インテル コーポレーション
研究と実生活をつなげる産学共同の最新研究所を新設
6 月 27 日
<ご参考資料>
* 2012 年 6 月 26 日に米国にて発表されたプレスリリースの抄訳です。
- インテル・ラボは、1 億ドル規模の「インテル・サイエンス・テクノロジー・センター(ISTC)」プログラムを展開
- 米カリフォルニア大学アーバイン校を拠点にその他いくつかの大学と協力する 7 番目の ISTC-Social は、ソーシャル・コンピューティングを重点研究
- スマート・シティ、家、オフィスから、ショッピング、コミュニケーション、ドライブなど、世界の 20 件以上の研究プロジェクトで、生活を変革する技術を今後 10 年間にわたり探求
- インテル・ラボは 10 周年を記念し、この 10 年間にインテル・ラボで発明され、製品化された主要技術を“技術の殿堂”として紹介
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、本日、10 回目となる R & D イベント「リサーチ@インテル」を開催し、最高技術責任者(CTO)のジャスティン・ラトナーが、テクノロジーの未来を変革するべく現在進行中の 20 件を超える革新的な研究プロジェクトを紹介するショーケース「未来生活の一場面」を紹介しました。
ラトナーはまた、7 番目となる「インテル・サイエンス・テクノロジー・センター(ISTC)」も発表しました。新設されたセンター(ISTC-Social)はソーシャル・コンピューティングを重点研究テーマとし、インテルのユーザー体験デザインに特化した研究における初の大学との連携になります。
インテルの ISTC-Social は、米カリフォルニア大学アーバイン校を拠点に、コーネル大学、ジョージア工科大学、インディアナ大学、ニューヨーク大学の研究グループとの共同研究も行います。インテルが 2011 年 1 月に発表した 5 年間にわたる 1 億ドル規模の ISTC プログラムの一環として、このセンターに 1,500 万ドルが拠出され、このプログラムは運営されます。ビッグデータ、クラウド・コンピューティング、組込みコンピューティング、ビジュアル・コンピューティング、セキュア・コンピューティング、パーベイシブ・コンピューティングを研究する他の 6 つの ISTC と同様、この新しいソーシャル・コンピューティング・センターも、インテルと学界のより緊密なコラボレーションを促進するものです。このセンターでは、社会科学/技術者のコミュニティーによるコンピューティングや研究のための新しいパラダイムの創出を目指します。
ラトナーは「インテルは、体験重視型イノベーションの分野で定評あるインテルのリーダーシップを高めるべく、さまざまな分野の教員や大学院生などの研究者と分野横断的な学術コミュニティーを形成し、技術分野と社会分野のギャップを埋め、互いの研究をさらに進めていくことを目指しています。体験重視型アプローチは、他のインテル・ラボのテクノロジーや、これまで大成功を収めてきた当社のさまざまな発明にも反映されています。これまでのインテル・ラボの研究成果は実用化されて日常生活で活用されてきました。同様に、今日の研究は未来の生活を豊かなものにしていくことでしょう」と述べています。
ISTC-Social は、情報技術やデジタル・メディアを社会的、文化的な現象として探求する研究を中心に進めます。学術界は人々のデジタル・ライフ、ソーシャル・ライフをソーシャル・コンピューティングの「第三波」と呼び、今後より複雑に絡み合うようになると指摘しています。ISTC-Social は、データを通して人々がつながる方法や、グループがデジタル・ツールを利用して他者に働きかけを行うことで世界を変えていくような分野でイノベーションを起こす機会を提供します。ISTC-Social は、人々が大規模にネットワーク化されたモバイル・コンピューティングやクラウド・コンピューティングを利用して進歩していくための新たな機会を実現する最前線に立つことを目指しています。
「未来生活の一場面」ショーケース
リサーチ@インテルのデモンストレーションは、未来のスマート・シティ、家、オフィスについて検討を行う領域横断的な「サスティナブル・リビング・センター」に結ばれた 4 つのインタラクティブ・ゾーンで行われます。各ゾーンの主な特徴は以下のとおりです。
- 私の生活:自宅の生活を向上し変革させる、動作に反応する環境配慮型のテクノロジーを紹介します。鍵がなくても、コンテキスト・アウェアを想起することで安心して保護された体験を実現する屋内センサー、体型を忠実に再現しリアルな動きを実現する三次元アバターを利用した仮想試着技術「Magic Mirror」、壁やカウンターなど屋内の任意の場所にメディア・コンテンツを表示して、情報の交換を可能にする技術などを紹介します。
- 私の車:人、高速道路、情報スーパーハイウェイをつなぎ、ドライブ体験を向上する革新的な技術を紹介します。画像処理、照明器具、計算関連のソフトウェアやインテル® アーキテクチャーを利用して、ヘッドライトが雨滴に反射するのを防ぐ技術で雨の中でも見通しの良いヘッドライト・システムの試作品を紹介します。
- 私の仕事:会議機能の向上、信頼できるクラウドサービスや視覚分析により、働き方を革新する技術を紹介します。「スマート・ミーティング・アシスタント」がグループ・ミーティングにおける書き起こし、キャプション、翻訳をリアルタイムで作成する様子を紹介します。データ可視化・最適化アルゴリズムを利用し、重要なパターンや関係を特定し、調査や知識の発見を促して、意思決定をサポートすることで「ビッグデータ」の課題に対処する 3 種類の可視化デモを行います。
- 不可欠な技術要素:将来のデバイスやウェブサイトを方向付け、未来技術の体験ポータルとなる重要な革新技術を紹介します。リアルな動きに非常に忠実に、スケーラブルかつリアルタイムの仮想キャラクターを実現するビジュアル・コンピューティングを研究する ISTC の取り組み、「リバー・トレイル」技術による 3D ブラウザー体験、顔認識アプリケーションによるユーザー認証によりクラウド上のユーザー・データを保護する新技術、人々が利用するさまざまな機器に動画を対応させつつ、同時に複数のクライアント機器に動画をストリーミング配信することのできるインテリジェント・ビデオ・サーバーなど、幅広い領域にわたるテクノロジーを紹介します。
- サスティナブル・リビング:人、サービス・プロバイダー、行政機関、機器が信頼性の高い環境でシームレスに情報の交換をできる技術やサービスを紹介します。インテル・ラボは、さまざまな新しいセンサー、ソフトウェア・アグリゲーター、アクチュエーター、インターフェースを開発しており、これらを組み合わせて利用することで課題に対処します。家庭内のエネルギー使用を管理する技術、ローカル制御の可能なスマート・オフィスビルを構築する技術、交通渋滞の緩和や水質・大気の改善のためにインテルが開発した各種センサー、そして充電ステーション・インフラなどを展示します。
研究から実用へ、10 周年を記念する“技術の殿堂”
過去 20 年間にわたりインテルの研究者は、画期的な技術の開発、日常生活の向上、人々のコンピューティング体験の改革を行ってきました。インテルは 2001 年に現在のインテル・ラボとして知られる組織を設立し、2003 年には初の「リサーチ@インテル」イベントを開催して世界中で進められるさまざまな研究プロジェクトを紹介しました。10 回目を記念して「リサーチ@インテル 2012」では、これまでにインテル・ラボの研究者が構想、発明、インテル製品として製品化または製品に搭載された 10 の技術を“技術の殿堂”として紹介するためデジタル・ディスプレイを作成しました。“技術の殿堂”として新たに紹介された Thunderbolt™、インテル® Atom™ プロセッサー、インテル® ワイヤレス・ディスプレイなどの技術は、全く新しい技術であり、ユーザー体験とコンピューティング製品の能力を劇的に向上させます。
インテルについて
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用されるさまざまなコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
以上
* Intel、インテル、Thunderbolt、Atom、Intel ロゴは、米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。
