インテル® Atom™ プロセッサーの普及加速に向けた製品計画を発表
~ Computex 基調講演 ~
2010 年 6 月 1 日
* 2010 年 6 月 1 日に台湾で発表されたプレスリリースの抄訳です。
ニュース・ハイライト
- インテル® Atom™ プロセッサー・ファミリーの新しい製品計画:モバイル向けデュアルコア・プロセッサー「Pine Trail」(開発コード名)と、タブレット機器や薄型ネットブック向けに最適化された「Oak Trail」(開発コード名)を紹介
- 超薄型ネットブックを実現する革新的なプラットフォーム「Canoe Lake」(開発コード名):世界最薄となる厚さ 14 ミリの斬新なデュアルコア・ネットブック
- Windows* や MeeGo*、Google OS など、さまざまなソフトウェアをサポートするインテル独自の「ポート・オブ・チョイス」ソフトウェア戦略
- 将来のインテル® Atom™ プロセッサーのシステム・オン・チップ(SoC)製品が、幅広いソフトウェアのサポートにより、PC と同様のコンピューティング・プラットフォームを自動車、スマートフォン、携帯端末、TV、タブレット機器に向けて提供
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、本日、台湾・台北で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2010」において、省電力インテル® Atom™ プロセッサー・ファミリーをベースとする新しい製品および機能を発表し、普及が進むネットブック製品の差別化をさらに推し進め、成長を続けるデスクトップ PC、ノートブック PC、サーバー事業の域を越えた新しい市場セグメントに参入する計画について講演しました。
インテルは、過去 2 年間で 5,000 万台以上のインテル® Atom™ プロセッサー搭載ネットブックを出荷した実績に加えて、この 45 日間でさらに、さまざまな新規市場に参入しました。
これまでにインテルは、
- 中国の自動車メーカー HawTai が、将来の車載インフォテインメント・プラットフォームにインテル® Atom™ プロセッサーと MeeGo* ソフトウェアを採用
- スマートフォンなどの携帯端末にインテルの次世代 Atom プロセッサー・プラットフォームを採用することで、プラットフォームの待機電力を 1/50 以下に低減
- インテル® Atom™ プロセッサー CE 製品と Android* ベースの Google TV* を採用した新しい「スマート TV」環境の実現に向けて、Google、Sony、Logitech と協業
したことを明らかにしてきました。
インテルは先ごろ、インテル® Atom™ プロセッサーを搭載したシステム・オン・チップ(SoC)製品「Tunnel Creek」(開発コード名)を公表しました。Tunnel Creek は、他社が独自に製造したシリコンとインテルの SoC 製品との接続を可能にする初めての製品となります。また、インテル® Atom™ プロセッサーはインテル® リーダーにも採用されているほか、魚群探知器やゴルフ・カートへの利用など、インテルにとってはまったく新しい分野の企業も含め、PC 以外の製品設計に関する案件が 3,000 件以上も寄せられています。
インテル コーポレーション 主席副社長 兼 インテル・アーキテクチャー事業本部長のデビッド(ダディ)・パルムッターは、これらを含めたインテルのさまざまな取り組みについて触れ、投入予定のモバイル向けデュアルコア・プロセッサー「Pine Trail」(開発コード名)を搭載した世界最薄のネットブックを披露しました。厚さ 14 ミリの超薄型を実現した革新的なプラットフォームである「Canoe Lake」(開発コード名)は、発熱を抑え、現在製品化されている他のネットブックの半分の厚さを実現しています。パルムッターは他にも、エネルギー効率の高いブレードサーバーや小売システムから、プレゼンテーション・プロジェクターや各種タブレット機器にいたるまで、インテル® Atom™ プロセッサーが搭載されたさまざまなデバイスを紹介しました。
パルムッターは「インテル® Atom™ プロセッサーの強みを活かすことにより、異なる機器でも共通の環境を実現するコンピュート・コンティニュアムの真の可能性をユーザーの皆様に実感していただけると考えています。小型でポータブルなネットブックからスマート TV 体験や革新的なタブレット機器に至るさまざまなプラットフォームにおいて、インテル・アーキテクチャーは、独自の“ポート・オブ・チョイス”ソフトウェア戦略に基づく革新的な製品の開発を推進していきます」と述べています。
基調講演のハイライト
パルムッターはまた、1 日当たり 100 万台の PC が出荷されている点 *1 について言及し、インテル® ワイヤレス・ディスプレイを含む、新しい 2010 インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーの急速な普及を強調したほか、2010 年末に量産開始が予定されている、インテルのマイクロアーキテクチャ-「Sandy Bridge」(開発コード名)による次世代インテル® Core™ プロセッサーについて説明しました。
インテル コーポレーション 上席副社長 兼 ソフトウェア&サービス事業本部長のリネイ・ジェームズは、ソフトウェアと、ソフトウェアの選択肢を拡大することによって、Atom とさまざまな機器を接続するというインテルのビジョンをいかに実現していくかについて話しました。このビジョンが実現すれば、ユーザーは、さまざまなコンピューターや PC と同様のデバイスで、コンテンツの互換性を保ち、それらを自由に利用することが可能となります。ジェームズはまた、Asus が、コンピューター・メーカーとして初めて、カスタマイズされたプリ・インストール版の AppUp クライアント「Asus App Store」をネットブックに搭載し、今秋から販売する予定だと発表しました。Windows 版に続いて、MeeGo 版も発売される予定です。
Acer CEO のジャンフランコ・ランチ氏はパルムッターとの対談で、次世代のインテル® Atom™ プロセッサーと MeeGo* ソフトウェア・プラットフォームが搭載された Acer のネットブックやタブレット機器によって、オープンなイノベーション・エコシステムがいかに促進されるかについて話しました。
ランチ氏は「Acer では、MeeGo 搭載のモバイル・デバイスに対応していく予定です。MeeGo のオープンなソフトウェア・プラットフォームにより、ユーザー・フレンドリーで使いやすい OS の選択肢がまた1つ増えることになります。Acer では、職場や自宅などあらゆる場所でいつでもどこでも使うことができる便利なテクノロジーを提供すべく取り組みを続けており、このたびインテルと協力できることを光栄に思っています」と述べています。
新しいインテル® Atom™ プロセッサー製品
現在、製造を開始し、冬期休暇シーズン前には出荷開始が予定されている、モバイル向けデュアルコア版インテル® Atom™ プロセッサーは、よりスタイリッシュで応答性に優れたユーザー環境を提供しながら、従来と同じ小型フォーム・ファクターと長時間のバッテリー駆動を実現します。また、DDR3 をサポートするネットブック用インテル® Atom™ プロセッサー N455 および N457 は、本日より出荷が開始され、入門機用デスクトップ PC 向けのインテル® Atom™ プロセッサー D525 および D425 は、6 月 21 日より販売を開始する予定です。2011 年初めに出荷開始予定の「Oak Trail」(開発コード名)は、薄型のタブレット機器やネットブック向けに最適化されたもので、平均消費電力が最大 50 パーセント削減されるほか、フル HD ビデオの再生機能を搭載し、MeeGo*、Windows* 7、Google OS などのソフトウェアを幅広くサポートする予定です。
シリコンの技術革新で世界をリードするインテルは、人々の仕事と生活をさらに豊かにする先進的な技術と製品を開発、イニシアチブを推進していきます。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
以上
* Intel、インテル、インテル Atom、Intel Core、Intel ロゴは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。
*1 TAMの予測、369 メモリ・ユニット、MS&F の 2010 年 2 月 26 日付予測に基づく
