インテル キャピタル
人間の感覚機能を持つ機器の実現を加速させるための基金を創設
2013 年 6 月 5 日
<ご参考資料>
* 2013 年 6 月 4 日に台湾で発表されたプレスリリースの抄訳です。
ニュース・ハイライト
- インテル キャピタルが 1 億ドルのインテル キャピタル エクスペリエンス&パーセプチャル・コンピューティング基金を創設し、インテル® アーキテクチャーのすべてのプラットフォームを対象に、より魅力的で、自然で現実感のある利用体験を実現
- 同基金を通じて、日常生活に新たな体験をもたらすソフトウェアやアプリケーションの開発を加速
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、現在台湾・台北で開催中の Computex Taipei 2013 において、人間の感覚機能のような技術を機器に実装し、より自然・直感的で、現実感のあるコンピューティング体験を目指すインテルのビジョンについて、その進展の詳細を説明しました。このビジョンの実現に向け、世界規模で展開する投資部門のインテル キャピタルが 1 億ドルの投資基金を創設したと発表し、広範に及ぶインテル® アーキテクチャーのすべてのプラットフォームを対象に、日常生活でこれらのコンピューティング体験を可能にするソフトウェアやアプリケーションの開発を加速させます。
インテル キャピタル エクスペリエンス&パーセプチャル・コンピューティング基金では、今後 2 ~3 年にわたり投資活動を行っていきます。投資は、タッチ・アプリケーションのほか、画像、ジェスチャー、音声、感情の検知・生体認証など広範なソフトウェアとアプリケーションを対象にしています。
インテル コーポレーション 主席副社長 兼 インテル キャピタル 代表のアービン・ソダーニは「人間の感覚機能を持つ機器、すなわち、見聞きし、感じることができる能力は、これまで長年にわたりサイエンス・フィクション上での出来事とされていましたが、コンピューティング処理能力とカメラ技術の今日の技術革新に伴い、今では手の届く事象となりました。今回の新しい基金では、これらの体験の実現に取り組む新興企業や開発企業に投資を行い、事業開発の支援や世界規模の事業ネットワークの形成、技術ノウハウの提供など、事業の世界展開を支援します」と述べています。
インテルは、パーセプチャル・コンピューティング・イニシアチブを、2012 年の開発者向け会議「インテル・デベロッパー・フォーラム 2012」で発表しました。その後、インテルのパーセプチャル・コンピューティング・ソフトウェア開発キット(SDK)のダウンロード数は 1 万件を超えました。また、インテルは、パーセプチャル・コンピューティングの幕開けとして、この SDK を使用し、革新的なアプリケーションの創出に取り組む開発者を対象にした賞金総額 100 万ドルのコンテスト「パーセプチャル・コンピューティング・チャレンジ」を現在実施しています。
インテルと業界のパートナー企業は、パーセプチャル・コンピューティング技術の第一弾として、現行の Ultrabook™ システムや PC で利用可能にする取り組みで大きな進展を遂げています。その一例は次の通りです。
- クリエイティブのインタラクティブ・ジェスチャー・カメラ「Senz3D」は、すでに開発者向けに提供開始され、一般消費者向けには今年第 3 四半期に提供予定
- インテル・プロセッサーを搭載した様々な機器に対応した 3D 深度カメラ技術の実現を 2014 年後半に置き、複数のシステムメーカーと開発と実装に取り組む
- 米国最大の PC 販売店であるベストバイは、エイサーやエイスース、レノボ、東芝から発売された、ニュアンスの音声認識技術「Dragon アシスタンス」を搭載したインテル® Core™ プロセッサー搭載ノートブック PC や Ultrabook™ システム、オールインワン型デスクトップ PC を 10 機種以上展開。デルの今年初めの発表により、新学期商戦には 5 社から Dragon アシスタンス搭載システムが出荷される予定
- センシブル・ビジョンの顔認証のログイン・ソフトウェアは、複数のシステムメーカーからプリロードされ、出荷予定
インテル コーポレーション 上席副社長 兼 PC クライアント事業本部 本部長のカーク・スカウゲンは「インテルと主要なシステムメーカーは、次世代プラットフォームでの 3D 深度カメラ技術の実装を楽しみにしています。これにより、日常生活でより魅力的、自然で現実感のある利用体験を実感できるようになります。インテル キャピタル エクスペリエンス&パーセプチャル・コンピューティング基金は、既存のインテル キャピタル Ultrabook 基金を補完するものです。インテル キャピタルでは、今まで以上に薄型軽量で安全性と応答性に優れたインテル・プロセッサー搭載のコンピューティング機器の開発に向け、3 億ドルの Ultrabook 基金のその多くを、音響、タッチ機能、バッテリー、ディスプレイ、センサー、無線接続など革新的なシステム・コンポーネント技術に投資しています」と述べています。
インテル キャピタルについて:
インテル キャピタルはインテルのグローバルな M & A および投資部門で、革新的な技術をもった世界中の企業に株式投資を行っています。インテル キャピタルの投資対象は、企業、家庭、モビリティー、ヘルスケア、消費者向けインターネットおよび半導体製造技術といった分野でハードウェア、ソフトウェアおよびサービスを提供している企業に幅広く投資を行っています。インテル キャピタルは、1991 年以来、54 カ国で 1,284 以上の企業に、累積で 108 億ドル以上を投資してきました。これまでに、投資先企業の内およそ 320 社が第三者の企業により買収され、また 202 社が世界中の様々な株式市場で株式を公開しました。2012 年にインテル キャピタルは、世界全体で 150 の案件に総額約 3 億 5,200 万ドルを投資しました。これらの案件の内、約 57%は米国・カナダ以外の地域への投資です。インテル キャピタルに関する情報は、http://www.intel.com/jp/capital/index.htm で入手できます。
インテルについて
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.com で入手できます。
以上
* Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Core、Ultrabook は、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
