日本代表の 2 プロジェクトがインテル国際学生科学フェアで部門優秀賞を受賞
~世界中の高校生科学者が Intel ISEF で研究成果を披露~
2011 年 5 月 16 日
インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役社長 吉田 和正)は、5 月 8 日~13 日に米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催された 2011 年インテル国際学生科学フェア「Intel International Science and Engineering Fair 2011」(Intel ISEF)で、日本から参加した代表チームが発表した 2 つのプロジェクトが部門優秀賞を受賞したと発表しました。
国際学生科学フェアの Intel ISEF は、高校生を対象とした世界最大の科学コンクールで、インテルはそのメイン・スポンサーを務めています。今年は世界 65 の国と地域から選抜された 1,500 人以上の生徒が参加し、数百人の審査員に対して研究内容を発表しました。審査員には、専門分野で 6 年以上の研究歴をもつ研究者や博士号取得者などがボランティアとして参加しています。
2011 年度の Intel ISEF には、全世界で約 700 万人の高校生が参加を目指し、課題研究に取り組みました。日本国内では、Intel ISEF の予備選考にあたるジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ(朝日新聞社 主催)の科学技術コンテストと日本学生科学賞(読売新聞社 主催)を合わせて、高校生より、927 点の作品の応募がありました。審査の結果、ジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジの科学技術コンテスト優秀者 6 名(個人参加 1 名、グループ参加 2 組の 3 プロジェクト)と、日本学生科学賞の優秀者 5 名(個人参加 2 名、グループ参加 1 組の 3 プロジェクト)の合計 11 名 6 プロジェクトが今年の Intel ISEF に参加しました。
このうち 2 プロジェクトが地球科学部門で部門優秀賞を獲得しました。日本代表の部門優秀賞の結果と各プロジェクトの内容は以下の通りです。
●地球科学部門 優秀賞 3 位
千葉県立千葉高等学校 2 年 田中 里桜(たなか りおう)さん
「有孔虫による堆積古環境の推定」
上総層群と三浦層群の境界にある黒滝不整合ができた古環境を有孔虫化石の分析によって推定する研究。三浦層群安野層から 14 資料を採集し、これらに含まれる有孔虫化石を分析した。その結果、黒滝不整合直下では堆積古水深が浅海化した傾向を示しているものの、完全に陸化するほど浅くはならなかったことを導き出した。
●地球科学部門 優秀賞 4 位
鹿児島県立錦江湾高等学校 3 年 川添 信忠(かわぞえ のぶただ)さん、前畑 大樹(まえはた たいき)さん、叶 瑠至亜(かない るしあ)さん
「桜島の噴火に伴う火山雷の発生メカニズムの解明を目指して」
地元の桜島火山で頻発している噴火に伴う火山雷現象の解明を目指した研究。大気電場測定装置の開発と実際の計測、また火山雷の光学・電波計測によって、高温の火山噴出物内で静電気が発生し、上空に広がった噴煙内に電荷が蓄えられ、大きな火山雷が発生するというメカニズムを導き出した。
千葉高等学校の田中さんは「優秀賞を頂けて本当に嬉しいです。まずは今までお世話になった方々に感謝しています」と語りました。錦江湾高等学校の川添さんは「受賞できるとは思っていなかったので、とても嬉しいです」、前畑さんは「名前を呼ばれ、檀上に上がってはじめて受賞を実感することができました」、叶さんは「自分達の力を出し切って賞につながり感動しました」と受賞の喜びを表現しました。
部門優秀賞に加えて、特別賞として、田中さんはアメリカ地質研究所賞 1 位を受賞し、川添さん、前畑さん、叶さんは、佳作として、アメリカ気象学会賞に入選しました。
インテル株式会社代表取締役社長の吉田和正は「今年も科学に情熱を燃やす 11 名の高校生が日本代表として世界の舞台で活躍し、4 名の生徒が名誉ある賞を受賞しました。今回の経験を生かして、今後彼らには科学や技術の進歩に貢献し、社会が抱える多くの課題解決に前向きに取り組むなど、新しい未来を切り開いてくれることを期待しています」と述べました。
インテルは、革新的なコンピューティング技術で世界をリードする企業です。インテルは、仕事や生活で利用される様々なコンピューティング機器の基礎となる重要な技術を開発しています。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp/ で入手できます。
今回の受賞に関する写真をご希望の方は別途ご連絡ください。
以上
* Intel、インテルは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
