インテル コーポレーション
データセンターとテレコム・ネットワークの変革を加速する新しいリファレンス・アーキテクチャーを発表
~ リファレンス・デザインによりネットワークの柔軟性と経済性を向上 ~
2013 年 4 月 23 日
<ご参考資料>
* 2013 年 4 月 17 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。
ニュース・ハイライト
- 標準的な x86 サーバーとプログラム可能なスイッチを通じて Software Defined Network(SDN)による仮想ネットワーク・インフラの導入と管理を行うことで、コストを劇的に削減し、データセンターと通信のテレコム・ネットワーク上で新しいサービスを導入可能
- インテル® オープン・ネットワーク・プラットフォーム・スイッチ、インテル® オープン・ネットワーク・プラットフォーム・サーバーのリファレンス・デザインや、インテル® データ・プレーン開発キット(インテル® DPDK)Accelerated Open vSwitch など、データセンターのネットワーク効率とパフォーマンスの向上を目的としたハードウェアとソフトウェアを発表
- AT&T Foundry*、Big Switch Networks*、中華電信*、HP*、NEC*、NTT データ*、Quanta*、Super Micro*、VMware*、Vyatta*(Brocade 子会社)など、独立系ソフトウェア企業、システムメーカー、サービス・プロバイダーが、インテルのリファレンス・アーキテクチャー上で革新的なソリューションを構築
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は本日、IT 業界ならびに通信業界が Software-Defined Network(SDN)と Network Function Virtualization(NFV)向けのハードウェアおよびソフトウェア開発を促進する 3 つの戦略的リファレンス・アーキテクチャーを発表しました。
これらのリファレンス・アーキテクチャーは、通信/クラウド・データセンター/企業データセンターのインフラ市場向けに開発され、SDN と NFV のオープンスタンダードと業界をリードするインテルのハードウェアおよびソフトウェアを組み合わせたものです。これにより、テレコム・ネットワークの高速化とインテリジェント化が可能になり、そしてこのアーキテクチャーは変化し続ける市場にも適用可能です。標準的な x86 プラットフォーム上に SDN と NFV を統合することで、ネットワークの取得/管理にかかるコストを低減し、これまでのテレコム・ネットワーク・インフラでは不可能だった新しい革新的なサービスが実現します。
インテル コーポレーション インテル・アーキテクチャー事業本部 副社長 兼 コミュニケーションズ&ストレージ・インフラ・グループ ゼネラルマネージャーのローズ・スクーラーは「今日の高価で複雑なネットワークを、入手が容易な市販のハードウェア上で稼働する、仮想化され、プログラマブルかつ標準化されたアーキテクチャーへと変革するというインテルのビジョンに、SDN と NFV は必要不可欠な要素です。本日発表されたリファレンス・アーキテクチャーはネットワークの進化を新しい段階へと引き上げ、そしてビジネスの迅速性とスマートな経済性を促進するオープンな環境の普及に向けたインテルの注力を示すものです」と述べています。
データセンターとテレコム・ネットワーク・インフラを提供する事業者は、パブリックおよびプライベート・クラウド上の新しい、収益を生み出すサービスへの対応を常に求められています。しかしながら、それらに対応するために必要なインフラの構築コストが高価であるため、対応できないことがあります。今回発表したリファレンス・アーキテクチャーと開発キットは、SDN や NFV のようなオープンで標準化された技術への業界全体の移行をサポートするというインテルの戦略のなかでも重要な役割を担います。これにより、通信事業者やクラウドサービス事業者は、投資コストや運用コストをさらに削減できるだけでなく、収益拡大に向けて新しいサービスを提供することができます。
SDN と NFV は、データセンターや通信のインフラ環境全体にわたるネットワークの設計、導入、管理の手法を変革するための補完的なネットワーク技術です。SDN ではコントロール・プレーンとデータ・プレーンを分離することにより、ネットワークを外部からプログラム、管理することができるため、データセンター全体でのより効率的なトラフィック制御を実現する、より大規模かつダイナミックな拡張性を提供できます。そして、NFV によりサービス・プロバイダーは、大容量 x86 サーバー上でアプリケーションを稼働させながら、ファイアウォール、VPN または侵入検知サービスなどのネットワーク機能を仮想化し、管理できます。
AT&T Foundry*、Big Switch Networks*、中華電信*、HP*、NEC*、NTT データ*、Quanta*、Super Micro*、VMware*、Vyatta*(Brocade 子会社)など、多くの独立系ソフトウェア企業、システムメーカー、サービス・プロバイダーは、インテルのスイッチ・リファレンス・アーキテクチャー上で革新的なソリューションを構築しています。
インテル® オープン・ネットワーク・プラットフォーム(ONP)スイッチ・リファレンス・デザイン
インテル® オープン・ネットワーク・プラットフォーム(ONP)・スイッチのリファレンス・デザイン(開発コード名:Seacliff Trail)は、拡張性の高いインテル® プロセッサー、インテル® イーサネット・スイッチ 6700 シリーズ、インテル® 通信チップセット 89xx シリーズで構成されており、すでに提供を開始しています。インテル® ONP スイッチのリファレンス・デザインには、Wind River Linux を利用したオープンでフル・カスタマイズ可能なネットワーク・スイッチ・ソフトウェアである Wind River Open Network Software(ONS)が含まれています。Wind River ONS は高度なトンネリングなどの主要なネットワーク機能に加え、OpenFlow や Open vSwitch などの SDN スタンダードに対応するモジュラー、オープン・コントロール・プレーン、管理インターフェイスなどにも対応しています。共通のオープンなプログラミング・インターフェイスにより、自動化されたネットワーク管理が可能になり、またサーバー・スイッチの構成要素とネットワーク・スイッチを連携させることで、費用対効果、安全性、効率、拡張性の高いサービスが実現します。
インテル® データ・プレーン開発キット(インテル® DPDK)Accelerated Open vSwitch
ネットワークのアーキテクチャーはこれまで、企業向けのエンドポイント・アプリケーションへの需要にこたえるため、大規模パケット処理のスループットを確保するために最適化されていました。インテルは、インテル® DPDK を利用した Open vSwitch 上での小規模なパケット処理のスループットとパフォーマンスの改善に向けたプロジェクトを進行中です。インテルは今回、インテル® DPDK のライブラリーを最大限活用するために、特にカーネルのフォワーディング・モジュール(データ・プレーン)を再設計しました。インテル® DPDK Accelerated Open vSwitch は、インテル® ONP サーバーのリファレンス・デザインとともに、2013 年第 3 四半期(7~9 月)にリリースされる予定です。
インテル® オープン・ネットワーク・プラットフォーム・サーバーのリファレンス・デザイン
インテル® ONP サーバーのリファレンス・デザイン(開発コード名:Sunrise Trail)は、インテル® Xeon® プロセッサー、インテル® 82599 イーサネット・コントローラー、インテル® 通信チップセット 89xx シリーズで構成されています。このリファレンス・デザインは、データセンターや通信向けに SDN と NFV のオープンスタンダードを採用する標準的なインテル・アーキテクチャーのサーバー上での仮想アプライアンスの稼働を可能にします。Wind River ONS には、インテル® DPDK Accelerated Open vSwitch に加え、パケット処理の高速化やパケット検知などの機能が含まれています。また、OpenFlow、Open vSwitch、OpenStack などのオープンな SDN スタンダードにも対応しています。このプロジェクトは現在開発が進んでおり、アルファ・バージョンが 2013 年後半に提供される予定です。
インテルについて
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
以上
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