インテル コーポレーション 将来のコンピューター体験の変革を目指す研究を公開

インテル コーポレーション
将来のコンピューター体験の変革を目指す研究を公開

2010 年 7 月 1 日

<ご参考資料>
* 2010 年 6 月 30 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。

ニュース・ハイライト

  • 現在は想像の世界でしかない将来のコンピューティング体験の実現を目指すインテル・ラボの研究部門「インタラクション・エクスペリエンス・リサーチ」を新設
  • 社会人類学に基づく、世界中の人々の技術との関わりや利用についての理解とインテルの長年の最先端技術への探究を通じて、TV、自動車、デジタル・サイネージなど画期的な体験の創出
  • 人々の生活スタイルを認識するパーソナル機器、革新的なソーシャル・ネットワーキングの手法、日常的に使用する物の認識、手の動きを理解し、思考を読み取る未来の技術などを初公開

インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、本日、インテルの研究開発を紹介する「リサーチ@インテル・デイ」イベントを開催し、最高技術責任者(CTO)のジャスティン・ラトナーが新しいユーザー体験やコンピューティング・プラットフォームの研究を目的とする新しい研究部門「インタラクション・エクスペリエンス・リサーチ」(IXR)の設立を発表しました。この新しい研究部門は、将来のコンピューティング体験の実現を目指した革新的な研究活動を展開する計画です。

ムーアの法則とコンピューティング性能の向上により、従来の PC を含む、多様なコンピューティング機器は、センサー、クラウド・インテリジェンスなど、それぞれのコンテキストや、タッチやジェスチャーなどの動作、音声などの自然なインターフェースを活用することで、より一層パーソナルでソーシャルになるとラトナーは述べています。

ラトナーは「最近は、優れたテクノロジーだけでは十分ではありません。現在、人々はパーソナルな情報体験を求めており、私はこれが将来的に最も大きな変化を起こすと考えています。インテルでは、ユーザー体験やコンピューターの操作に関する研究を 10 年以上取り組んできました。我々は傑出したユーザー・インターフェース技術者と社会人類学者による研究チームを結成し、次世代のユーザー体験の創出を目指しています。例えば、我々はインターネットを通じた TV 視聴が普及していくなかでも、TV 体験はウェブ体験とは違うことを学びました。3 メートル程度離れた場所からのウェブ体験では、少数の人は興味を持ちますが、インターネットを通した TV 視聴では、興味を持つ人がたいへん限られていました」と述べています。

ラトナーは、新部門はインテルで 10 年以上にわたり、ユーザー目線のデザインを提唱してきたインテル フェローのジュヌヴィーブ・ベルが統括すると発表しました。

ベルは「インテルは今、PC だけでなく数多くの分野で人々の生活に関わっています。インテルのプロセッサーやインターネットは TV、セットトップ・ボックス、携帯端末、自動車、デジタル・サイネージなどに活用されています。IXR は、新しい情報通信技術の利用や再利用、あるいは利用しないかについて、15 年にわたる研究に基づいて設立されるものです。社会人類学とデザイン、ユーザー・インターフェースの研究者は、人々にとって価値があるもの、生活に必要なもの、現在あるものの中で何が好まれているのか、などを問い続けています。これらの洞察と次世代のユーザー・インターフェース、ユーザー・インタラクションの技術的な研究の組み合わせは、メディア・コンテンツと消費パターンに大きく影響するでしょう」と述べています。

インテル・ラボは、次世代のユーザー体験技術に注力しています。コンテキストと位置情報を取り入れた現在の研究は、さまざまな洞察力と技術的可能性において成果をもたらしました。例えば、デバイスが周囲の状況を理解し、相互通信を行い、環境に応じて動作を修正し対応するというアイデアです。イベントで展示された「SENS」と呼ばれるプロジェクトでは、ユーザーの行動をリアルタイムで監視し、インターネット上の友人や家族にライブで直接公開することが可能になり、ソーシャル・ネットワーキングに新しい波を起こそうとしています。この研究はデバイスに搭載されたセンサーによるコンテキストの認識が、位置情報やメディアの共有で新しいトレンドを生み出す「シャドー・アバター」や「ソーシャル拡張現実」など、全く新しいユーザー体験を実現しようとしています。

研究者はまた、消費者が家庭の電力消費を個別に管理するための試験的な低コストの電力センサーのデモを行いました。 家庭用電力モニターと連動することで、動作の監視、より効率的な利用法に関するソリューションの推奨、目標値の設定を行い、その達成度を評価します。センサーは屋内配線に接続するだけで、家庭内の電力消費を即座に測定し無線で伝え、デバイスおよび機器の電力消費分析を行います。この技術は、人々の行動に重要な変化を生み、膨大な電力消費の削減につながるパーソナルな電力管理システムの基盤となります。

イベントで展示されたその他の技術は、ユーザーの技術との関係を変革します。例えば、映像と 3D カメラを活用し、机の上などの仕事をするための平面スペースに、ボタン、ウィンドウ、画像、動画を表示する研究が発表されました。動画および映像システムは手の動きや物体を認識し、キッチン・カウンター、コーヒー・テーブル、教室の机など日常的に使用する平面スペースを、デバイスやインターネットへのインタラクティブなポータル(操作画面)として利用できるようになります。またコンピューターがユーザーの思考を読み取り、タイピング操作の必要が一切なくなる、さらに未来的な研究のデモを紹介しました。

インテルについて

インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。

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