インテル CEO、コンピューティングの未来を提示

インテル CEO

コンピューティングの未来を提示

アイウェアのオークリーとのコラボレーションと

ウェアラブル機器向けにボタン・サイズの小さなモジュール製品「インテル® Curie™ モジュール」を公表

インテルならびにテクノロジー業界でのダイバーシティーの推進に向けた 3 億ドルの投資計画と

新しい人材の雇用目標を発表

2015 年 1 月 7 日

<ご参考資料>

* 2015 年 1 月 6 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。

 インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は米国ラスベガスで開催中の「2015 International Consumer Electronics Show(CES)」で、コンピューティングを新次元へと導く数々の技術の進歩と取り組みについて発表しました。今回の発表では、ウェアラブル機器向けのボタンほどに小さい製品となるインテル® Curie™ モジュールや、インテル® RealSense™ カメラを用いたロボットや無人マルチコプターのドローン、ユーザーを夢中にさせる 3D 体験を実現するアプリケーションが紹介されたほか、インテルならびに業界全体のダイバーシティー(多様性)の発展につながる、Diversity in Technology の取り組みについて解説されました。

 インテル コーポレーション 最高経営責任者(CEO)のブライアン・クルザニッチは「新しいパーソナルなコンピューティング体験の実現やインテリジェントなネット接続機器の台頭、さらにウェアラブル革命に伴い、今、人とテクノロジーの関係にも見直しが求められています。私たちはインテルのテクノロジーを用いて、現代社会の問題解決に取り組み、人々や企業が真に望むコンピューティング体験の実現を目指します。この実現のためには、テクノロジー業界においてのダイバーシティーやインクルージョン(多様性の受容)の推進を一層、図る必要があります。女性や人口比率が低い少数派(URM:under-represented minorities)が今後も消費者としてまたインフルエンサー、クリエーター、リーダーとしてさらに重要な役割を担っていくことになるでしょう」と述べています。

 「2015 International Consumer Electronics Show(CES)」の基調講演で、クルザニッチは、スポーツやライフスタイル向けアイウェアのリーディング・ブランドであるオークリーとウェアラブル機器でのコラボレーションや、3D 分野での HP との協業を発表したほか、顔や指紋、あるいは個人端末などを利用して機器のログインをより簡単に、より安全に行えるようにする Intel Security によるクロス・プラットフォーム対応の新しいアプリケーションとなる True Key™ を明らかにしました。

ウェアラブル革命

 クルザニッチは、ウェアラブル技術の進展に伴い、新しいイノベーションの場が生まれるようインテル初のウェアラブル機器専用のシステム・オン・チップ(SoC)をベースにした小さなハードウェア製品となるインテル® Curie™ モジュール *1 を公開しました。このモジュールはインテル® Quark™ SE SoC に加え、BLE(Bluetooth Low Energy)対応のラジオ、センサー、そして充電機能を搭載し、今年後半に出荷が予定されています。

 インテルはウェアラブル技術の可能性を積極的に追求しています。昨年の CES での数々のウェアラブル関連の発表に従い、ファッションやフィットネス、ライフスタイル企業との異業種コラボレーションを通じて数々の製品や取り組みを発表してきました。具体的には、Basis Peak*、Fossil Group*、Luxottica Group*、Opening Ceremony*、SMS Audio* の各社との発表や、インテルが主催する世界規模のコンテスト「インテル Make it Wearable チャレンジ」です。これらの実績を基に、インテルとオークリーはウェアラブルでのコラボレーションを発表しました。Luxottica Group であるオークリーとの今回の発表は、インテルと Luxottica Group との初のコラボレーションとなるもので、インテルはプレミアムなスポーツ・アイウェアとスマートな技術との融合を図ります。クルザニッチに壇上に招かれたオークリー CEO のコリン・バーデン氏は、今年後半の提供開始に向けて、アスリートのパフォーマンス向上に寄与するインテリジェントな製品の開発に取り組んでいると述べました。

 クルザニッチはまた、2014 年の「インテル Make it Wearable チャレンジ」で、世界初の飛行型ウェアラブル・カメラをエントリーし、最優秀賞を受賞した Nixie* を紹介しました。同社のウェアラブル・カメラ「Nixie」は、通常ブレスレットのように手首に巻くことができ、カメラとして使用する際にはバンドを外し、飛行させ、空中でその人のベストショットを撮影することが可能です。クルザニッチはインテル Make it Wearable チャレンジを今年後半にも開催すると述べました。

テクノロジー業界でのダイバーシティーの推進

 女性や少数派を取り巻く現状を認識しているクルザニッチは、今回、Diversity in Technology の取り組みについて発表しました。本取り組みでは、2020 年までにインテルが女性と少数派雇用を推し進める代表的な企業として成功するために、新しい雇用目標を掲げています。インテルは、インテルの社員比率を米国の人材比率に、より忠実に反映させ、上級職においても今まで以上にバランスの整った組織の構成をめざします。また、インテルは、女性や少数派のエンジニアやコンピューター科学者の確保、女性や少数派の雇用と維持の積極支援、そしてテクノロジーならびにゲーム業界でのより忠実な人材比率の実現に向けたプログラムに対して、3 億ドルの投資を行う計画も明らかにしました。

次世代のコンピューティング体験

 クルザニッチは、3D の世界へと導く複数の新しいテクノロジーや、今日のアプリケーションの紹介に加え、従来の有線とパスワードにとらわれないコンピューティング体験について説明しました。

 クルザニッチは、今年末までに実際の製品に搭載される予定の一連の機能群のデモンストレーションを披露しました。このデモでは、煩雑なパスワードの課題を解決するために Intel Security が発表したクロス・プラットフォームのアプリケーションである True Key™ を紹介しました。この True Key™ アプリケーションは、顔や指紋、あるいは個人端末など、を利用して機器のログインをより簡単に、より安全に行えるようにします。True Key™ は、iOS*、Android*、Windows*、Mac* に対応しており、またユーザーの好みに合わせてあらゆるブラウザで利用できます。True Key™ は今後数ヵ月以内に HP* や Lenovo* が提供する端末にプリインストールされる予定で、またマカフィーの提供するクロスデバイス対応のセキュリティサービスである McAfee LiveSafe にも搭載される予定です。True Key™ の機能限定版は、www.truekey.com(英語サイト)より利用できます。

クルザニッチは、Hilton*、Jaguar Land Rover*、サンフランシスコ国際空港*、Marriott* などとの無線給電テクノロジーに関する協業も紹介しました。これらの協業では、無線給電に関する試験、開発、導入が計画されており、Marriott では、JW Marriott*、Marriott、Renaissance*、Courtyard*、Residence Inn* など、同社のさまざまなホテル ブランドで無線給電テクノロジーの実証実験を行う予定です。

 またクルザニッチは、2015 年第 1 四半期中に提供開始予定の新しい第 5 世代インテル® Core™ プロセッサーなどを搭載した 2 in 1、タブレット、ノートブック PC、オールインワン PC など、今後続々と登場予定の端末で、インテル® RealSense™ カメラやそれに対応するアプリケーションが利用可能になると述べました。

 コンピューティングが 3D の世界へと進展するなか、クルザニッチは、HP のプリンター/パーソナル システム事業担当上席副社長であるディオン・ワイズラー氏を壇上に迎えました。ワイズラー氏は同社が取り組むエコシステム形成について説明したほか、近日提供開始予定の 3D プリンター技術である HP Multi Jet Fusion テクノロジーにインテル® Core™ i7 プロセッサーが搭載される予定であることを発表しました。HP Multi Jet Fusion テクノロジーは、従来の 3D プリンターのスピード、品質、コストに関する大きな課題を解決するために開発されたものです。ワイズラー氏は、インテルのテクノロジーにより実現するさらなるパフォーマンスや拡張性が、3D プリンターの可能性を最大化するために不可欠な要素であると述べました。

あらゆるものにインテリジェンスを提供

 クルザニッチは、相互接続されたコンピューティングにより収集されたインテリジェンスを通じて、人々の日常生活のさまざまな場面が変わりつつあることを紹介しました。クルザニッチは、ロボットや無人マルチコプターのドローンなど、実用的な例を挙げるとともに、インテル® RealSense™ カメラの活用が、直観的かつ視覚情報に基づく衝突回避機能などが実現可能であり、複雑な課題の解決に向けて有効であると述べました。その一例として、Ascending Technologies* がインテル® RealSense™ テクノロジーを活用したインテリジェントかつ安全な無人マルチコプターのドローンを開発予定であり、iRobot* がインテルと協業し、同社のインテリジェントなロボット技術のプラットフォームにインテル® RealSense™ テクノロジーの活用を検討しています。

インテルについて

 インテルは、コンピューティングの革新を世界でリードする企業です。世界で使用されるコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発、製造しています。また、企業の社会的責任と持続性をリードする企業として、商用のマイクロプロセッサーとして世界で初めて“コンフリクト・フリー”に対応したマイクロプロセッサーを製造しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。また、コンフリクト・フリーについての取り組みは、http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/corporate-responsibility/conflict-free-minerals.html で紹介しています。

以上

* Intel、インテル、Intel ロゴ、インテル  Core、Quark、Curie、インテル RealSense、は、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。

*1 インテル® Curie™ モジュールは、FCC(米国連邦通信委員会)の規定の承認をまだ得ていません。このデバイスは、承認が得られるまで、販売もしくはリース向けに提供されない、もしくは販売されない場合があります。

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