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モービルアイ 個人向け自律走行車の実現に向けたMobileye EyeQ® Ultraを発表

完全自律走行車向けに、シングルパッケージ設計により、 業界で最もスリムかつ性能・電力効率を最大化したSoCを提供

 

ニュースハイライト

  • モービルアイは、エンド・ツー・エンドの自律走行に特化したシングルパッケージのAVオン・チップのスーパーコンピュータEyeQ® Ultraを発表
  • 実績のあるMobileye EyeQ®アーキテクチャーがEyeQ Ultraを支え、176 TOPs(テラ・オペレーションズ・パー・セカンド)で性能と効率を最大化
  • EyeQ Ultraのファーストシリコンは2023年後半、完全なオートモーティブ・グレードの生産は2025年を予定
  • モービルアイはまた、先進運転支援システム(ADAS)用の次世代EyeQ システム・オン・チップ(SoC)となるEyeQ6LとEyeQ6Hを発表

 

モービルアイは本日、個人向け自律走行車用に開発した、最先端かつ高性能のシステム・オン・チップ(SoC)であるEyeQ® Ultra™を発表しました。CES 2022で発表されたEyeQ Ultraは、わずか176 TOPSで効果と効率の両方を最大化しており、業界で最もスリムな自律走行車(AV)用チップです。効率性を重要視して設計されたこのSoCは7世代にわたり実証されてきたEyeQアーキテクチャーをベースにしており、オール・エレクトリック自動車となるであろうAVに必要とされるパワーとパフォーマンスを提供します。なお、EyeQ Ultra SoCのファーストシリコンは2023年後半、完全なオートモーティブ・グレードの生産は2025年を予定しています。

 

モービルアイ社長 兼 CEO(最高経営責任者)であるアムノン・シャシュア(Amnon Shashua)は、「個人向けAVは、業界の最終目標です。ハードウェアやソフトウェアからマッピングやサービスモデルまで、自動運転ソリューション全体にかかる開発を行うことで、モービルアイは自動運転システムの要件についてユニークな視点を持って、個人向けAVを実現する性能とコストを最適化します」と述べています。

 

詳細情報:CES 2022 でのモービルアイ(Press Kit)

 

モービルアイは、自動運転車に必要とされるであろう不具合発生間隔を深く理解するため、AV車両を製作したうえでEyeQ Ultraを設計しました。このアプローチにより、非常に効率的な電力性能エンベロープにおける、多様なアクセラレーターや汎用プロセッサー間の性能の最適なバランスを実現します。

 

圧倒的なコスト・パフォーマンスを実現

EyeQ Ultraは、SoCであるEyeQファミリーの進化を象徴するもので、10個分のEyeQ5の性能を1 つのパッケージに収めています。5ナノメートルのプロセス・テクノロジーを活用したEyeQ Ultra は、複数のSoCの統合による消費電力やコストを伴わずに、レベル 4(L4)自律走行のすべてのニーズとアプリケーションに対応します。EyeQ Ultra は、従来のEyeQと同様、モービルアイのソフトウェアと共同で設計されており、パフォーマンスを犠牲にすることなく極めて高い電力効率を実現します。

EyeQ Ultraは、特定のタスクのために構築された、4つのクラスの独立したアクセラレーターを配列しています。これらのアクセラレーターは、追加のCPUコア、ISP、GPUと組み合わせて、2つのセンシング・サブシステム(カメラのみ、レーダー・ライダーの組み合わせ)からの入力、そして車両の中央コンピューター、高精細マップ、ドライビング・ポリシー・ソフトウェアからの入力も処理する効率性の高いソリューションです。EyeQ Ultraは、わずか176 TOPSで、他のAVソリューションと比較して非常に高い効率性を有しており、個人向けAVに必要とされる性能と価格を実現しています。効率性を最適化することで、EyeQ UltraはAVの可能性を引き出し、より安全な道路と混雑緩和を実現します。

 

EyeQ アーキテクチャーの進化

昨年末に1億個目のEyeQ SoCを出荷したことに続き、EyeQ Ultraの導入は、ADAS用の新しい EyeQ SoCとなる、EyeQ6LおよびEyeQ6Hと同時に開始されます。2004年に初めて発表された EyeQは、モービルアイ独自のテクノロジーで処理された費用対効果の高いカメラセンサーが衝突事故を防止・軽減できることを証明し、先進運転支援システム(ADAS)の市場を変革しました。EyeQの革新により、道路安全技術がより身近なものとなり、前方衝突警告、車線逸脱警告、死角検知などの機能が世界中の何百万人ものドライバーに提供してきました。

EyeQ Ultraの基盤となるのは、モービルアイの実績あるEyeQ アーキテクチャーです。EyeQ Ultraは、個人向けAVへのアクセスを可能にするために設計されており、これまでのEyeQ ファミリー SoCと同様、自動車市場に必要なものを提供します。EyeQ ファミリーの延長線上にあるEyeQ Ultraには、モービルアイのRoad Experience Management™(REM)マッピング・テクノロジーと連携します。REMは、モービルアイを搭載する数百万台の車両から収集した道路データからMobileye Roadbook™を作成し、クラウド経由でのアクセスにより、前方の走行可能な道路に関する最新情報をリアルタイムで提供します。

 

次世代ADAS用の2つの新しいEyeQ SoC

EyeQ6Lは、EyeQ4 SoCの後継として、EyeQ4のわずか55%の大きさのパッケージで提供されます。このワンボックス・ウインドシールド・ソリューションは、より多くのディープラーニング TOPSを超低消費電力で実現し、高効率のエントリーおよびプレミアム(L2)ADASを実現します。昨年からサンプリングを開始し、2023年半ばには生産開始の予定です。

一方、EyeQ6Hは、プレミアムADASやフルサラウンドによる部分的なAV機能をサポートします。演算能力はEyeQ5 SoCの2個分に相当しますが、着目すべきはビジュアライゼーションをサポートし、高負荷な人工知能のワークロードの下でも優れたパフォーマンスを発揮する点です。この集中型ソリューションは、すべてのADAS L2+ 機能、マルチカメラ処理(パーキングカメラを含む)を提供し、駐車場の可視化やドライバー・モニタリングなどのサードパーティのアプリをホストします。EyeQ ファミリーの中で最も先進的なこのADAS SoCは、今年サンプル出荷を開始し、2024年末までに生産を開始する予定です。

EyeQ6の両SoCは、7 nm プロセス・テクノロジーで製造されます。

 

モービルアイについて

モービルアイは、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転のためのコンピュータ・ビジョンや機械学習、データ解析、ローカリゼーション、マッピング(高精度地図)の開発におけるグローバルリーダーです。モービルアイのテクノロジーは、交通事故の減少とドライバーや搭乗者、ロードユーザーの安全を守り、自律走行を可能にすることで運転体験に革命を起こす可能性を秘めています。モービルアイ独自のソフトウェア・アルゴリズムとEyeQ® チップは、衝突の可能性が予想される路上の車両、人、動物、障害物などを含むビジュアル・フィールドの詳細な解析を行うだけではなく、車線、道路境界、分離帯などの道路上のエレメントを検出し、交通標識や方向標識、信号などを識別します。さらに、REM™を活用してローカライズされた運転可能な経路や視覚的な 目印オブジェクトが示されたMobileye Roadbook™を作成し、自律走行のための地図も提供します。

 

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