インテル、新たな半導体製品、ソフトウェア、接続機能により、モバイル・コンピューティングを強化
~ Medfield のサンプル出荷を開始、LTE プラットフォームの進捗、MeeGo の推進、Silicon Hive の買収により、モバイル・ポートフォリオが充実 ~
2011 年 2 月 15 日
<ご参考資料>
2011 年 2 月 14 日にスペイン・バルセロナで発表されたリリースの抄訳です。
ニュース・ハイライト
- 最先端の 32nm(ナノメートル)プロセス技術に基づき製造された、インテルの最新のスマートフォン向けプロセッサー「Medfield」(開発コード名)のサンプル出荷を開始
- インテル最初のマルチモードに対応したサンプル製品の出荷を 2011 年に開始し、LTE 技術を推進。2012 年後半には LTE を組込んだ多様な製品が登場予定
- MeeGo* ソフトウェア・プラットフォームの提供する柔軟性と革新性が、MeeGo *搭載タブレット機器による新しいユーザー体験を提供
- Silicon Hive 社の買収でビデオ・イメージング分野におけるシステム・オン・チップ(SoC)性能を強化
- 無線通信用途の SoC 研究で単一プロセッサー上に 3 個の RF チップセットを搭載可能に
- Android OS 搭載の低消費電力インテル® Atom™ プロセッサー採用機器が年内に登場予定
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は本日、同社の 32nm(ナノメートル)プロセス技術に基づくスマートフォン向けプロセッサー Medfield(開発コード名)のサンプル出荷を含め、モバイル分野における新たな半導体製品、ソフトウェア、接続機能の計画などについて発表しました。
インテルはまた、LTE プラットフォーム開発の推進、新しい MeeGo* 搭載タブレット機器によるユーザー体験、Silicon Hive 社の買収などを発表しました。複数のオペレーティング・システム(OS)に対応したインテル・アーキテクチャー・ベースの機器が実現する優れた体験を支援するさまざまな新しいモバイル分野への投資やソフトウェア開発ツールについての発表も行いました。
インテルは、世界中の機器メーカーやサービス・プロバイダー、ソフトウェア開発者、エンドユーザーからの高いニーズに応えながら、ネットブックやノートブック PC、自動車、スマートフォン、タブレット機器、スマート TV など、多様なインターネット接続機器や各市場分野にわたって、顧客に選ばれるプロセッサー・アーキテクチャーとなることを目指しています。
インテル コーポレーション 上席副社長 兼 ウルトラモビリティー事業部長のアナンド・チャンドラシーカーは「モバイル・インターネットは、その複雑性も含めて、業界全体に多大なるビジネス機会と成長の可能性をもたらしています。インテルは、各種の取り組みを通じて、リソースの重点配置、技術投資の拡大、およびムーアの法則による経済効果に基づき、新たな市場が必要とするコストおよび消費電力の低減を図ると同時に、業界が当社に期待する最先端の性能を提供していきます」と述べています。
マルチコミュニケーションおよび半導体
先日発表した、インフィニオン・テクノロジーズの無線ソリューション事業の買収完了を受け、インテルはネットワーク容量やアプリケーション、デバイス、コスト、ならびに WiFi から LTE までのソリューションによるユーザー体験など、世界中の顧客およびサービス・プロバイダーからのニーズの変化に対応するため、スマートなマルチコミュニケーション・アーキテクチャーを提供する戦略について説明しました。
インテルは、インテルのモバイル通信事業部(旧インフィニオン・テクノロジーズの無線ソリューション事業、以下 IMC)が、小型で低消費電力なマルチモード(LTE/3G/2G)対応の機器のサンプル製品を 2011 年後半に提供し、2012 年後半にはグローバルな LTE ソリューション機器を幅広く出荷開始することを発表しました。
またインテルは、32nm プロセス技術に基づくスマートフォン向けプロセッサー「Medfield」(開発コード名)のサンプル出荷を開始したと発表しました。Medfield は、低消費電力が要求されるスマートフォン市場において、インテル・アーキテクチャーの高性能を実現する製品で、2011 年中に発売する予定です。
さらにインテルは、こうしたプロセッサーの性能向上を推進するため、インテル キャピタルの投資先である Silicon Hive 社の買収を発表しました。モバイル・スマートデバイス分野においてイメージングやマルチメディア・ビデオ・プロセッサー技術の重要性が増しており、インテルは、Silicon Hive 社の技術によりインテル® Atom™ プロセッサー・ベースの SoC のさらなる差別化を図ります。
インテルは、同社の研究者による無線周波数(RF)と新しいプロセス技術の統合における新たな進展についても発表しました。この研究成果により、単一のプロセッサー上に、通常の RF チップセットを 3 個搭載することができます。この研究は、将来の SoC 設計における電力消費やパフォーマンスの改善、コスト削減につながります。
ソフトウェアの進展
インテルは、すべてのモバイル機器向けの柔軟でオープンなソフトウェア・プラットフォームおよびアプリケーションの開発をさらに推進するため、インテル® AppUp SM 開発者プログラムを通じて実現される新たな MeeGo* 搭載タブレット機器による魅力的なユーザー体験を紹介しました。
1 年前の MeeGo* の発表以降、このオープンソースの OS プラットフォームから、ネットブックや携帯端末に至る広範なアプリケーションが多数リリースされており、大きく進展しています。さらに MeeGo* は、ソフトウェア・ベンダー、システム・インテグレーターおよびオペレーター、さらには PC メーカーによる強力な業界の支持を得ており、現在、ネットブック、タブレット機器、セットトップ・ボックス、車載インフォテインメント・システムなどを含む多様なフォームファクターにおいて製品が提供されています。
インテルは、新しい MeeGo* およびインテル® AppUp SM ソフトウェア開発ツール、および開発者による新しいアプリケーションの移植や作成、チューニングやインテル® AppUp SM センターへの公開を促進するプログラムなどを発表しました。
インテル コーポレーション 上席副社長 兼 ソフトウェア&サービス事業部長のリネイ・ジェームズは「インテルは、世界中の開発者やサービス・プロバイダー、メーカーと緊密に連携しながら、すべての主要 OS 環境をサポートすることで、プラットフォームに拠らない優れた体験を提供しています。MeeGo* 搭載タブレット機器のユーザー体験は MeeGo* の能力と柔軟性を示しており、さらに開発者向けツールやプログラムを追加することで、インテルのタブレット戦略および MeeGo* エコシステムの進展を推進し、PC メーカーやサービス・プロバイダーにとって革新的な製品と開発期間の短縮を可能にします」と述べています。
複数の OS 環境をサポートする戦略に基づき、インテルは Google* が提供する Android * OS、Gingerbread(開発コード名)および Honeycomb(開発コード名)を搭載するインテル® Atom™ プロセッサー・ベースの機器が本年中に登場し、オープンソースの Android* 上で業界最速のパフォーマンスを提供する予定であることを発表しました。
チャンドラシーカーは「インテルはこうした新しい市場に向けて、当社の世界最高水準の製造技術および最先端のシリコン・トランジスター技術を利用することで、継続的な革新と新たなユーザー体験を実現するための最高のトランジスターや高いレベルのパフォーマンスと低消費電力を誇る製品を提供する計画です。それらの製品と、Android* や MeeGo* などの先進のモバイル OS のサポート、広範なエコシステムへのサポート、成長を続けるソフトウェアおよび接続機能を組み合わせることで、協力企業に対して優れた事業機会を提供できると確信しています」と述べています。
本日の発表に関する詳細は、 www.intel.com/newsroom/mwc2011 でご覧いただけます。
インテルについて
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
以上
* Intel、インテル、インテル Atom、Intel ロゴは、米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。
* MeeGo は Linux Foundation の登録商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
