テクノロジーがヘルスケアを改善すると楽観的見方が世界的に優勢
~ インテルの世界ヘルスケア市場調査 ~
2013 年 12 月 16 日
<ご参考資料>
* 2013 年 12 月 9 日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。
ニュース・ハイライト
- 回答者の 80 パーセント以上が、イノベーションとテクノロジーの観点でヘルスケアについて楽観視
- 回答者の 80 パーセント以上が、ヘルスケア・コストの削減と対策の改善のために情報を匿名で提供
- 回答者の 70 パーセント以上が、トイレ・センサー、処方薬ボトル・センサー、経口型の体内モニターなどの使用を容認
- 回答者の半数以上が従来型の病院は、今後、時代遅れになると回答
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)の委託により行われた市場調査で、ほとんどの人が技術革新によるヘルスケアの改善を楽観視、仮想的な医師の診察を容認、そして体内モニターやトイレの健康センサーの使用にも前向きであることが明らかになりました。
米調査会社の Penn Schoen Berland が世界 8 ヵ国で実施した「Intel Healthcare Innovation Barometer」によると、過半数の人が難病の治療には、医師の増員や研究予算の増額よりも、テクノロジー・イノベーションの方が有望であると考えていることが分かりました。
インテル コーポレーションインテル フェロー 兼 ヘルス&ライフサイエンス事業部長のエリック・ディシュマンは「今回の調査で、人々はあらゆるテクノロジーを活用し、世界のヘルスケア問題の解決を目指すことに積極的に関与したいと考えていることが分かりました。ほとんどの人が、院外での治療行為や、より良い対策の実現に向けた匿名による情報提供、各人の遺伝子組成を利用するパーソナル医療など、将来のヘルスケアを容認しています」と述べています。
個別化:医薬品への「自分」の処方
回答者の 70 パーセント以上が、個人の健康データを継続的かつ実用的なものとして収集するためには、トイレ・センサー、処方薬ボトル・センサー、さらには経口型の体内モニターの使用を受け入れると回答しました。66 パーセントの人は、遺伝子プロファイルや生物学的情報に基づくパーソナル・ケアを希望しています。また、53 パーセントの人は、医師が実施した検査よりも、自分が個人的に実施した検査の方を信用すると回答しています。
ディシュマンは「高性能コンピュータやビッグデータ分析などのテクノロジーには世界の健康の在り方を変える力があり、多くの人々がそれを望んでいるようです。同じ症状を持つ人と同様のケアを受けるか、あるいは自分の遺伝子プロファイルに基づいたケアを受けるかを選択できるとした場合、回答者の 3 人に 2 人は(後者の)カスタマイズ・ケアを選択しています」と述べています。
共通の利益の実現に向けた情報の共有
人々は、医薬品分野の発展と社会全体の医療費の削減のため、自分の情報を共有する意思があることを示しました。大多数(84 パーセント)の人々が、医薬品ならびにヘルスケア・システム全体の費用削減に役立つのであれば、匿名を前提に、検査室での結果など個人的な医療情報を共有してもよいと回答しています。
イノベーションの推進に役立つのであれば、健康記録を提供してもよいと答えた人は(47 パーセント)、通話記録(38 パーセント)や銀行情報(30 パーセント)を提供してもよいと回答した割合よりも高い結果となりました。
在宅医療の拡大
57 パーセントの人は、従来型の病院は、今後、時代遅れになると考えています。先進テクノロジーは、健康管理の様々な観点から医療提供者が直接、対面するという必要性を低減し、時間や場所という従来の制約にとらわれない自由度を確保できるようにします。
ディシュマンは「ケアは、病院やクリニックではなく、基本的に家庭で行われるべきです。最新のテクノロジーを利用することによって、判断のサポート、健康モニタリング、健康指導を家庭に届けることができます。興味深いことに、ブラジルや中国、インドなどの新興市場の人々は、日本や米国などの技術先進国の人々よりも、健康モニタリング・テクノロジーを活用できると考えています」と述べています。
Intel Healthcare Innovation Barometer の主な結果
テクノロジーによるパーソナルケアと自己モニターの改善
- 世界の 70 パーセント以上の人々が、トイレ・センサー、処方薬ボトル・センサー、経口型の体内モニターの使用を容認と回答
- 66 パーセントの人は、遺伝子プロファイルや生物学的情報に基づいたパーソナル・ヘルスケアを希望
- 53 パーセントの人は、医師が実施するよりも、自分が個人的に管理した検査を信用すると回答
共通の利益のための匿名によるデジタル健康記録の提供
- 健康記録や遺伝子情報を匿名で提供してもよいと回答した割合は、銀行情報や電話記録を提供してもよいとの回答を上回る結果
- イノベーションの発展のために医療情報を共有する意思が最も高い国はインド
家庭での医療管理を増加させるための新しいテクノロジー・ツール
- 世界の人々が最も受け入れにくいイノベーションは、ロボットによる外科手術
- 世界の約半数の回答者(43 パーセント)は、血圧などの基本的な健康情報を自分でモニタリングできると回答
- 日本の回答者のわずか 42 パーセントが、従来型の病院が将来、時代遅れになると回答。これに対して世界は 57 パーセント。
調査方法
この調査は、ブラジル、中国、フランス、インド、インドネシア、イタリア、日本、米国を対象に、インテルの委託により調査会社の Penn Schoen Berland が 2013 年 7 月 28 日から 8 月 15 日にオンラインで実施したものです。18 歳以上の 12,000 人の代表サンプルに対して実施され、誤差の範囲は±0.89 パーセントです。Intel Innovation Barometer の詳細については、www.intel.com/newsroom/healthcare をご覧ください。
インテルについて
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。
以上
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