インテル キャピタル、3 億ドルの Ultrabook 基金を創設

インテル キャピタル、3 億ドルの Ultrabook 基金を創設

2011 年 8 月 11 日

<ご参考資料>

* 2011 年 8 月 10 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。

ニュース・ハイライト

  • パーソナル・コンピューティングの新たな革新に向け、3 億ドルの UltrabookTM 基金を創設
  • UltrabookTM 基金は、これまでにない優れたユーザー体験、長時間のバッテリー駆動や薄型コンポーネント/プラットフォーム技術を対象

インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)の戦略的投資部門として世界中で活動するインテル キャピタルは、新しいカテゴリーの機器として UltrabookTM の技術革新を促進するため、3 億ドルの Ultrabook 基金を創設したと発表しました。今年の Computex(台湾)で発表された通り、Ultrabook はノートブック PC が持つ性能や機能と、タブレット端末の特長を兼ね備えた新しい機器です。Ultrabook は、軽量薄型の洗練されたデザインが施される一方、素早く操作でき、セキュリティー機能にも優れ、普及価格帯で登場する予定です。

Ultrabook のビジョンを実現するため、インテル キャピタルの Ultrabook 基金では、24 時間の利用を可能にする長時間バッテリー、革新的なデザイン、ストレージ容量の拡張など、Ultrabook ユーザーの使用感を改善するハードウェアおよびソフトウェアの開発企業を対象に投資する計画です。Ultrabook 基金を通じて今後 3 ~ 4 年間にわたって投資を行い、携帯端末の新しい成長分野で技術革新とシステム機能の向上を目指します。

インテル キャピタル 代表 兼 インテル コーポレーション 主席副社長のアーヴィン・ソダーニは「Ultrabook は、2,610 億ドル規模の世界のコンピューター産業 1 の技術革新を促す重要な分野として体制が整いつつあります。インテル キャピタルの Ultrabook 基金は、斬新なコンピューターの利用体験を実現し、今日のノートブック PC を『なくてはならない』新たな機器へと変容させる技術を開発する企業に積極的に投資します」と述べています。

インテル コーポレーション 副社長 兼 PC クライアント事業本部長のムーリー・エデンは「誕生から 30 年間、革新の連続であったパソコンは、究極の“進化系デバイス”と言えます。インテルは今、再び、モバイル・コンピューティングを変革する計画です。2003 年に発表した Wi-Fi 機能内蔵のインテル® Centrino® モバイル・テクノロジーでは、インテル キャピタルによる 3 億ドルのベンチャー投資や業界を挙げた取り組みにより、コンピューティングをデスクトップ PC から、いつでもどこでも利用できるモバイル・コンピューティングへと転換しました。今回の発表は、コンピューティングの新たな歴史的転換点をつくる、インテルの積極的な投資姿勢を示すものです」と述べています。

Ultrabook ビジョンの実現に向けた戦略は、3 つの段階に分かれます。まず、インテルが今年発表する、最新の第 2 世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーから始まります。このファミリー製品により、薄さ 21 ミリ以下のシステムを設計でき、軽量薄型で洗練されたデザインの製品を普及価格帯で提供できるようになります。このプロセッサーを搭載したシステムは 2011 年末までに発売される予定です。

年内の Ultrabook 投入には、コンピューティング業界全体の協力体制が必要になります。インテルはユーザーにとっての Ultrabook の魅力と価値を実現するため、コンピューター・メーカーと緊密に連携し、準備を進めています。数多くのコンピューター・メーカーが活動当初から、この Ultrabook に対する取り組みに参画しています。

Ultrabook 実現の第二段階は、次世代プロセッサー・ファミリー「Ivy Bridge」(開発コード名)の投入で、2012 年前半に搭載システムの発売が予定されています。Ivy Bridge 搭載のノートブック PC は、電力効率やビジュアル機能、応答性能、セキュリティー機能を大幅に向上します。

第三段階は、インテルが 2013 年に製品化を予定している「Haswell」(開発コード名)です。システム熱設計ポイントが現在のプロセッサーに比べ半減し、消費電力の削減が期待されます。

インテル キャピタルは、世界の新興企業や最新技術を有する企業を対象に、専門的で一貫した体制による投資を行っており、コンピューティングの技術革新や成長について豊富な実績があります。インテル キャピタルは、資本投資に加え、インテルの中核資産であるアーキテクチャー、エンジニアリング、製造でのリーダーシップを利用し、現在広く普及している数多くの技術を支えるテクノロジー・エコシステムの構築を支援してきました。

インテルについて

インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp/ で入手できます。

インテル キャピタルについて

  インテル キャピタルはインテルの投資部門で、革新的な技術をもった世界中の企業に株式投資を行っています。インテル キャピタルの投資対象は、企業、家庭、モビリティー、ヘルスケア、消費者向けインターネット、半導体製造技術および環境保全技術といった分野でハードウェア、ソフトウェアおよびサービスを提供している企業に幅広く投資を行っています。インテル キャピタルは、1991 年以来、50 カ国で約 1,140 の企業に、累積で 100 億ドル以上を投資してきました。これまでに、投資先企業の内 191 社が世界中の様々な株式市場で株式を公開し、また 268 社が第三者の企業により買収されました。2010 年にインテル キャピタルは、世界全体で 119 の案件に総額約 3 億 2,700 万ドルを投資しました。これらの案件の内、約 44%は米国もしくはカナダ以外の地域への投資です。インテル キャピタルに関する情報は、http://www.intel.com/jp/capital/index.htm で入手できます。

以上

* Intel、インテル、Intel ロゴ、Centrino、Intel Core は、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。

注 1:出典 IDC Worldwide Quarterly PC Tracker Forecast(2011 年 8 月)

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