インテル キャピタル
女性や人口比率が低い少数派の起業家の支援に向け 1 億 2,500 万ドルの基金を創設
2015 年 6 月 10 日
<ご参考資料>
* 2015 年 6 月 9 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。
ニュース・ハイライト
- ダイバーシティー関連として最大規模となる総額約 1 億 2,500 万ドルのインテル キャピタル ダイバーシティー基金を発表
- IoT(Internet of Things)から Maker、クラウド・コンピューティング、サイバー・セキュリティーまで、多岐の分野にわたる企業 4 社に投資
- 同基金は、2020 年までに女性と少数派の社員比率を米国の労働人口比率に忠実に反映させることを目指し、インテルが今年 1 月に発表した 3 億ドル規模の Diversity in Technology の取り組みを補完
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)の戦略的投資部門として世界中で活動するインテル キャピタルは、女性や人口比率が低い少数派(URM:Underrepresented Minority)が興したテクノロジー系スタートアップ企業に投資するインテル キャピタル ダイバーシティー基金を創設したと発表しました。併せて、同基金の最初の出資先として、先駆的な企業 4 社を明らかにしました。ダイバーシティー関連として最大規模となる総額約 1 億 2,500 万ドルの基金では、広くさまざまな革新的な産業に投資を行っていきます。
インテル コーポレーション 最高経営責任者(CEO)のブライアン・クルザニッチは「インテルでは、ビジネスで成果を挙げていくための基本は、ダイバーシティーやインクルージョン(多様性の受容)が整備された職場にあると考えています。今回の新しい基金創設の目的は、テクノロジー系スタートアップの人材を、より実社会に則した形で有意義に支援することであり、究極的にはこの成功を通じて、インテル、そして広く経済界に利益をもたらすことです」と述べています。
今回の発表は、インテルならびにテクノロジー業界全体のダイバーシティー推進に向けて、インテルが今年 1 月に発表した Diversity in Technology イニシアティブの取り組みの一環です。インテルでは、2020 年までに女性と少数派の社員比率を米国の労働人口比率に忠実に反映させるとの意向を示しました。
インテル キャピタル 副代表 兼 インテル コーポレーション ソフトウェア&サービス事業部門 マネージング・ディレクターのリサ・ランバートは「インテルが、テクノロジー分野でのアントレプレナーシップや雇用に対して、広範な人材の参加を率先して推進していることを誇りに感じています。インテル キャピタルはこの新しい基金を通じて、個人のバックグラウンドに関係なく優秀な人材に投資し、多様化した市民社会のニーズに応える卓越したイノベーションの創出を支援していきます」と述べています。
バブソン大学からのレポートによると、ベンチャー・キャピタルの投資を受ける米国企業のうち、女性が経営チームとして参画している企業は、15%に過ぎません。また、女性が CEO を務める企業への投資比率は、ベンチャー・キャピタル投資全体 *1 のわずか 3%です。さらに、業界のレポートによると *2、シリコンバレー企業の創業者のうち、アフリカ系米国人やラテン系アメリカ人の比率は 1%に満たず、投資を受けた企業のほぼ 100%が、白人もしくはアジア系米国人と報告されています。
インテル キャピタル ダイバーシティー基金は、今回、4 社に投資しました。これらの企業は、インテル キャピタルの事業開発プログラムや世界規模のネットワーク、技術的なノウハウ、ブランド力を活用できます。
- Brit + Co(米国サンフランシスコ):Maker 向けのメディア/e コマース・プラットフォームやオンライン学習、オールインワン・キットを提供。カリグラフィーからインテル® Galileo 開発ボードを使って工作したガジェットまで、さまざま学習機会を創出し、女性や少女のクリエイティビティ―を促進
- CareCloud(米国マイアミ):電子健康記録(EHR)や医療請求のソフトウェアとサービスなど医療機関向けのクラウド型業務管理ソリューションを提供。インテルと CareCloud は、医療分野のクラウド・コンピューティングに関するホワイトペーパーを共同で執筆
- Mark One(米国サンフランシスコ):インテル® Curie™ ハードウェア・モジュールを使用し、スマート・カップの開発を計画。カップに注いだ飲料物の自動検知や栄養素の表示に加え、すべての飲料習慣をスマートフォンと同期化
- Venafi(米国ソルトレイクシティ):Immune System for the Internet(インターネットの免疫システム)として、暗号化キーやデジタル認証などサイバー・セキュリティーの根幹要素を保護。インテルは、同社の鍵管理ソリューションを用いて、今後も市場をリードするセキュリティー/データーセンター技術を提供
インテル キャピタルについて
インテル キャピタルはインテルの投資部門で、革新的な技術をもった世界中の新興企業に株式投資を行っています。インテル キャピタルの投資対象は、企業、モビリティー、消費者向けインターネット、デジタル メディアおよび半導体製造技術といった分野でハードウェア、ソフトウェアおよびサービスを提供している企業に幅広く投資を行っています。インテル キャピタルは、1991 年以来、57 カ国の 1,400 以上の企業に累積で 114 億ドル以上を投資してきました。これまでに、投資先企業の内 211 社が世界中の様々な株式市場で株式を公開し、また 369 社が第三者の企業により買収または吸収されました。インテル キャピタルに関する情報は、http://www.intel.com/jp/capital/index.htm で入手できます。
インテルについて
インテルは、コンピューティングの革新を世界でリードする企業です。世界で使用されるコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発、製造しています。また、企業の社会的責任と持続性をリードする企業として、商用のマイクロプロセッサーとして世界で初めて“コンフリクト・フリー”に対応したマイクロプロセッサーを製造しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。また、コンフリクト・フリーについての取り組みは、http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/corporate-responsibility/conflict-free-minerals.html で紹介しています。
以上
*1 Babson College Diana Report, Women Entrepreneurs 2014: Bridging the Gender Gap in Venture Capital, September 2014.
*2 CB Insights, Venture Capital Human Capital Report, January-June 2010.
* Intel、インテル、Intel ロゴ、Curie は、米国および/またはその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
