インテル BMW、日産、SAICモーター、フォルクスワーゲン、パラマウント・ピクチャーズ、フェラーリ ノースアメリカの各社とパートナーシップを結び、CESでデータの可能性を提示

インテル CEO ブライアン・クルザニッチが、自動運転での最新技術と人工知能の未来について新たな詳細を紹介

 

<ご参考資料>
* 2018年1月8日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。

 

インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ) CEO(最高経営責任者)のブライアン・クルザニッチは、米国ラスベガスで開催中の「International Consumer Electronics Show(CES)2018」の基調講演で、データがどのように世界を変革し、また自動運転から人工知能(AI)、仮想現実(VR)、そして没入感のあるさまざまなメディアにまで広がる新しい技術イノベーションのうねりを起こそうとしているのか、明らかにしました。

 

クルザニッチの基調講演では、将来のテクノロジーを垣間見ることができ、聴衆を驚きに包む、データを駆使したさまざまなイノベーションを紹介しました。自動運転では、100台に及ぶテスト車両の中からインテル初となる自動運転車を公開したほか、BMW*、日産*、フォルクスワーゲン*が、モービルアイをベースとしたマッピング・テクノロジーを実走車両にも導入したことを明らかにしました。加えて、SAICモーター*とナビインフォ(NavInfo*)との新たなコラボレーションを発表し、クラウドソースによる地図作成の取り組みを中国へと拡大することも発表しました。クルザニッチはAIの将来について、フェラーリ* ノースアメリカとのパートナーシップを発表し、同社はインテルのAI技術を基に、レース中のデータを活用したファンの視聴体験やドライバーの運転環境の向上に取り組みます。没入感のあるメディアでの取り組みでは、インテル スタジオの新設とともに、パラマウント・ピクチャーズ*が大手のハリウッド・スタジオとして初めて、次世代のビジュアル・ストーリーテリングの方向性を見出すために、インテルとともにインテル スタジオの技術の可能性を検討すると発表しました。

 

プレスキット:2018 CES

 

クルザニッチCEOは「データは、1世紀のうちに1〜2回しかないような社会的、経済的変化を生みだそうとしています。私たちが、あらゆるところで目にしているデータは今だけのものではなく、将来のイノベーションを背後で生み出す創造力になるでしょう。データは、仕事や家庭といった私たちの日常の生活や旅行、あるいはスポーツやエンターテイメントの楽しみ方などを刷新しようとしています」と述べています。

 

クルザニッチの基調講演とともに、インテルのCESは開幕し、インテルはパートナー企業とともにデータの可能性を拓き、どのようにして企業や私たちの日常生活を変革していくのかを具体的な事例とともに紹介しました。

 

自動化された未来を実現

クルザニッチは、BMW、日産、フォルクスワーゲンの車両計200万台がモービルアイのRoad Experience Management(REM)技術を利用して、データをクラウドソースすることで、低コストながら拡張性のある高解像度地図を今年中に構築し、その更新も進めていくと発表しました。

 

クルザニッチは中国市場について、中国の自動車メーカーであるSAICモーターとデジタル地図会社のナビインフォの2社との重要なパートナーシップを発表しました。SAICモーターは、モービルアイの技術に基づき中国でレベル3、4、5の自動運転車を開発する予定です。自動運転のレベルはその能力に応じて割り当てられており、レベル4の車両は、ほぼすべての場合で利用者が応答することなく運転でき、レベル5の車両は、あらゆる道路で利用者が応答することなく運転できるとされています。

 

クルザニッチはまた、自動車向けのインテル® Atom®プロセッサーとMobileye EyeQ5®チップを組み合わせ、レベル3〜5の自動運転を可能にする業界トップクラスの拡張性と多用途性を備えた新しい自動運転プラットフォームの詳細を公開しました。

 

インテルのAIを活用した知見の拡大と明日のための技術の探求

AIの取り組みとして、クルザニッチは、企業がインテルのAI技術をどのように利用し、ビジネスを変革しているかを紹介しました。クルザニッチは、インテルがフェラーリ ノースアメリカと協力して、今年、米国の6つのコースで行われるフェラーリ チャレンジ ノースアメリカ シリーズでAIの能力を活用すると発表しました。フェラーリ チャレンジの放送では、インテル®Xeon® スケーラブル・プロセッサーの処理能力と深層学習向けのneon™ フレームワークを活用して、コードの変換、オブジェクトやイベントの特定、視聴者へのオンラインでのストリーミング視聴体験だけでなく、得られたデータをマイニングしてドライバーとファンが知見を拡大できるようにしていきます。

 

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クルザニッチは、コンピューティングの未来を見据えて、脳が観察、学習、理解する仕組みを模倣した新しいタイプのコンピューティング・アーキテクチャーとなるニューロモルフィック・コンピューティングに関する有望な研究について言及しました。インテルのニューロモルフィック研究のプロトタイプ・チップ(Loihi)は、すでに完全動作しており、年内に研究パートナーとの間で共有される予定です。

 

クルザニッチはまた、量子コンピューティング・システム開発の取り組みで新たな成果を発表しました。インテルは、同社初の49キュービットの量子コンピューティング・テストチップ(Tangle Lake)を研究パートナーのQuTech*に出荷しました。量子コンピューティングは、究極の並列処理とされ、クルザニッチはこれまでに実現されたものよりはるかに高速に計算できる可能性があると指摘しました。

 

VRと没入感のあるメディアでの新しい波の創造

クルザニッチは、AIと自動運転の未来の実現だけでなく、エンターテイメントやメディアなど、私たちの日々の体験がデータにより、いかに変革していくのかを語りました。クルザニッチは、新設したインテル スタジオのオープンを発表しました。インテル スタジオは、インテル® True Viewテクノロジーを使用した大型の立体コンテンツの制作に特化した最新のスタジオで、VR活用の有無を問わず、新しい形式のビジュアル・ストーリーテリングを可能にします。世界最大規模の立体ビデオ・ステージのほか、総合的なポストプロダクションとコントロールのための施設を備え、これまでにない、実際にいるような没入感にあふれるメディア体験を生み出します。パラマウント・ピクチャーズは、最初のハリウッド・スタジオとして、インテルとともにインテル スタジオの技術の可能性を検討していきます。

 

スポーツ分野での取り組みについて、クルザニッチは、2018年冬季オリンピック 平昌大会にあわせて、インテルがインテル® True VRテクノロジーを活用して最大規模のVRイベントを開催すると発表しました。インテルは、公式のRHB(Right Holding Broadcasters)と協力し、ライブ・オンデマンド・コンテンツとビデオ・オンデマンド・コンテンツの両方を利用して、30のオリンピック関連イベントを記録します。これは冬季オリンピック初のライブでのVR放送となり、NBC Sports* VRアプリ経由で、米国で視聴可能となる予定です。クルザニッチはさらに、5Gの未来をこの冬季オリンピックで実現するために、VRと360度ビデオを活用し、その場にいるような感覚と優れた没入感のもと、応答しながら楽しめるスポーツやエンターテイメントの利用体験の実現に向けたインテルの取り組みも紹介しました。

 

最後に、クルザニッチは、100機のインテル® シューティング・スター™ ミニドローンもしくはUAV(無人航空機)による大迫力のライトショーを室内で披露し、1台のコンピューターによる室内での最多UAVの同時飛行で新たなギネス世界記録*を達成しました。

 

クルザニッチは「もしあなたが今週、CESで目にしたことに感動したのであれば、今後も楽しみにしていてください。インテルはAIやデータの能力を活用できる新たな方法をまだ模索中です。これらの発見は、ほぼすべての分野のイノベーションに影響を与えることになるでしょう。そして、インテルはこの大改革の最前線に立ち、自動運転、AI、5G、VRのテクノロジーを通して、データを駆使した体験を実現させていきます。インテルは、テクノロジーが私たちの生活をより快適にする無限の可能性がある世界だけでなく、テクノロジーが世界をさらに良くしていく未来を見据えているのです」として基調講演を締めくくりました。

 

詳細は、CES 2018に関するプレスキット をご覧ください。

 

» Download video: “2018 CES: Intel’s Brian Krzanich Delivers Preshow Keynote (Full Replay)”
» Download video: “2018 CES: Intel’s Preshow Keynote (Highlights)”

 

Statements that refer to Intel’s plans and expectations for the quarter, the year, and the future, are forward-looking statements that involve a number of risks and uncertainties. All information provided in this presentation is subject to change without notice. A detailed discussion of the factors that could affect Intel’s results and plans is included in Intel’s SEC filings, including the annual report on Form 10-K.

 

* Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Falcon、True View、Shooting Star、neon、Xeon、インテルAtom は、米国および/またはその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。

インテルについて

インテル(NASDAQ: INTC)は、半導体業界をリードする企業として、世界中の技術革新の基盤となるコンピューティングや通信の技術により、データを中心とした未来を創造します。技術的な優位性を基盤に、世界中のさまざまな課題の解決だけでなく、クラウドからネットワーク、エッジ、そしてそれらをつなぐあらゆるモノに至るまで、スマートかつつながっている世界を支える数十億ものデバイスやインフラを安全に接続するための支援に取り組んでいます。インテルの詳細については ニュースルーム またはインテルの Webサイト をご覧ください。

Intel、インテル、Intel ロゴは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。