人力翻訳プラットフォームの Gengo がシリーズ B 増資。インテル キャピタル、Atomico、InfoComm、Iris Capital、STC Ventures および NTT-IP ファンド から 1,200 万ドルを調達

人力翻訳プラットフォームの Gengo がシリーズ B 増資
インテル キャピタル、Atomico、InfoComm、Iris Capital、
STC Ventures および NTT-IP ファンド から 1,200 万ドルを調達

2013 年 4 月 23 日

株式会社 Gengo

翻訳プラットフォーム事業を展開する株式会社 Gengo(本社 : 渋谷区千駄ケ谷、CEO: ロバート・ラング)は、4 月 23 日付けで、インテル キャピタル(本部:米国カリフォルニア州サンタクララ)リードのもと、Atomico(英国)、Iris Capital(フランス)、InfoComm(シンガポール)、STC Ventures(サウジアラビア)および NTT-IP ファンド(日本)の 6 カ国のベンチャーキャピタル 6 社から合計 1,200 万ドルの投資を受けました。投資の詳細は公開されていません。

Gengo は、国際的なビジネス展開を行う企業や個人、SMB(中堅中小企業)に、高品質で幅広い人力翻訳サービスを提供する企業です。厳選された 7,500 人以上の翻訳者たちのネットワークと、API に対応したスケーラブルな翻訳プラットフォームを有し、迅速かつ高品質な翻訳サービスを 33 言語で提供しています。同社のサービスは、大手 e コマースサイトや旅行サイト、クチコミサイト等で採用され、高い評価を得ています。

インテル キャピタルがリードした今回の投資は、Gengo のグローバル規模での事業展開の更なる加速に加え、翻訳プラットフォームの品質やスピードの向上に利用される予定です。同社は、YouTube の字幕機能と連携し、動画をアップロードしたユーザーが YouTube 上から字幕の翻訳を依頼できるサービスも提供しています。同社のサービスを利用することで、インターネットを通じたグローバル規模のコミュニケーションがより活性化すると期待されています。

Gengo の共同創業者であり CEO のロバート・ラングは「インテル キャピタルは、世界で多くの起業家を支援してきた実績があります。インテル キャピタルと仕事ができることを非常に嬉しく思います」と述べています。同じく共同創業者であり CTO のマシュー・ロメインは「弊社のような事業規模で人力翻訳を提供するには、多くの技術的な課題挑戦を伴います。インテル キャピタルのような真に技術を理解するパートナーと仕事を行える機会に恵まれたことに感謝します」と述べています。

インテル株式会社 代表取締役社長の吉田 和正は「インターネットが私たちから国境という概念を取り払ったように、同社のサービスによって、世界中の人々のコミュニケーションがより活性化するでしょう。言葉の障壁を取り除くことで、今日のグローバル規模の社会的課題に対し、世界中の英知の集結を集結することも容易になります。インテルは、より豊かで充実したユーザー体験の実現に向けて、技術革新を促進します」と述べています。

インテル キャピタル アジアパシフィック マネージング・ディレクターのスディア・カッパムは「Gengo はクラウドソーシング翻訳の第一人者です。インテル キャピタルは今回の投資をによって、世界中のより多くの人々が、このユニークなサービスを活用することを期待しています」と述べています。

Atomico 社のパートナーである田村裕之は「私たちの前回のシリーズ A 投資以降、Gengo はそのビジネスを世界中に広げ売上を 4 倍にまで伸ばしました。世界は今後も小さくなり、いかなるビジネスにとっても真にグローバルであることが成功の条件である、というのが私たちの信条です。その信条を共有するインテル キャピタル、InfoComm および Iris Capital がチームに加わることを嬉しく思います」と述べています。

Iris Capital のパートナー Denis Barrier は「市場規模 330 億ドルといわれる翻訳市場は、今後激変が見込まれ、その中で Gengo が果たす役割は大きいと考えています。Gengo が設立当初からアジアとシリコンバレーを拠点とし、真にグローバルなビジョンを持つ創業者によって経営されていることは、素晴らしいことです」と述べています。

Infocomm Investments の CEO、Kuo-Yi Lim は、「Gengo に出資する真にグローバルな投資家たちのチームに加われることを嬉しく思います。シンガポールは多文化・多言語の環境と多様な人材に恵まれており、Gengo のアジア進出の重要な拠点となるでしょう」と述べています。

(株)ドコモ・イノベーションベンチャーズの取締役副社長の秋元信行は「独自開発のプラットフォームを活用したクラウドソーシング翻訳という新たな市場を切り拓いている日本発グローバルベンチャーであり、Gengo の活躍の場が益々拡がると期待しています」と述べています。

Gengo について:


Gengo は国際的なビジネス展開を行う企業に、高品質で幅広い人力翻訳サービスを提供する翻訳プラットフォームです。Gengo ウェブサイト上で個人や SMB が簡単に翻訳依頼できるほか、翻訳 API を利用することで、ウェブ上の動的なコンテンツの翻訳を自動化することも可能となります。

Gengo は世界中あらゆる国、あらゆるタイムゾーンに 7,500 人以上の翻訳エキスパートとのネットワークを構築し、33 言語においてお客様に合わせた複数の品質レベルをサポート。そのスケールゆえに簡単な翻訳であれば数分で翻訳を完了することが可能です。Gengo プラットフォームが翻訳者のマッチングや品質管理を効率的に行うため、グローバル化を目指す顧客企業はコアビジネスに集中することができます。Gengo は 2009 年設立、本社は東京にあります。

インテル キャピタルについて:

インテル キャピタルはインテルのグローバルな M & A および投資部門で、革新的な技術をもった世界中の企業に株式投資を行っています。インテル キャピタルの投資対象は、企業、家庭、モビリティー、ヘルスケア、消費者向けインターネットおよび半導体製造技術といった分野でハードウェア、ソフトウェアおよびサービスを提供している企業に幅広く投資を行っています。インテル キャピタルは、1991 年以来、54 カ国で 1,276 以上の企業に、累積で 108 億ドル以上を投資してきました。これまでに、投資先企業の内およそ 317 社が第三者の企業により買収され、また 201 社が世界中の様々な株式市場で株式を公開しました。2012 年にインテル キャピタルは、世界全体で 150 の案件に総額約 3 億 5,200 万ドルを投資しました。これらの案件の内、約 57%は米国・カナダ以外の地域への投資です。

インテル キャピタルに関する情報は、http://www.intel.com/jp/capital/index.htm で入手できます。

インテルについて:

インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。

Atomico について:

Atomico は世界的投資を行うベンチャーキャピタルであり、2006 年に Skype や Kazaa を共同創業した連続起業家である Niklas Zennstrom 氏により設立されました。Atomico はポートフォリオ企業のパートナーとなることで、そして「選ばれた投資家」となることで、グローバルなカテゴリーリーダーとなりうる高い技術を持つ企業を支援しています。これまで Atomico の投資先は 3 大陸 40 以上に渡り、2010 年 3 月には 1 億 6500 万ドルの Atomico Ventures II ファンドを立ち上げました。

Atomico は London に本社を持ち、サンパウロ、北京、日本にオフィスを持っています。詳細な情報は、web サイト(http://www.atomico.com/)にてご確認いただけます。

Iris Capital について:

Iris Capital はデジタル・エコノミーに特化してヨーロッパ全域で投資を行うベンチャーキャピタルであり、1986 年の設立以来、200 以上の企業に 9 億ユーロ以上の投資をしています。同社のフォーカスは、サービス企業や技術企業が優れた戦略を実現するための成長資金の提供であり、その高度な専門性をもとにポートフォリオ企業を積極的に支援しています。現在パリ、デュッセルドルフ、サンフランシスコ、モントリオール、リヤド、ドゥバイ、北京および東京にオフィスがあり、2012 年には Orange および Publicis と連携して VC 運営するための戦略的パートナーシップを結んでいます。詳細は http://www.iriscapital.com をご確認下さい。

Infocomm Investments について:

Infocomm investmemts はシンガポール政府、情報通信開発庁の ベンチャーキャピタル部門です。2 億ドルのファンドを運用し、他の第一級の投資機関とも連携して成長期のテクノロジー企業への投資を行うとともに、シンガポールの誇るビジネスインフラを活用し、世界中のスタートアップのアジア進出の支援をしています。詳細については www.infocomminvestments.com をご覧下さい。

STC Ventures について:

STC Ventures はサウジ・テレコム・カンパニーを主たる投資者として Iris Capital が独立して運営するベンチャーキャピタルです。STC Ventures はサウジアラビア、GCC 加盟国、レバント地域、北アフリカやトルコにおける技術イノベーションの支援を目的として、情報技術、電気通信、デジタルメディア・エンターテインメントを中心に資本投資を行うとともに、中東・北アフリカ地域へのアクセスを必要とするグローバル志向の国際企業へも投資を行なっています。

サウジ・テレコム・カンパニーグループは中東・北アフリカ地域における最大のテレコム企業であり、世界 20 大モバイルネットワークの 1 つであり、1 億 6000 万人の利用者がいます。

詳細はwww.stcventures.com をご確認下さい。

(株)ドコモ・イノベーションベンチャーズについて:

(株)ドコモ・イノベーションベンチャーズは、ベンチャー企業の発掘と育成・支援に取り組み、サービスや技術のイノベーションを加速することに積極的な役割を果たす NTT グループを代表するベンチャーキャピタルです。2008 年より総額 150 億円の NTT インベストメント・パートナーズファンド(NTT-IP ファンド)を運用し、2013 年には 100 億円のドコモ・イノベーションファンドを立ち上げました。詳細は http://www.docomo-i-ventures.com/ でご確認ください。

* Gengo は米国その他の国における Gengo Inc の商標です。

* Intel、インテル、Intel ロゴは、米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。

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