インテル、CES 2017で新たなユーザー体験をもたらすVR、自動運転車、5Gの技術を発表

<ご参考資料>
* 2017 年 1 月 4日に米国で発表された資料の抄訳です。

 

CES 2017の開幕を迎えるにあたり、インテルは自動運転車や5Gで業界をけん引するリーダーとして、また、仮想現実(VR)や、さらに進んだマージド・リアリティの革新における中心的存在としての役割を確固たるものとするさまざまな技術を発表しました。

 

今年のCESでは、インテルは、より素晴らしいユーザー体験の実現に向けて、テクノロジーの限界をさらに押し広げるための取り組みを発表しました。そして、これらの発表は昨年のCESでインテルが紹介した戦略をさらに拡大するものです。

 

インテルの最高経営責任者(CEO)であるブライアン・クルザニッチ(Brian Krzanich)は、1月4日の午後に開催された、現実感溢れるVRのデモが披露された記者会見において「テクノロジーの進歩はこれまで以上のスピードで加速しており、そしてその加速の中心には現在もムーアの法則が存在しています。テクノロジーは家電製品の領域をはるかに超え、私たちの生活のあらゆる面を再定義し、さまざまな産業に変革をもたらしています」と述べました。

 

クルザニッチは今回の記者会見や報道機関向けのコラムで、未来のVRやマージド・リアリティが、どのように旅行や、職場での安全性や生産性、そしてスポーツやゲームといったエンターテイメントの世界を変えていくのかについて紹介し、また、それらの技術に対するインテルのビジョンを明らかにしました。

クルザニッチは、記者会見の冒頭で米国ユタ州モアブ上空をウイングスーツで飛行しているようなVRのデモを参加者に体験してもらい、またその後も事前に収録された一連の動画やVRによるライブ体験を紹介しました。記者会見では、その他にも、ベトナムで最も素晴らしい自然景観の一つであるバンゾック滝の鑑賞、低空ドローンで米国ネバダ州の太陽光発電所の空からの視察、NCAA(米国の大学)バスケットボールの試合のコートサイドでの観戦、最新のVRゲーム『アリゾナ・サンシャイン』による世紀末的なゾンビの世界など、さまざまなデモを提供しています。そして、これらのユーザー体験はすべて、第7世代インテル® Core™ プロセッサーを搭載したPCとOculus Rift VR ヘッドセットによって実現しました。

 

この記者会見の模様は、Intel Newsroomで再配信されます。また、CES 2017で発表されるインテルのニュースやアップデートも同サイトで順次公開されています。

 

今週発表されたインテルのVR、自動運転車、5Gに関する取り組みの概要は以下の通りです。

 

14日 VRに関する発表のハイライト

  • インテルは1月4日、10ナノメートル(nm)プロセス技術で製造される次世代CPU(コードネーム:Cannon Lake)を搭載した最初のデバイスとなる2-in-1 PCを披露しました。また、そのデモとして、米国の俳優であるジム・パーソンズと競泳選手であるマイケル・フェルプスが出演するインテルの最新CMも公開しました。Cannon Lakeは年内に出荷される予定です。

 

  • クルザニッチは、インテルのVR技術を活用したスポーツイベントのライブ配信のデモを初披露するとともに、今年後半には、インテルのVR技術であるVOKE VRをOculus Riftに搭載する計画も発表しました。インテルは、複数のVRデバイスでスポーツイベントのライブ観戦を実現させる最初のテクノロジー・プロバイダーの一社になる予定です。

 

  • 今回の記者会見は、一度に250人もの人々が、同じ場所で同時に、しかもそれぞれ個別に360度4Kビデオを使用して、工業用の検査をライブで実施した初めての機会となりました。参加者は、米国ネバダ州モアパ・リバーのネイティブ・アメリカン居留地にある2,000エーカーの太陽光発電所をVRで視察しました。このデモでは、Orah 4i高精細度カメラや、優れた電力効率と低レイテンシのコンピューティングソリューションを搭載したドローンがデータを収集しています。

 

  • インテルは、HypeVR社と協力し、HypeVR社の制作した現実感溢れるビデオコンテンツを今年中にインテルのProject Alloyに採用すると発表しました。HypeVR社は、超高解像度のライブアクションVRビデオを6段階の自由度でキャプチャー/再生するエンジンの開発に取り組む企業です。昨年8月に発表されたProject Alloyは、現実世界と仮想世界を融合するマージド・リアリティ統合ソリューションで、さらにインテルは、主要OEMの協力のもと、今年第4四半期にProject Alloyをオープンプラットフォーム化し、その商品化を目指すことも発表しました。

 

  • HypeVR社独自の現実感に溢れたビデオのキャプチャー/再生エンジンを活用し、ベトナムで最も美しい自然景観の一つであるバンゾック滝をVRで探索するデモも披露しました。このデモは、アーティストが制作したCGビデオの中ではなく、現実世界を撮影したビデオの中で自由に歩いて回ったり、その中を出たり入ったりする体験を、世界で初めて公式に提供するものです。そしてこのデモは、ビデオの未来、これまでと異なる新たなVRビデオコンテンツの制作アプローチを提示しています。

 

13日/4日 自動運転車および5Gに関する発表のハイライト

  • インテルは1月3日、デジタル地図情報およびロケーションサービスを世界規模で提供するHERE社の株式の15%を取得すると発表しました。両社は今後、高度自動運転車および完全自動運転車で使用される高解像度地図をリアルタイムでアップデートできる、拡張性に優れたPOC(概念実証)アーキテクチャーの研究開発を共同で行う予定です。詳細は、別途発表されたニュースリリース(英語)もご覧ください。

 

  • 1月4日午前に開催された合同記者会見で、BMW社、モービルアイ社、インテルは、年内に約40台のBMWの自動運転車による走行テストを一般道で実施すると発表しました。この計画は、三社の協力関係による、完全自動運転車の実現に向けた大幅な前進となります。また三社は昨年7月以来、他の自動車メーカーや自動車関連企業も利用できる拡張性を備えたアーキテクチャーの開発を進めており、自動車の設計の繰り返しや、市場で差別化されたブランドを構築できるよう支援します。詳細は、別途発表されたニュースリリース(英語)もご覧ください。

 

  • インテルは、1月4日午前、自動運転車に特化した新ソリューションであるインテル® GO™を発表しました。業界初の5G対応開発プラットフォームを含む同ソリューションを自動車メーカーに提供することで、5Gの実用化に先立ち、新世代の自動運転車および自律走行車を市場に先駆けて開発できるようになります。またインテル® GO™には、次世代インテル® Atom™ プロセッサーやインテル® Xeon® プロセッサーなど、必要とするパフォーマンスに合わせた拡張が可能な複数の開発キットも含まれています。自動車とクラウドを連携させるこのソリューションは、開発スピードの高速化や開発コストの削減への貢献だけでなく、自動運転車の開発に大きな柔軟性をもたらし、市場に新たなユーザー体験を提供するための自動車業界のさらなる進化を加速させるものです。詳細は、別途発表されたブログもご覧ください。

 

  • またインテルは、世界初のグローバル周波数対応5Gモデムを発表しました。サブ6 ギガヘルツ(GHz)帯とミリメートル波(mmWave)の両方の帯域に対応するインテル® 5Gモデムは、コンパクトで低消費電力のチップキットを内蔵し、ギガビットのスピードで超低レイテンシな通信を実現します。同モデムにより、自動運転車に必要な瞬時の判断や、スマートシティ、ドローン、VRなどで使用されるアプリケーションとの連携を支援します。詳細は、別途発表されたニュースリリース(英語)もご覧ください。

 

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