC)に対応し、データ破損やダウンタイムの原因となるグリッジを防ぐことによってシステムの信頼性を高めます。さらにセキュリティーの脅威にさらされる小規模ビジネスに対し、インテル® Xeon® プロセッサー E3 ファミリーはインテル® AES-NI およびインテル® TXT を搭載することで貴重なデータの保全性を確保します。

 本日発表されたインテル® Xeon® E3-1260L およびインテル® Xeon® E3-1220L プロセッサーをはじめとする低消費電力のサーバー向け新製品は、既に公開したマイクロサーバー向けに適したプロセッサーであり、またインテル® Xeon® プロセッサー E3 ファミリーはワークステーション向けにも適したプロセッサーです。

製品仕様と価格

製品名

型番

動作

周波数

キャッシュサイズ

TDP

インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー

インテル® ハイパー・スレッディング・テクノロジー

コア / スレッド数

価格

1 千個受注時の単価

                    インテル® Xeon ® プロセッサー E7 ファミリー

E7-8870

2.4GHz

30MB

130W

対応

対応

10/20

@377,540 円

E7-8860

2.26GHz

24MB

@332,150 円

E7-8850

2GHz

@250,200 円

E7-8830

2.13GHz

105W

8/16

@186,480 円

E7-8867L

2.13GHz

30MB

10/20

@341,230 円

E7-8837

2.67GHz

24MB

130W

非対応

8/8

@186,480 円

E7-4870

2.4GHz

30MB

対応

10/20

@359,390 円

E7-4860

2.26GHz

24MB

@313,910 円

E7-4850

2GHz

@232,040 円

E7-4830

2.13GHz

105W

8/16

@168,410 円

E7-4820

2GHz

18MB

@118,270 円

E7-4807

1.86GHz

95W

非対応

6/12

@72,790 円

E7-2870

2.4GHz

30MB

130W

対応

10/20

@345,730 円

E7-2860

2.26GHz

24MB

@300,170 円

E7-2850

2GHz

@209,220 円

E7-2830

2.13GHz

105W

8/16

@145,500 円

E7-2820

2GHz

18MB

@109,110 円

E7-2803

1.73GHz

非対応

6/12

@63,310 円

                                          インテル® Xeon ® プロセッサー  E3 ファミリー

E3-1280

3.50GHz

8MB

95W

対応

対応

4/8

@50,060 円

E3-1275

3.40GHz

@27,730 円

E3-1270

80W

@26,830 円

E3-1260L

2.40GHz

45W

@24,050 円

E3-1245

3.30GHz

95W

@21,430 円

E3-1240

80W

@20,450 円

E3-1235

3.20GHz

95W

@19,630 円

E3-1230

80W

@17,580 円

E3-1220L

2.20GHz

3MB

20W

2/4

@15,460 円

E3-1225

3.10GHz

6MB

95W

対応

非対応

4/4

@15,870 円

E3-1220

8MB

80W

@15,460 円

インテル® Xeon® プロセッサー製品の詳細については http://www.intel.co.jp./jp/go/xeon/ を、また、世界記録の詳細、その他の記述に関しては、http://www.intel.com/performance/server/ をご参照ください。

インテルについて

インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。

以上

* Intel、インテル、Intel Xeon、Intel ロゴは、米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。

*1 SPECint*_ rate_base2006 のスコアに基づく評価(Intel SSG TR # 1131)。インテル® Xeon® E7-4870 プロセッサー(2.40GHz、30M キャッシュ、6.40GT/s インテル® QPI)のスコア 1,010(インテルの XE2011 コンパイラーによる 11 %の性能の向上を含む)に対し、インテル® Xeon® X7560 プロセッサー(2.26GHz、24M キャッシュ、6.40GT/s インテル QPI)のスコアは 723(インテルコンパイラー 11.1)。
出典:Intel SSG TR # 1131

*2 SPECint_rate_base2006 を用いたインテル® Xeon® E7-4800 プロセッサーおよびデュアル 4 ソケット・システムのインテル社内での測定結果に基づく(2011 年 3 月現在)。調査結果の評価および分析はインテル社内で行われたもので、情報提供のみを目的とするものです。システム・ハードウェア、ソフトウェアの設計、構成などの違いにより、実際の性能は掲載された性能テストや評価とは異なる場合があります。

*3 OLTP ベンチマークを用いたインテル社内での測定結果に基づく評価(Intel SSG TR # 1120)。インテル® Xeon® E7-4870 プロセッサー(2.40GHz 、30M キャッシュ、6.40GT/s インテル® QPI, 開発コード名 Westmere-EX)の処理件数は 2.73M(有力データベース・ベンダーによる)に対し、インテル® X5680 プロセッサー(3.33GHz、12M キャッシュ、6.40GT/s インテル QPI、開発コード名 Westmere-EP)の処理件数は 970K 件で、最大 2.8 倍の性能向上を記録。

パフォーマンステストに使用したソフトウェアおよび負荷は、インテルのマイクロプロセッサーのみに対してパフォーマンスが最適化されていた可能性があります。SYSmark、MobileMark のようなパフォーマンステストは、特定のコンピューター・システム、コンポーネント、ソフトウェア、オペレーション、および機能を用いて測定されます。これらの要素のいずれかに何らかの変更を行うと、結果が変わる可能性もあります。ご購入を検討される際には、他の製品と組み合わせた場合の製品パフォーマンスなどを含め、他の情報やパフォーマンステストも参考にしてください。

性能に関するテストや評価は、特定のコンピューター・システム、コンポーネント、またはそれらを組み合わせて行ったものであり、このテストによるインテル製品の性能の概算の値を表しているものです。システム・ハードウェア、ソフトウェアの設計、構成などの違いにより、実際の性能は掲載された性能テストや評価とは異なる場合があります。システムやコンポーネントの購入を検討される場合は、ほかの情報も参考にして、パフォーマンスを総合的に評価することをお勧めします。インテル製品の性能評価についてさらに詳しい情報をお知りになりたい場合は、http://www.intel.com/performance/resources/limits.htm をご参照いただくか、(US)800-628-8686、916-356-3104 までお問い合わせください。

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