インテル コーポレーション、ソフトウェア開発者に向け、トランスペアレント・コンピューティング時代への対応を要請

インテル コーポレーション

ソフトウェア開発者に向け、トランスペアレント・コンピューティング時代への対応を要請

2012 年 9 月 13

<ご参考資料>

* 2012 年 9 月 12 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。

ニュース・ハイライト

  • インテルは、HTML5 導入の加速とオープン・スタンダードを支持。インテル® アーキテクチャー上で最適に動作する堅固なアプリケーション環境を開発者に提供
  • 新しい McAfee Anti-Theft は、Ultrabook™ 製品に保存されているユーザーの資産や個人情報の保護を目的に開発
  • インテルは、ソフトウェア開発者および企業の相互連携を容易にするツール、コミュニティー、リソースを一元管理する新しいプログラム“Intel® Developer Zone”を発表

米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の開発者向け会議「インテル・デベロッパー・フォーラム(IDF)2012」において、2 日目の基調講演に登場したインテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)上席副社長 ソフトウェア&サービス事業本部長のリネイ・ジェームズは、トランスペアレント・コンピューティングに関するビジョンについて講演しました。このコンセプトは、ソフトウェア開発者の作成したコードが複数の環境やデバイスで動作する“オープン”な開発エコシステムにおいてのみ実現することができます。この取り組みにより、開発者が現在、直面している経済的、技術的な課題を軽減することができます。

ジェームズは「トランスペアレント・コンピューティングでは、収益の維持と革新の継続に際して、ソフトウェア開発者がどれか一つの環境を選択する必要はありません。今日の消費者と企業は、数多くの素晴らしい、けれども互換性に欠けたデバイスや環境への対応を強いられています。これは、モバイル機器に限ったことではなく、クラウドや PC にもあてはまります。重要なことは、すべての要素を魅力的でトランスペアレントなクロスプラットフォームに集約し、様々な環境やハードウェア・アーキテクチャーで利用できるユーザー体験を実現することにあります。この現実に対応できる開発者だけが、今後も活躍することができるでしょう」と述べています。

今日、ソフトウェア開発者は、対象の市場、イノベーションの提供、収益の維持のいずれかの選択肢を迫られています。インテルは、クロスプラットフォームに対応したツール、セキュリティー・ソリューション、経済効率のよい流通チャンネルを通じて最高のパフォーマンスを提供し、オープン・ソフトウェア・エコシステムの推進で引き続き、リーダーシップを発揮します。

多くの環境で実行可能な製品の開発

開発者は、作成した単一のコードを複数のプラットフォームで実行したいと考えていますが、それぞれの環境にはクロスプラットフォームをサポートする動機がほとんどありません。インテルは、オペレーティング・システム(OS)戦略の中心として、クロスプラットフォームについての課題に向けたソリューションは、HTML5 であると考えています。HTML5 を利用することにより、開発者は、製品の収益、市場参入、イノベーションの提供についての、トレードオフに悩まされることはなくなります。消費者には、データ、アプリケーション、個人情報を複数の OS やデバイス環境の間でシームレスに切り替えられるという利点があります。

基調講演において、ジェームズは HTML5 に関する業界標準の重要性を強調しました。開発者による HTML5 の実装はオープンであるべきであり、その結果、堅固なアプリケーション開発環境が提供できると述べています。ジェームズは、Mozilla* がインテルと共同で River Trail(開発コード名)テクノロジーのネイティブ実装に取り組んでいることを紹介し、HTML5 JavaScript に対するインテルのコミットメントを強調しました。現在、River Trail テクノロジーは、プラグインをダウンロードすることにより利用できます。2013 年には Firefox ブラウザーにネイティブ実装され、パラレル・コンピューティングの性能を Web アプリケーションでも利用できるようになります。

インテルのセキュリティーにおける独自の強み

インテルはセキュリティー分野においては、独自の強みを持っています。インテルは、デバイスやネットワークからデータセンターにいたるまでのコンピューティングの安全のために、10 年以上にわたってテクノロジー・リーダーとして、その知見をセキュリティー・プラットフォームの機能に適用してきました。現在は、ハードウェアおよびソフトウェアのセキュリティー・ソリューションを組み合わせた製品をマカフィーと共同開発することで、セキュリティーの有効性を向上させています。ジェームズはマカフィーの共同社長、マイケル・デシーザー氏を壇上に招き、環境の脅威が、質量、成熟度の両面で複雑さを増し続けるなか、セキュリティーが果たすべき役割の重要性を強調しました。またデシーザー氏は、業界でのセキュリティー保護に開発者がより積極的に関与できる機会の重要性についても強調しました。

デシーザー氏は、マカフィーのセキュリティー・ソフトウェアを紹介し、これらの製品の開発に、デバイスとデータの保護を可能にするインテル・テクノロジーが利用されていることを説明しました。このセキュリティー機能は、Ultrabook™ 製品でユーザーの資産と個人情報を保護するように設計されています。

デシーザー氏は、開発者への機会提供について、McAfee Security Innovation Alliance(マカフィー セキュリティー イノベーション アライアンス:SIA)を紹介しました。この技術提携プログラムは、相互運用可能なセキュリティー製品の開発を迅速化や統合を容易にし、顧客の既存の投資価値を最大化します。また、問題解決に要する時間を短縮し、運用コストを削減するソリューションを提供する上でも有効です。

開発者のリソース・アクセスを容易に

ジェームズは、ソフトウェア開発者および企業が相互に連携し易くするためのツール、コミュニティー、リソースを一元管理できる新しいプログラム“Intel® Developer Zone”を発表しました。今日のソフトウェア・エコシステムは、タッチスクリーンやバッテリー駆動時間、データ・セキュリティー、クラウドへのアクセスなど、技術が新しいユーザー体験を可能にし、様々な課題とチャンスを作り出します。このプログラムは、開発者がこのような進化する市場を理解し、さまざまなフォーム・ファクター、プラットフォーム、OS を対象とした開発に向けて、最大限に取り組めるよう、リソース提供に重点を置いています。

  • 開発リソース:開発者が多くのプラットフォームを対象に新しいユーザー体験を創造する上で役立つソフトウェア・ツール、トレーニング、デベロッパー・ガイド、サンプルコード、技術サポートを提供します。Intel® Developer Zone は、クロスプラットフォーム・アプリケーションに重点を置いた HTML5 デベロッパー・ゾーンを 2012 年第 4 四半期に発足させます。この HTML5 デベロッパー・ゾーン は、アップル *iOS*、グーグル *Android*、マイクロソフト *Windows*Tizen* を対象としたクロスプラットフォーム HTML5 アプリケーションの実際の導入を通じて、開発者に解説します。
  • ビジネス・リソース:グローバルのソフトウェア配布や販売は、インテル AppUp® センターと共同マーケティング・リソースにより行うことができます。開発者は、インテル AppUp® センターの複数のストアにアプリケーションを提供し、Ultrabook™ 製品、タブレット、デスクトップ PC 向けに公開することができます。
  • コミュニティー:開発者がインテルと業界の各分野の専門家と交流することで、知見を共有し、サポートを受け、関係を築くことができます。Ultrabook™ 製品のコミュニティーでは、タッチ操作とセンサーに対応した最新の Ultrabook™ 製品向けの強力なマイクロソフト *Windows*8 アプリケーションの開発方法について、先進の開発者たちの意見やアドバイスの交換を見ることができます。

インテルについて

 インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。

* Intel、インテル、UltrabookAppUpIntel ロゴは、米国および他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。

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