<ご参考資料>
*2018年1月4日に米国で発表された資料の抄訳です。
インテル コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)は、PCとサーバーを含むあらゆる種類のインテル・ベースのシステムを対象としたアップデート・プログラムを開発し、迅速に公開しています。これらのアップデートを適用することで、インテル搭載システムはGoogle Project Zeroが発表した、SpectreとMeltdownの両方の脆弱性への対策を取ることができます。これにより、インテルとパートナー各社は、ソフトウェア・パッチとファームウェアのアップデートという両方の形式を通じて、セキュリティー・アップデートの提供に関して大きく前進したことになります。
詳細について:インテルがセキュリティーに関する調査結果に対応(2018年1月5日)| セキュリティー上の脆弱性とインテル製品について(プレスキット、英語)| 新たなセキュリティーに関する調査結果とインテル製品(Intel.com内、英語)
インテルは過去5年間に提供した大部分のプロセッサー製品向けにすでにアップデートを提供しています。さらに、来週末までには過去5年間に提供した90%以上のプロセッサー製品向けにアップデートを提供できる予定です。また、OSのプロバイダー、パブリック・クラウド・サービスのプロバイダー、システム製造者、そしてその他の多くの企業も、すでに各社が提供する製品やサービスのアップデートを行ったと報告しています。
インテルでは、これらのアップデートによるパフォーマンスへの影響はワークロードに大きく依存し、通常のコンピューター・ユーザーには大きな影響はなく、そしていずれその影響も緩和されていくものと考えています。ワークロードによっては、これらソフトウェア・アップデートにより初期段階でパフォーマンスへの影響が大きくなる可能性がありますが、アップデート適用後も継続されるアップデートの検証、テスト、改善によりその影響は軽減されると考えています。
システムのアップデートは、システム製造者、OSのプロバイダー、その他の企業から提供されます。
インテルはパートナーをはじめとする各社との協力を通じてこれらの問題への対応を継続し、また各社からの支援と協力に感謝します。インテルでは世界中のユーザーに対して、システムを常に最新の状態に保つことができるよう、使用中のOSやその他のコンピューター・ソフトウェアの自動アップデート機能を活用することを推奨しています。
詳細や関連情報はIntel.com内のセキュリティーに関する調査結果のページ(英語)をご覧ください。