インテル コーポレーション
ビッグデータの隠れた価値をより高速かつ簡単に見つけ出す
インテル® データ・プラットフォームを発表
2014 年 2 月 14 日
<ご参考資料>
* 2014 年 2 月 13 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。
ニュース・ハイライト
- インテル® データ・プラットフォームは、ビッグデータの処理基盤の導入を簡略化することにより、新しい製品やサービスの開発、業務効率の改善を可能に
- インテル® データ・プラットフォームの分析ツールキットは、グラフ分析と予測モデリングの複雑さと手間を軽減することにより、データから価値のある知見を発見することをサポート
- Premium Edition は、強化された自動化機能、セキュリティーパッチ、アラート機能などにより、予測可能性と信頼性を向上すると共に、テクニカルサポートを提供
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、企業のビッグデータへの投資価値を最大化するためのソリューションであるインテル® データ・プラットフォームを発表しました。これは、企業がビッグデータから大きな価値をより簡単かつ高速に見出せるように設計された、オープンソース・テクノロジーをベースとしたソフトウェア・スイートです。
さらに、新たに提供されるインテル® データ・プラットフォーム分析ツールキット(インテル® データ・プラットフォーム AT)により、データ内の隠れた関連性から価値のある知見を見出すための、グラフ分析および予測モデリング環境を構築できます。
インテル® データ・プラットフォームは、Apache Hadoop 対応インテル® ディストリビューション* 上に構築され、ビッグデータのインポート、管理、分析のためのオープンな環境と、高い信頼性に加え、企業での利用に適したセキュリティーとサポートを提供します。このプラットフォームは、ストリーミングデータ処理、インタラクティブな反復データ分析、グラフ処理などの新しいデータ処理機能も備えています。これらの機能を利用することで、企業はこれまで Apache Hadoop だけでは実現できなかった方法で、データから価値を引き出すことができます。
インテル コーポレーション データセンター・ソフトウェア事業部長のボイド・デイビスは、「ビッグデータが期待先行段階から実際に普及する段階へと移行する中で、インテルは複雑さの軽減とさらなる価値創出により、ビッグデータ導入の障壁を解消するためのサポートを提供しています。インテル® データ・プラットフォームは、幅広いアプリケーションをサポートし、オープンソース・ソフトウェアを活用する顧客に、より優れたセキュリティー、高い信頼性、そして安心感をお届けします」と述べています。
リアルタイムのストリーミング処理に特化した統合的なフレームワークにより、小売業界などの企業は、インテル® データ・プラットフォームを利用してソーシャルメディアや各種センサーで取得したデータ、店内購入情報、在庫情報を素早く分析し、新製品への有名人からの推薦コメントの効果を分析できます。また、ビッグデータ・アプリケーション用のインタラクティブな反復データ分析用のフレームワークを使用することで、例えば通信業界などの企業は、特定の顧客に関連する膨大なデータを分析して、新しい製品やサービスを勧めるための情報をカスタマイズすることができます。
このプラットフォームは、Enterprise Edition と Premium Edition の 2 つのバージョンで提供される予定です。Enterprise Edition は、自社で導入作業を実施できる企業向けの無償ソフトウェア製品として完全な機能を備えたプラットフォームとして提供されます。Premium Edition は、年間契約ベースの有償製品として提供され、強化された自動化機能、プロアクティブなセキュリティーパッチとアラート、継続的な機能強化、電話でのテクニカルサポートなどの追加機能を利用できます。
予期せぬ質問への驚くべき解決方法の発見
最新のデータ分析用ツールは、既知の質問に答えることはできますが、データ内の未知の関係性を見出すことはできません。インテル® データ・プラットフォーム AT は、グラフ分析と予測モデリングの複雑さ、労力、コストを軽減し、データ・サイエンティストがデータ内から新たな知見や隠れた関係性を見出すことをサポートします。
インテル® データ・プラットフォーム AT が提供する、グラフやネットワークベースのクラスタリングなどの共通アルゴリズム基盤を使うことにより、IT 部門は特定業務に合わせた独自のプログラムを構築することが出来ます。これらの簡単に導入可能なアルゴリズムは、金融サービス、医療、小売業界などさまざまな業界に幅広く対応可能です。また、グラフ分析と従来の機械学習機能を統合するための強化された開発フレームワークにより、プログラミング作業を効率化できます。
金融サービス企業のデータ・サイエンティストであれば、購入者、販売者、取引に関する情報から、潜在的なセキュリティー上の危険がある特定パターンを検出するような詐欺行為検出サービスを開発することで、個人の購入傾向のみを監視する方法では特定できない、より多くのインサイトを取得することができます。インテル® データ・プラットフォーム AT は、現在はベータ版が利用可能で、第 2 四半期末までに製品版がリリースされる予定です。
ビッグデータの活用が現実に
新しい科学的発見、ビジネスモデル、コンシューマー体験を実現するために、インテルはすでにさまざまな規模の企業と共同で、データ内の未知の価値を見出すためのサポートを提供しています。中国移動通信* では、インテルベースのハードウェアとソフトウェアのソリューションの導入により、オンライン決済と、ほぼリアルタイムでの最長 6 カ月分もの通話データ記録の検索が可能になり、課金プロセスとカスタマーサービスを向上しています。現在、中国移動通信の詳細な請求書照会システムでは、1 秒間に 30 万件の記録を検索でき、さらに 80 万の記録を登録できます。これは、1 カ月あたり 30 テラバイト(TB)の契約者請求データに相当します。
またインテルは小売業向けのテクノロジーを提供する Living Naturally* と共同で、Apache Hadoop 対応インテル® ディストリビューションをベースとした、小売事業者によるサプライチェーンと製品販促の管理を改善するビジネス分析アルゴリズムを開発しました。このアルゴリズムは、ソーシャルメディア、検索エンジン、気象情報サイトなど、社内外の混合データを分析するものです。小売事業者は、得られた情報に基づいて業務の実情を把握できるとともに、製品を最適な数量で再発注するタイミングを決定し、在庫の余剰、不足、保存期限切れを最小化できます。一例として、Twitter* で多くのフォロワーがいる人気の高い医療関係者がダイエットに効果があるラズベリーケトン錠を推薦すると、販売が急増し、在庫が減少します。インテルベースの分析ソリューションを利用する小売事業者は、このようなソーシャルメディアなどのオンライン・ポスティングによる販売需要の増加を予測できます。
インテルについて
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
以上
* Intel、インテル、Intel ロゴは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
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