インテル コーポレーション
2015 年第 4 四半期および通年決算を発表
年間の売上高は 554 億ドル、純利益は 114 億ドル
2015 年第 4 四半期の売上高は四半期として過去最高の 149 億ドル
2016 年 1 月 15 日
<ご参考資料>
* 2016 年 1 月 14 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。
ニュース・ハイライト
- データセンター事業本部、IoT(Internet of Things)事業本部、不揮発性メモリー・ソリューションズ事業部の通年売上高はいずれも過去最高
- 第 6 世代 インテル® Core™ プロセッサー(コードネーム:Skylake)への強い関心を受け、2015 年 11 月時点で、クライアント・コンピューティング事業本部の出荷製品数量の半分以上が 14nm(ナノ・メートル)採用製品
- 年間の 1 株当りの配当金を 1 ドル 4 セントに増配
- 2016 年初頭にアルテラの買収を完了し、インテルのポートフォリオを拡大
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、2015 年通年の売上高は 554 億ドル、営業利益は 140 億ドル、純利益は 114 億ドル、そして 1 株当り利益は 2 ドル 33 セントになったと発表しました。また、2015 年に営業活動を通じて約 190 億ドルの現金を創出し、46 億ドルの配当金を支払い、9,600 万株の普通株式を 30 億ドルで買い戻しました。
2015 年第 4 四半期の売上高は 149 億ドル、営業利益は 43 億ドル、純利益は 36 億ドル、そして 1 株当り利益は 74 セントでした。インテルは同四半期に、営業活動を通じて約 54 億ドルの現金を創出し、11 億ドルの配当金を支払いました。また、1,700 万株の普通株式を 5 億 2,500 万ドルで買い戻しました。
インテル コーポレーション CEO(最高経営責任者)のブライアン・クルザニッチは「第 4 四半期は、堅調な業績とともに 1 年を終える結果となり、また当初の予測通りの業績となりました。2015 年の業績は、インテルが進化し、またその戦略が順調に進んでいることを示しています。インテルは本年、拡大を続けるスマート&コネクテッドの世界で求められるインフラの能力を向上させることにより、引き続き成長を推進していきます」と述べています。
2015 年通年の主要な事業部門の傾向
- クライアント・コンピューティング事業本部の売上高は 332 億ドル、前年比で 8%減少
- データセンター事業本部の売上高は 160 億ドル、前年比で 11%増加
- IoT(Internet of Things)事業本部の売上高は 23 億ドル、前年比で 7%増加
- ソフトウェア&サービス事業部門の売上高は 22 億ドル、前年比で 2%減少
- 不揮発性メモリー・ソリューションズ事業部の売上高は、前年比で 21%増加
2015 年第 4 四半期の主要な事業部門の傾向
- クライアント・コンピューティング事業本部の売上高は 88 億ドル、前期比で 3%増加、前年同期比で 1%減少
- データセンター事業本部の売上高は 43 億ドル、前期比で 4%増加、前年同期比で 5%増加
- IoT 事業本部の売上高は 6 億 2,500 万ドル、前期比で 8%増加、前年同期比で 6%増加
- ソフトウェア&サービス事業部門の売上高は 5 億 4,300 万ドル、前期比で 2%減少、前年同期比で 3%減少
- 不揮発性メモリー・ソリューションズ事業部の売上高は、前期比で同等、前年同期比で 10%増加
|
通年決算の比較 |
|||
|
2015 年 |
2014 年 |
対 2014 年比 |
|
|
売上高 |
554 億ドル |
559 億ドル |
1%減少 |
|
粗利益率 |
62.6% |
63.7% |
1.1 ポイント低下 |
|
研究開発費と販管費計 |
201 億ドル |
197 億ドル |
2%増加 |
|
営業利益 |
140 億ドル |
153 億ドル |
9%減少 |
|
実効税率 |
19.6% |
25.9% |
6.3 ポイント低下 |
|
純利益 |
114 億ドル |
117 億ドル |
2 %減少 |
|
1 株当り利益 |
2 ドル 33 セント |
2 ドル 31 セント |
1%増加 |
|
四半期決算の比較(前期比) |
|||
|
2015 年第 4 四半期 |
2014 年第 4 四半期 |
対 2014 年第 4 四半期比 |
|
|
売上高 |
149 億ドル |
147 億ドル |
1%増加 |
|
粗利益率 |
64.3% |
65.4% |
1.1 ポイント低下 |
|
研究開発費と販管費計 |
52 億ドル |
50 億ドル |
4%増加 |
|
営業利益 |
43 億ドル |
45 億ドル |
3%減少 |
|
実効税率 |
16.0% |
21.4% |
5.4 ポイント低下 |
|
純利益 |
36 億ドル |
37 億ドル |
1%減少 |
|
1 株当り利益 |
74 セント |
74 セント |
同等 |
|
四半期決算の比較(前期比) |
|||
|
2015 年第 4 四半期 |
2015 年第 3 四半期 |
対 2015 年第 3 四半期比 |
|
|
売上高 |
149 億ドル |
145 億ドル |
3%増加 |
|
粗利益率 |
64.3% |
63.0% |
1.3 ポイント上昇 |
|
研究開発費と販管費計 |
52 億ドル |
48 億ドル |
8%増加 |
|
営業利益 |
43 億ドル |
42 億ドル |
3%増加 |
|
実効税率 |
16.0% |
26.9% |
10.9 ポイント低下 |
|
純利益 |
36 億ドル |
31 億ドル |
16%増加 |
|
1 株当り利益 |
74 セント |
64 セント |
16%増加 |
業績予測
インテルの業績予測には、1 月 14 日以降に完了しうる将来の事業統合、資産の買収、事業の売却、その他の投資などによる影響は含まれていません。
注記:インテルの 2016 年通年、ならびに同年第 1 四半期の業績には、先頃、買収を完了したアルテラの業績、2016 年を 53 週とし、第 1 四半期に 1 週分追加した点、インテルの製造施設の機械と装置の耐用年数を 4 年から 5 年に変更した点が含まれています。
アルテラの買収が 2016 年度初頭に完了したことにより、2016 年のガイダンスには FPGA 事業の予測業績が含まれています。アルテラの買収により、インテルは、現金以外を主とした買収関連費用を有することになりました。インテルの 2016 年第 1 四半期、ならびに同年通年のガイダンスでは、GAAP と非 GAAP の両方を設けています。GAAP と非 GAAP 間の財務測定上の調整には、下記の内容が含まれます。
2016 年通年
|
GAAP |
非 GAAP |
誤差の範囲 |
|
|
売上高 |
一桁台の半ばから 後半の伸び |
一桁台の半ばから 後半の伸び |
非適用 |
|
粗利益率 |
61% |
63% |
+/-数パーセント |
|
費用(研究開発費ならびに販売費/一般管理費) |
214 億ドル |
213 億ドル |
+/-4 億ドル |
|
買収関連の無形資産の償却(営業費用を含む) |
3 億 5,000 万ドル |
ゼロ |
近似値 |
|
減価償却 |
65 億ドル |
65 億ドル * |
+/-2 億ドル |
|
実効税率 |
25% |
25% * |
近似値 |
|
年間設備投資 |
95 億ドル |
95 億ドル * |
+/-5 億ドル |
2016 年第 1 四半期
|
GAAP |
非 GAAP |
誤差の範囲 |
|
|
売上高 |
140 億ドル | 141 億ドル |
+/-5 億ドル |
|
粗利益率 |
58% |
62% |
+/-数パーセント |
|
費用(研究開発費ならびに販売費/一般管理費) |
56 億ドル |
55 億ドル |
近似値 |
|
買収関連の無形資産の償却(営業費用を含む) |
1 億ドル |
ゼロ |
近似値 |
|
買収関連の無形資産の償却 |
ゼロ |
ゼロ * |
近似値 |
|
減価償却 |
17 億ドル |
17 億ドル * |
近似値 |
* 非 GAAP として調整されていません。
インテルの業績と業績予測の追加情報は、CFO のコメント(http://www.intc.com/results.cfm)で入手できます。
インテルは、米国太平洋時間、本日午後 2 時よりウェブ・キャスト(http://www.intc.com/)による説明を行いました。その内容は同サイトで再生、または MP3 にダウンロードすることができます。インテルは、2015 年第 4 四半期決算を 2016 年 4 月 19 日(米国太平洋時間)に発表する予定です。
インテルは、将来実現するであろう人々の感動体験の創造を目指す企業です。インテルのイノベーションは、パーソナル機器やサーバーなどのコンピューティングやクラウドだけでなく、ネット接続されたスマートな IoT(Internet of Things)の実現、そして私たちがより安心して過ごすことができるデジタル・ライフへと広がっています。10 万人を超える社員が、ビジネスの変革や、新しい発見の促進、そして人々の体験機会の改善に努めています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
以上
* Intel、インテル、Intel ロゴは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
インテル コーポレーション
連結損益計算書(要約) (1 株当りの数値を除き単位 100 万)
|
|
第 4 四半期 |
第 1~4 四半期 |
||
|
2015 年 |
2014 年 |
2015 年 |
2014 年 |
|
|
売上高 |
$ 14,914 |
$ 14,721 |
$ 55,355 |
$ 55,870 |
|
売上原価 |
5,324 |
5,100 |
20,676 |
20,261 |
|
粗利益 |
9,590 |
9,621 |
34,679 |
35,609 |
|
研究開発費 |
3,119 |
2,990 |
12,128 |
11,537 |
|
販売費および一般管理費 |
2,118 |
2,049 |
7,930 |
8,136 |
|
研究開発費と販管費計 |
5,237 |
5,039 |
20,058 |
19,673 |
|
リストラ費用と資産価値の減損費用 |
(13) |
57 |
354 |
295 |
|
買収による無形資産の償却 |
67 |
72 |
265 |
294 |
|
営業費用計 |
5,291 |
5,168 |
20,677 |
20,262 |
|
営業利益 |
4,299 |
4,453 |
14,002 |
15,347 |
|
投資収益(損失) |
18 |
233 |
315 |
411 |
|
利息およびその他の利益 |
(14) |
(27) |
(105) |
43 |
|
税引前利益 |
4,303 |
4,659 |
14,212 |
15,801 |
|
法人税等 |
690 |
998 |
2,792 |
4,097 |
|
当期純利益 |
$ 3,613 |
$ 3,661 |
$ 11,420 |
$ 11,704 |
|
1 株当り利益 |
$ 0.77 |
$ 0.77 |
$ 2.41 |
$ 2.39 |
|
希釈後 1 株当り利益 |
$ 0.74 |
$ 0.74 |
$ 2.33 |
$ 2.31 |
|
期中平均発行済株式数 |
4,722 |
4,769 |
4,742 |
4,901 |
|
希釈後普通株式数 |
4,876 |
4,940 |
4,894 |
5,056 |
インテル コーポレーション
連結貸借対照表(単位 100 万)
|
|
2015 年 |
2015 年 |
2014 年 |
流動資産
|
現金および預金等 |
$ 15,308 |
$ 7,065 |
$ 2,561 |
|
短期投資 |
2,682 |
7,119 |
2,430 |
|
運用資産 |
7,323 |
6,659 |
9,063 |
|
売掛金 |
4,787 |
4,101 |
4,427 |
|
たな卸資産: |
|||
|
原材料 |
532 |
557 |
462 |
|
仕掛品 |
2,893 |
2,690 |
2,375 |
|
製品 |
1,742 |
1,718 |
1,436 |
|
|
5,167 |
4,965 |
4,273 |
|
繰延税金資産 |
2,036 |
1,992 |
1,958 |
|
その他流動資産 |
3,053 |
4,304 |
3,018 |
|
流動資産合計 |
40,356 |
36,205 |
27,730 |
|
有形固定資産 |
31,858 |
31,597 |
33,238 |
|
市場性を有する戦略的持分証券 |
5,960 |
5,618 |
7,097 |
|
その他の長期投資 |
1,891 |
1,829 |
2,023 |
|
営業権 |
11,332 |
11,026 |
10,861 |
|
特定の純無形資産 |
3,933 |
4,022 |
4,446 |
|
その他の長期資産 |
7,735 |
8,255 |
6,505 |
|
資産合計 |
$ 103,065 |
$ 98,552 |
$ 91,900 |
流動負債
|
短期借入金 |
$ 2,634 |
$ 1,129 |
$ 1,596 |
|
買掛金 |
2,063 |
2,449 |
2,748 |
|
未払補償金など |
3,138 |
2,732 |
3,475 |
|
未払広告費 |
960 |
1,028 |
1,092 |
|
繰延利益 |
2,188 |
2,160 |
2,205 |
|
その他の未払負債 |
4,684 |
5,582 |
4,895 |
|
流動負債合計 |
15,667 |
15,080 |
16,011 |
|
長期借入金 |
20,036 |
20,059 |
12,059 |
|
長期繰延税金負債 |
2,539 |
2,502 |
3,775 |
|
その他の長期負債 |
2,841 |
2,909 |
3,278 |
|
一時的な資本 |
897 |
905 |
912 |
株主資本:
|
優先株 |
– |
– |
– |
|
普通株および |
23,411 |
23,001 |
21,781 |
|
その他の包括利益 |
60 |
(335) |
666 |
|
利益剰余金 |
37,614 |
34,431 |
33,418 |
|
資本合計 |
61,085 |
57,097 |
55,865 |
|
負債および資本合計 |
$ 103,065 |
$ 98,552 |
$ 91,900 |
インテルコーポレーション
事業部門別業績の補足情報(単位100万ドル)
|
|
第 4 四半期 |
第 1~4 四半期 |
||
|
2015 年 |
2014 年 |
2015 年 |
2014 年 |
|
|
売上高 |
||||
| クライアント・コンピューティング事業本部 | ||||
|
プラットフォーム |
$ 8,392 |
$ 8,466 |
$ 30,654 |
$ 33,210 |
|
その他 |
364 |
400 |
1,565 |
1,662 |
|
|
8,756 |
8,866 |
32,219 |
34,872 |
| データセンター事業本部 | ||||
|
プラットフォーム |
4,021 |
3,823 |
14,882 |
13,366 |
|
その他 |
287 |
268 |
1,095 |
1,021 |
|
|
4,308 |
4,091 |
15,977 |
14,387 |
| IoT 事業本部 | ||||
|
プラットフォーム |
526 |
494 |
1,976 |
1,814 |
|
その他 |
99 |
97 |
322 |
328 |
|
|
625 |
591 |
2,298 |
2,142 |
| ソフトウェア&サービス事業部門 |
543 |
557 |
2,167 |
2,216 |
|
その他の事業部門 |
682 |
616 |
2,694 |
2,253 |
|
売上合計 |
$ 14,914 |
$ 14,721 |
$ 55,355 |
$ 55,870 |
|
営業利益(損失) |
||||
|
クライアント・コンピューティング事業本部 |
$ 2,720 |
$ 2,837 |
$ 8,165 |
$ 10,323 |
|
データセンター事業本部 |
2,173 |
2,266 |
7,844 |
7,390 |
|
IoT 事業本部 |
132 |
177 |
515 |
583 |
|
ソフトウェア&サービス事業部門 |
91 |
25 |
210 |
81 |
|
その他の事業部門 |
(817) |
(852) |
(2,732) |
(3,030) |
|
営業利益合計 |
$ 4,299 |
$ 4,453 |
$ 14,002 |
$ 15,347 |
2015 年第 1 四半期中に、インテルは PC クライアント事業本部とモバイル&コミュニケーションズ事業本部を統合し、クライアント・コンピューティング事業本部を設立しました。この組織変更は、すべてのクライアント・コンピューティング市場セグメントに取り組み、インテルの知的財産を有力な顧客ソリューションとして活用する戦略を反映しています。過去の数値は、2015 年度から開始された部門別業績の内部的な管理、測定の手法ならびにその他の小規模な組織再編が反映されるよう、遡って調整されています。
上記記載のインテルの事業部門は、下記部門で構成されています。
- クライアント・コンピューティング事業本部:ノートブック(Ultrabook™ システムを含む)、2 in 1 システム、デスクトップ(オール・イン・ワン、高機能上級者向け PC を含む)、タブレット、ならびにスマートフォン向けのプラットフォーム、無線/有線接続機器およびモバイル通信向けコンポーネントを提供しています。
- データセンター事業本部:エンタープライズ、クラウド、通信インフラ、技術コンピューティングのセグメント向けにサーバー、ネットワーク、ストレージのプラットフォームを提供しています。
- IoT(Internet of Things)事業本部:流通、運輸、産業、ビル・住宅など、様々な市場分野向けの組込みプラットフォームを提供しています。
- ソフトウェア&サービス事業部門は、マカフィーの事業であるエンドポイント・セキュリティー、ネットワークとコンテンツ・セキュリティー、リスクならびにコンプライアンス対策、コンシューマーやモバイル向けセキュリティーなどのソフトウェア/ハードウェア製品と、インテル・アーキテクチャーをソフトウェア開発のプラットフォームとして普及促進させるソフトウェア製品とサービスを提供しています。
- その他の事業部は、下記部門で構成されています。
- 不揮発性メモリー・ソリューションズ事業部とニュー・デバイス事業部の事業の業績
- リストラや資産の減損に係る費用
- 業績連動型ボーナスの一部や、各事業本部に配賦されていないその他の費用
- 個別の営業業績について当社の CODM(最高経営意思決定者)のレビューを受けていない売却事業に関する売上
- ファウンダリ―事業など、インテルのイニシアティブを支援するスタートアップ・ビジネスの業績
- 買収に伴う無形資産や営業権の償却や減損などの買収関連費用
インテルの売上のかなり多くは、プラットフォームの販売によります。プラットフォームには、マイクロプロセッサーやチップセット、スタンドアローン SoC、マルチチップ・パッケージなどのさまざまなコンポーネントや技術を含みます。残りの主たる製品群は、その他に含みます。
