インテル コーポレーション、チップセット製品の設計上の問題を特定し、解決策を実施
~ 今回のチップセットの問題、インフィニオンの無線ソリューション事業の買収、およびマカフィーの買収計画を考慮し、業績予測を更新 ~
2011 年 2 月 1 日
<ご参考資料>
* 2011 年 1 月 31 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。
- チップセットの回路設計の問題を特定し、解決策を実施、顧客に通知
- インフィニオンの無線ソリューション事業(WLS)の買収は 2011 年 1 月 31 日に完了
- マカフィーの買収は、2011 年第 1 四半期に完了予定
- 今回のチップセットの問題、インフィニオンの無線ソリューション事業の買収、およびマカフィーの買収計画を考慮し、2010 年第 4 四半期、2011 年第 1 四半期、2011 年通年の業績予測を更新
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、品質検査の過程で、先日発表したインテル® 6 シリーズ・チップセット(開発コード名:Cougar Point)の設計上の問題を特定し、解決策を施しました。この問題では、場合により、チップセットの Serial-ATA(SATA)ポートの品質が時間経過とともに低下することにより、SATA で接続された HDD や DVD ドライブの性能や機能に影響が及ぶ可能性があります。本チップセットは、第 2 世代インテル® Core ™プロセッサー・ファミリー(開発コード名: Sandy Bridge)搭載 PC に利用されています。インテルは、該当するチップセットの工場からの出荷を停止し、今回の問題を解決した新しいチップセット製品の製造を開始しています。第 2 世代インテル® Core ™プロセッサー・ファミリー、およびその他の製品には、この問題による影響はありません。
インテルでは、解決した新しいチップセット製品の顧客への出荷を 2 月後半より開始し、4 月までに通常の出荷体制に回復すると見込んでいます。インテルは、製品およびその品質に対して最大の努力を投じています。該当製品やその搭載システムを購入したコンピューター・メーカーや他の顧客に対しては、インテルでは OEM メーカーなどと協力し、該当チップセット製品の返品を受け付け、マザーボードやシステムの変更や交換をサポートする計画です。該当チップセットを搭載したシステムは、2011 年 1 月 9 日に出荷を開始した、第 2 世代インテル® Core ™ i7 プロセッサーおよびインテル® Core ™ i5 プロセッサーのクアッドコア製品を搭載したシステムのみであり、今回の問題で影響を受ける一般ユーザーは限定的であると考えています。インテルは、一般ユーザーの方が、コンピューター・メーカーの対応策が公表されるまで、搭載システムをそのまま利用できると考えています。今後の対応については、購入したコンピューター・メーカーに問い合わせるか、 www.intel.com で公表する予定です。
インテルでは、該当チップセット製品の製造中止と解決済み製品の製造開始のために、2011 年第 1 四半期の売上高が、約 3 億ドル減少すると予想しています。今回の問題によって、2011 年通年の売上高が大きく影響を受けることはないと予想しています。当該チップセットや市場に出荷されたシステムの修理や交換などにかかる総費用は、おおよそ 7 億ドルと見積もっています。今回の問題で対象となるチップセットは 2010 年第 4 四半期に製造および出荷されているため、インテルは、すでに公表した 2010 年第 4 四半期の粗利益率 67.5 %を約 4 ポイント下方修正する予定です。インテルでは、また 2011 年第 1 四半期の粗利益率の予想を約 2 ポイント、通年で約 1 ポイント、下方修正します。
最新の 2011 年第 1 四半期ならびに通年の業績予測
インテルは先頃、インフィニオン・テクノロジーズの無線ソリューション事業の買収を完了し、インテルのモバイル通信事業部に組み入れました。マカフィーの買収完了は第 1 四半期末までに完了する予定です。
チップセットの問題とこれらの買収の影響を反映した業績予測は下記の通りです。
2011 年第 1 四半期
- 売上高:117 億ドル プラス/マイナス 4 億ドル(従来の予測:115 億ドル プラス/マイナス 4 億ドル)
- 粗利益率:61%プラス/マイナス 2 ポイント(従来の予測:64% プラス/マイナス 2 ポイント)
- 費用(研究開発費、ならびに販売費および一般管理費):約 36 億ドル(従来の予測:約 34 億ドル)
2011 年通年
- 売上成長率:10%台半ばから後半(従来の予測:約 10%)
- 粗利益率:63%プラス/マイナス 2ポイント(従来の予測:65%プラス/マイナス 2 ポイント)
- 費用(研究開発費、ならびに販売費および一般管理費):約 157 億ドル プラス/マイナス 2 億ドル(従来の予測:約 139 億ドル プラス/マイナス 2 億ドル)
- 研究開発費:約 82 億ドル(従来の予測:約 73 億ドル)
2011 年第 1 四半期と通年のその他の予測に変更はありません。2011 年第 1 四半期と通年の業績予測には、マカフィーを除き、1 月 31 日以降に完了しうる買収や事業の売却などの取引による影響は含まれていません。マカフィーの買収は、慣行の完了条件に従った上で、完了する予定です。
2011年第 1 四半期非 GAAP との比較
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GAAP |
非 GAAP | |
| 粗利益率 | 61%プラス/マイナス 2 ポイント | 62%プラス/マイナス 2 ポイント * 1 |
2011 年通年非 GAAP との比較
| GAAP | 非 GAAP | |
| 粗利益率 | 63%プラス/マイナス 2 ポイント | 64%プラス/マイナス 2 ポイント * 1 |
* 1: 買収に伴う無形資産の償却費用と棚卸資産購入の調整費用などを除く
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
以上
* Intel、インテル、Intel ロゴは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
