インテル
基幹業務コンピューティング向けに格段に優れた機能と性能を提供する
最新のインテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーを発表
~ 新しいマイクロアーキテクチャーに基づくインテル® Itanium® プロセッサーは
性能が倍増、エラー耐性も向上 ~
2012 年 11 月 9 日
ニュース・ハイライト
- インテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーは、前世代製品に比べ格段に優れた可用性、エラー耐性、より高い処理能力を提供
- コア数が倍増し、インテル® インストラクション・リプレイ・テクノロジーなど新機能の追加により、前世代製品に比べて性能が最大 2.4 倍 *1 に向上、I/O 速度も 33%高速化
- 次世代以降のインテル® Itanium® プロセッサーでは、革新的な“モジュラー型開発モデル”を採用。この開発モデルは、インテル® Itanium® プロセッサーとインテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリー間で、シルコン・レベルでの共通化やソケットの完全互換性をサポートし、インテル® Itanium® プロセッサーの継続的な開発と、パートナー企業によるより柔軟なシステム設計を支援
インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役社長 吉田 和正)は、前世代製品と比較し 2 倍以上の性能を備え、ビジネス解析やデータベース、大規模 ERP(統合業務システム)アプリケーションなど、要求度の高いワークロードに対して最適なソリューションとなるインテル® Itanium®プロセッサー 9500 製品ファミリーを発表しました。
今日、航空宇宙、エネルギー、生命科学、通信産業の企業など、「Global 100」に掲載される企業の 75%以上が、インテル® Itanium® プロセッサー・プラットフォーム上で業務アプリケーションを稼働させています。インテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーにより、産業界は、性能向上に加え、業界最高水準の強化された RAS 機能(信頼性、可用性、保守性)を享受できます。
インテル コーポレーション 副社長 兼 データセンター&コネクテッド・システム事業部長のダイアン・ブライアントは「競争優位性の確保に向け、IT への依存度が増しているビジネス環境では、利用される数多くのアプリケーションが、高可用性、高応答性、高信頼性が必要とされる“基幹業務”アプリケーションと呼ぶにふさわしいと言えます。私たちが開発したインテル® Itanium ® プロセッサー 9500 製品ファミリーは、まさにこのようなコンピューティング・ワークロードのためにあります。新しいマイクロアーキテクチャーを採用し、革新的な性能を実現したインテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーは、要求の厳しいワークロードに対応する優れた RAS 機能を有しており、この新製品の投入は、産業界の技術革新を支援するインテルの継続的な取り組みを象徴しています」と述べています。
世界最高水準の信頼性を備えたエンタープライズ性能
インテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーは、31 億個のトランジスターを集積したインテル最新の汎用プロセッサーです。前世代製品に比べコア数は 2 倍の最大 8 個(従来は 4 個)、54M バイトのオンダイ・メモリーを搭載、また 4 ソケット構成の場合、最大 2TB の低電圧 DIMM に対応します。動作周波数は、低電圧動作において前世代製品と比較し 40%高速化され、TDP(熱設計消費電力)130 ワットで 1.73GHz、TDP170 ワットで 2.53GHz です。
インテル® Itanium® プロセッサー製品史上で最高性能を備えた本製品は、膨大なデータ処理が要求されるとともにシステム障害が許されない ERP や SCM(サプライチェーン・マネジメント・システム)、CRM(顧客管理システム)などのアプリケーションについても優れた最高水準の信頼性を実現し、拡張性に優れたシステム導入を可能にします。
より柔軟な開発を可能にする“モジュラー開発モデル”
インテルは 2010 年、インテル® Itanium® プロセッサーとインテル® Xeon® プロセッサーのプラットフォームの基幹要素となるチップセット、インターコネクト、メモリーなどを共通化させる、共通プラットフォーム戦略を発表しました。これにより、インテル® Itanium® プロセッサーの特長である強力な RAS 機能をインテル® Xeon® プロセッサー E7 ファミリーでも利用できるようになりました。同時に、インテル® Itanium® プロセッサーの製品開発は量産効果の恩恵を受けることで効率が向上します。インテルは、これらのプロセッサーを対象にした革新的な“モジュラー開発モデル”を、次世代インテル® Itanium® プロセッサー(開発コード名:Kittson)で採用します。この開発モデルに基づき、シリコン・レベルでの共通化やソケットの互換を図ることにより、プラットフォーム戦略を推進します。この戦略によって、より継続的に将来のインテル® Itanium® プロセッサーを市場投入していくことが可能になります。またシステム・メーカーも、2 つのアーキテクチャーに対応した単一のマザーボード・プラットフォームを開発できるというメリットを享受できます。
業界の支援
インテル® Itanium® プロセッサーは、ブル、株式会社 日立製作所、HP、Inspur、日本電気株式会社(NEC)ほか業界各社から強い支持を集めています。また、インテル® Itanium® プロセッサーを搭載した基幹業務システムのエコシステム拡大に向け、オラクル、SAP、SAS、サイベース、Temenos ほか、ソフトウェア業界各社による顕著な取り組みも展開されています。
インテル® Itanium® プロセッサーに関する詳細な情報は、 http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/processors/itanium/itanium-processor-9000-sequence.html をご参照ください。
今回発表された製品仕様と価格
|
製品名 |
動作 周波数 |
L3 キャッシュサイズ |
TDP |
コア/スレッド数 |
価格(円) |
|
インテル® Itanium® プロセッサー 9560 |
2.53GHz |
32MB |
170W |
8/16 |
371,780 |
|
インテル® Itanium® プロセッサー 9550 |
2.4GHz |
4/8 |
299,820 |
||
|
インテル® Itanium® プロセッサー 9540 |
2.13GHz |
24MB |
8/16 |
211,870 |
|
|
インテル® Itanium® プロセッサー 9520 |
1.73GHz |
20MB |
130W |
4/8 |
107,940 |
インテルについて
シリコンの技術革新で世界をリードするインテルは、人々の仕事と生活をさらに豊かにする先進的な技術と製品を開発、イニシアチブを推進していきます。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
以上
* インテル、Intel ロゴ、Itanium、Xeon は、米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
(1)性能に関するテストに使用されるソフトウェアとワークロードは、性能がインテル® マイクロプロセッサー用に最適化されていることがあります。SYSmark* や MobileMark* などの性能テストは、特定のコンピューター・システム、コンポーネント、ソフトウェア、操作、機能に基づいて行ったものです。結果はこれらの要因によって異なります。製品の購入を検討される場合は、他の製品と組み合わせた場合の本製品の性能など、ほかの情報や性能テストも参考にして、パフォーマンスを総合的に評価することをお勧めします。
出典:インテルのラボで、インテル® Itanium® プロセッサー 9560 とインテル® Itanium® プロセッサー 9350 の比較テストを行った結果、2.44 倍の性能向上となりました。詳細については、http://www.intel.com/performance/(英語)を参照してください。
(2)インテル® ハイパースレッディング・テクノロジーを利用するには、インテル® ハイパースレッディング・テクノロジーに対応したインテルのプロセッサーを搭載したコンピューター・システム、および同技術に対応したチップセットと BIOS、OS が必要です。性能は、使用するハードウェアやソフトウェアによって異なります。インテル® HT テクノロジーに対応したプロセッサーの情報など、詳細については、http://www.intel.co.jp/jp/products/ht/hyperthreading_more.htm を参照してください。
各ベンチマークの相対パフォーマンスは、プラットフォームの実際のベンチマーク結果をベースラインとして、1.0 の値を割り当てることによって計算されます。ベースラインとなるプラットフォーム以外のテスト対象プラットフォームの相対パフォーマンスは、各プラットフォームのベンチマークの結果を、ベースラインとなるプラットフォームの実際のベンチマーク結果で割り、報告されたパフォーマンスの向上に比例する相対パフォーマンスの数値を割り当てることによって計算しています。
性能に関するテストや評価は、特定のコンピューター・システム、コンポーネント、またはそれらを組み合わせて行ったものであり、このテストによるインテル製品の性能の概算の値を表しているものです。システム・ハードウェア、ソフトウェアの設計、構成などの違いにより、実際の性能は掲載された性能テストや評価とは異なる場合があります。システムやコンポーネントの購入を検討される場合は、ほかの情報も参考にして、パフォーマンスを総合的に評価することをお勧めします。インテル製品の性能評価についてさらに詳しい情報をお知りになりたい場合は、Intel Performance Benchmark Limitations をご覧ください。
添付資料 <メーカー各社からのエンドースコメント>(社名 50 音順)
NEC は、インテルのインテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーの発表を歓迎いたします。NEC は、15 年以上に渡ってインテルとともにインテル® Itanium® プロセッサー・ベースの基幹システム向けサーバーの開発を進めてまいりました。長年のパートナーシップの成果を活かし、インテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーを搭載した新しいエンタープライズ・サーバー「NX7700i シリーズ」を開発・ご提供することで、より一層の高性能・高信頼が要求されるミッション・クリティカル分野に対するお客様のご要望に応えてまいります。
日本電気株式会社
IT ハードウェア事業本部
副事業本部長
岩本 和昭 様
日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本 HP)は、ミッション・クリティカル環境に高い性能、高信頼性、高可用性を実現するインテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーの発表を歓迎します。このたび発表されたインテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリーは、前世代製品と比べ性能、機能ともに飛躍的な進化を果たしています。HP は、同プロセッサー・ファミリーを採用した次世代 HP Integrity サーバーと HP-UX により、ミッション・クリティカルなワークロードの要求にお応えします。
日本ヒューレット・パッカード株式会社
エンタープライズインフラストラクチャー事業統括
ビジネスクリティカルシステム事業本部 事業本部長
手島 主税 様
日立製作所は、インテル株式会社による「インテル® Itanium® プロセッサー 9500 製品ファミリー」の発表を歓迎いたします。日立製作所は 10 年以上にわたり、インテル® Itanium® プロセッサー・ベースのソリューションを提供してしてまいりました。今回発表された新製品は、さらなる高い性能と最高レベルの信頼性を実現するものであり、このプロセッサーを搭載したサーバを、ミッション・クリティカル市場のお客さまにお届けできることをうれしく思います。
株式会社日立製作所
情報・通信システム社
IT プラットフォーム事業本部
事業統括本部 企画本部 担当本部長
浜野 美樹 様
