インテル、データの移動、保存、処理に向けた広範な製品ポートフォリオを発表

プロセッサー性能、高度なAI最適化、画期的な不揮発性メモリー機能など、顧客の多様なニーズに対応

 

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ニュース・ハイライト

  • インテルは、インテリジェント・エッジからクラウド、人工知能(AI)、5Gに広がる高いコンピューティング能力を必要とする処理に最適化された第2世代 インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーの提供開始を発表
  • インテルは、新たな次元の性能を実現する56コア、12のメモリー・チャネルを備えたインテル® Xeon® Platinum 9200プロセッサーや、顧客との緊密なエンジニアリングの協業に基づき設計された数十種のカスタム・プロセッサーを含めた50種類以上のワークロードに最適化されたインテル® Xeon® プロセッサーのモデルを発表
  • 第2世代のインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーは、AIのディープラーニングにおける推論を加速させるインテル®・ディープラーニング・ブースト(インテル® DL ブースト)の実装
  • データ社会の発展に向けてインテルが提供するコンピューティング・ポートフォリオにおいて、手頃な価格でかつ大容量の不揮発性メモリー機能として追加される革新的なインテル® Optane™ DC パーシステント・メモリーをサポート
  • データ中心の時代に向けて柔軟なハードウェア・アクセラレーションとなる、新しい10nm(ナノメートル)製造プロセスによるインテル® Agilex™ FPGAを発表

 

インテル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 国正、以下 インテル)は本日、データ中心ソリューションの新しい製品ポートフォリオとして、第2世代 インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー、インテル® Optane™ DC パーシステント・メモリーおよびストレージ・ソリューション、そして企業がデータからの価値創出を支援するための最適化されたソフトウェアとプラットフォーム技術を発表しました。インテルの最新データセンター向けソリューションは、クラウド・コンピューティングからネットワーク・インフラストラクチャー、インテリジェント・エッジ・アプリケーションまで、広範なユースケースを対象とし、AIや5Gといった高成長分野のワークロードをサポートします。

 

インテルのデータセンター向けソリューションは、20年以上に及ぶ世界水準のデータセンター・プラットフォームとしての実績と顧客との緊密なコラボレーションを基盤とし、サーバーやネットワーク、ストレージ、IoTアプリケーション、ワークステーションを対象に提供されています。インテルは、この製品ポートフォリオを基にデータ中心の戦略を推進し、データが生み出す3,000億ドルという巨大な市場でのビジネス機会を追求します。

 

インテル コーポレーション 上席副社長 兼 データセンター事業本部 本部長のナヴィン・シャノイは、「本日の発表は、インテルのデータを中心とした新しい戦略を反映しています。本日発表された製品ポートフォリオは、データセンターからエッジに至る最も高い性能を要求されるワークロードで、データの移動、保存、処理を実現する比類のない能力を示します。AIアクセラレーションの内蔵に加え、革新的なインテル® Optane™ DC パーシステント・メモリーをサポートした第2世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーは、顧客を新たな成長の波へと導きます」と述べています。

 

現在、世界中で分析されているデータは全体のわずか2%と推計されており、企業にはビジネスをさらに推進し、社会的洞察を獲得できる多大な機会が残されています。インテルは、データの高速な移動、効率的な保存とアクセスを実現し、あらゆるデータを処理できるように最適化されたソリューションのポートフォリオを提供することで、企業が未開拓のデータからビジネス価値を創出できるよう積極的に支援しています。

 

あらゆるデータの処理に向けて

汎用コンピューティングから特定用途の専用プロセッサーに及ぶプロセッサー・ポートフォリオへの投資により、インテル・アーキテクチャーは様々な分野で急拡大するワークロードに対し、業界で最も広範に対応します。本日、インテルが発表したデータ社会の発展に向けたプロセッサー製品は、顧客との緊密なエンジニアリングの協業に基づき設計された数十種のカスタム・プロセッサーを含め、ワークロードに最適化された50種以上に及び、インテル史上最も広範なインテル® Xeon® プロセッサー・ポートフォリオとなります。

 

インテルは、パフォーマンス、AIの推論、ネットワーク機能、不揮発性メモリーの帯域およびセキュリティーといった分野において革新的な強化が図られたプラットフォームとして第2世代 インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを本日より提供開始します。インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーは、データセンターでのデータ処理の基盤として世界中の顧客に採用されています。広範なエコシステムによるサポートと採用顧客の急増により、第2世代 インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーは、最速で普及するインテル® Xeon® プロセッサーになると期待されています。製品の主な特長は以下の通りです。

 

  • データセンター、エンタープライズ、インテリジェント・エッジ・コンピューティング環境で画像認識、オブジェクト検出、画像セグメンテーションなどのAIの推論ワークロードを高速化できるように最適化されたインテル®・ディープラーニング・ブースト(インテル® DLブースト)技術を統合しました。インテル® DL ブースト技術をフレームワーク(TensorFlow*、PyTorch*、Caffe*、MXNet*、Paddle Paddle*)やアプリケーションにおいて最大限に活用できるよう、最適化に向けてエコシステムを形成するパートナーと幅広く協業しています。さらに、企業はOpenVINO ™などの拡張ツールを利用することで、容易に開発・導入を進めることができます。
  • 画期的なインテル® Optane™ DC パーシステント・メモリーをサポートし、インテルのデータ中心のコンピューティング・ポートフォリオに手頃な価格帯で大容量化とデータ永続性をもたらします。より多くのデータをメモリーに移動できるイノベーションにより、企業はデータから洞察をより早く獲得できます。また、8ソケット・システムで従来型のDRAMと組み合わせた場合、システムレベルのメモリー容量は最大36TBとなり、前世代のインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーの3倍となります。
  • ハードウェアに直接組み込まれたサイドチャネル攻撃からの保護など、ハードウェアにより強化された複数のセキュリティー機能を追加し、より信頼性の高いコンピューティング基盤の構築を支援します。

 

第2世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーの発表に合わせ、業務推進のワークロード処理に最適化された複数のプロセッサー・ファミリーを発表しました。

 

  • 56コア、12メモリー・チャネルのインテル® Xeon® Platinum 9200プロセッサーの投入により、インテルは引き続きパフォーマンス・リーダーシップを牽引します。このプロセッサーは、多種多様なハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)のワークロード、AIアプリケーション、高密度インフラストラクチャーに対応する卓越したソケット・レベル性能とDDRメモリー帯域幅を提供するように設計されています。
  • 通信サービス事業会社との協業のもと、ネットワーク・アプリケーション向けにネットワークに最適化されたインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを発表しました。これにより、より多くのサービス加入者向け対して多くの容量を提供できるだけでなく、ネットワーク機能仮想化(NFV)インフラストラクチャーにおけるボトルネックを解消します。インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーは、高性能かつ効率的で、拡張性が高く機敏な5G対応ネットワークの構築を実現します。
  • エッジ・コンピューティング、セキュリティー、ストレージ・ソリューション向けにインテル® Xeon® D-1600プロセッサーを発表しました。これは、高度に統合されたSoC(System-on-Chip)で、電力とスペースの制約がありながら、コアあたりのパフォーマンスが不可欠とされる高密度な環境向けに設計されています。この次世代SoCは、顧客を5Gへと導くとともに、インテルのソリューションをインテリジェント・エッジへと拡張します。
  • エッジ・コンピューティングやネットワーク(5G/NFV)、データセンターでのトランスフォーマティブ・アプリケーションの稼働を目指し、設計された次世代の10nm プロセスのFPGAであるインテル® Agilex™ FPGAファミリーを発表しました。これにより顧客は特定のアプリケーションにあわせた最適化やカスタマイズを行え、データ集約型インフラストラクチャー対して新次元の柔軟性と機敏性を実現します。

 

大量なデータへの対応

インテルは、メモリーとストレージ階層における価格と性能のギャップを埋める重要な技術により、新しいメモリーおよびストレージ市場を創造しています。メモリーおよびストレージは、コンピューティング体験において不可欠であり、インテル® Optane™ SSDおよびインテル® QLC3D NAND SSDファミリーの新製品とインテル® Optane™ DC パーシステント・メモリーの組み合わせにより、企業は、データ処理のフローや準備を妨げるボトルネックを解消できます。本日発表した最新のメモリーおよびストレージ・ソリューションは以下の通りです。

 

  • インテル® Optane™ DC パーシステント・メモリー:インテル® Xeon® スケーラブル・プラットフォームにストレージのような大容量のメモリー容量を提供します。
  • インテル® Optane™ SSD DC D4800X(デュアル・ポート):インテル® Optane™ DC SSDのパフォーマンスとミッション・クリティカルな高可用性エンタープライズITアプリケーションに必要なデータ回復力を兼備しています。デュアル・ポート機能により、障害時やサービス動作時、アップグレード時にも継続的にデータにアクセスできるデータ経路の冗長性を確保します。
  • インテル® SSD D5-P4326(インテル® QLC3D NAND):インテル初のデータセンター向けPCIe QLC NAND SSDに追加された新モデルです。64層QLC技術(4ビット/セル)を採用し、読み取り作業の多いクラウドでのワークロードに対して手頃な価格で大容量化を実現します。インテル® SSD D5-P4326での追加コストの最適化により、ウォーム・ストレージにおけるHDDからの置き換えを促進します。

 

より高速なデータ移動に向けて

インテルは、大規模なクラウド事業者からFortune 1000企業までを対象とした世界中のネットワークの基盤として、1GbEから100GbEまでのサーバー用イーサネット製品のポートフォリオを提供し、高速な接続性への顧客ニーズに対応しています。インテルはこれまでに累計130億超のイーサネット・ポートを出荷してきましたが、アプリケーション・デバイス・キュー(ADQ)技術を備えたインテル® Ethernet 800シリーズの投入により、接続性における優位性を強固にしていきます。インテル® Ethernet 800シリーズは最大100Gbpsの伝送速度を実現し、クラウド、通信、ストレージ、エンタープライズ市場における大量のデータ転送に最適です。ADQは、アプリケーションの待ち時間の短縮やスループットの改善を図るとともに、アプリケーションの応答時間の予測可能性を向上します。

 

提供開始日について

第2世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー、インテル® Xeon® D-1600プロセッサー、インテル® Optane™ DC パーシステント・メモリー、インテル® SSD D5-P4326は、本日より提供開始します。インテル® Ethernet 800シリーズは現在サンプル出荷中で、2019年第3四半期に生産を開始する予定です。10nmプロセスFPGAのインテル® Agilex™ FPGAファミリーは、2019年後半にサンプル出荷を開始します。また、インテル® Xeon® Platinum 9200プロセッサー搭載システムは、2019年上半期に出荷が開始され、2019年下半期に出荷が本格化するという見込みです。インテル® Optane™ SSD DC D4800Xの提供開始日は、後日公開予定です。

 

※第2世代 インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーの仕様等の詳細は下記をご参照ください(英語)

https://www.intel.com/content/www/us/en/products/docs/processors/xeon/2nd-gen-xeon-scalable-processors-brief.html

 

インテルについて

インテル(NASDAQ: INTC)は、半導体業界をリードする企業として、世界中の技術革新の基盤となるコンピューティングや通信の技術を通じてデータを中心とした未来を創造します。エンジニアリングにおける専門性により、世界のさまざまな課題を解決するための支援だけでなく、クラウドからネットワーク、エッジ、そしてそれらをつなぐあらゆるモノに至るまで、スマートかつつながっている世界を支える数十億ものデバイスやインフラを安全に接続するための支援を提供しています。インテルの詳細についてはニュースルームまたはインテルのWebサイトをご覧ください。

 

* Intel、インテル、Intel ロゴは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。

インテルについて

インテル(NASDAQ: INTC)は、半導体業界をリードする企業として、世界中の技術革新の基盤となるコンピューティングや通信の技術により、データを中心とした未来を創造します。技術的な優位性を基盤に、世界中のさまざまな課題の解決だけでなく、クラウドからネットワーク、エッジ、そしてそれらをつなぐあらゆるモノに至るまで、スマートかつつながっている世界を支える数十億ものデバイスやインフラを安全に接続するための支援に取り組んでいます。インテルの詳細については ニュースルーム またはインテルの Webサイト をご覧ください。

Intel、インテル、Intel ロゴは、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションの商標です。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の商標または登録商標です。