新しいインテル® ビジョン・アクセラレーター・ソリューションがエッジデバイス上でのディープラーニングとAIを高速化

 

<ご参考資料>
2018年10月10日に米国で発表された資料の抄訳です。

 

ニュース:
インテルは、エッジデバイス上での人工知能(AI)の推論とアナリティクスのパフォーマンス強化を目的としたインテル® ビジョン・アクセラレーター・デザイン・プロダクトを発表しました。この新しい高速化ソリューションは、インテル® Movidius™ ビジョン・プロセッサーを搭載したバージョンと、高性能なインテル® Arria® 10 FPGAを搭載したバージョンの2つの形態で提供されます。このアクセラレーター・ソリューションは、開発者がさまざまなインテル製品上でニューラルネットワークのパフォーマンスを強化し、IoTデバイス上でコスト効率に優れたリアルタイムの画像分析やインテリジェンスの獲得を支援するOpenVINO™ソフトウェア・ツールキットを基盤に構築されています。

 

「企業によるディープラーニング技術の導入には最近まで困難が伴っていました。ディープラーニングを交通、スマートシティー、ヘルスケア、小売、製造業に導入するには、専門性、幅広いフォームファクター、そして拡張性に優れたソリューションが必要とされていました。インテル® ビジョン・アクセラレーター・デザイン・プロダクトはリアルタイムのインサイト獲得を加速するために、エッジにおけるAIの簡素化やコスト効率の向上を実現する新たな選択肢と柔軟性を提供します。」

–インテル コーポレーション IoT事業本部 副社長 兼 事業部長 ジョナサン・バロン

 

重要性:
データが生成されると同時にそのデータを利用しているエッジデバイスにおいては、その生成されたデータから価値あるインテリジェンスを獲得する必要性がこれまで以上に高まっています。従来のコンピュータービジョンによる手法が急速にディープラーニングを使った手法へと入れ替わることで、企業はデジタル映像からリッチなデータを獲得できるようになっています。インテル® ビジョン・アクセラレーター・デザイン・プロダクトにより、企業はビジョンをベースとしたAIシステムを導入し、エッジデバイス上で直接データを収集/分析することで、リアルタイムな意思決定が可能になりました。先進的なエッジコンピューティング機能を通じ、コスト削減、新たな収益源の獲得、サービスの向上が実現します。

 

ソリューションのメリット:
これらの新しいエッジアクセラレーターカードは、グラフィックスを統合したCPUなどのインテルのビジョン製品と組み合わせることにより、カメラからクラウドまで個々のニーズに合わせて価格、消費電力、パフォーマンスを選ぶことのできる選択肢と柔軟性を企業に提供します。インテル® ビジョン・アクセラレーター・デザイン・プロダクトは、OpenVINO™ツールキットの導入が進む以下のような業界での実績を基盤としています:

  • 製造業:アルミ合金ダイカスト製品を生産する重慶瑞方渝美圧鋳有限公司(Chongqing Refine-Yumei Die Casting Co. Ltd.*)の工場では、不具合検出の精度が手作業による検査と比較して5倍に向上しました1
  • スマートシティ―/安全な都市:スタジアムの保安サービス会社であるAxxonSoft*はOpenVINO™ツールキットと既存のインストールベースのハードウェアを使い、標準的なインテル® Core™ i7プロセッサーで6倍、インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーで3倍のパフォーマンス向上を実現し、FIFA 2018ワールドカップ*の200万人の観客の安全を守りました。

 

パートナーのサポート:
Dell*、Honeywell*、QNAP*をはじめとするリーディング企業がインテル® ビジョン・アクセラレーター・デザイン・プロダクトを活用した製品を計画しています。これらの製品はさらに、機器メーカーやソリューション開発者、クラウドサービスプロバイダーなどのパートナーや顧客もインテル® ビジョン・アクセラレーター・デザイン・プロダクトに対応する予定です。

 

ソリューションの機能
インテル® ビジョン・アクセラレーター・デザイン・プロダクトにより、AIの推論ワークロードをインテル® Movidius™ビジョン・プロセシング・ユニット(VPU)、または高性能なインテル® Arria® 10 FPGAを搭載した専用アクセラレーターカード上で処理できるようになります。ディープラーニングの推論アクセラレーターは、ディープラーニングのためのAIアプリケーションをデータセンター、オンプレミスのサーバー、またはエッジデバイス内のいずれに導入していても、インテルのビジョン・ソリューションを使用する企業のニーズに合わせてその規模を拡大することができます。OpenVINO™ツールキットを使用することにより、インテルCPUと内蔵GPUで活用しているディープラーニング推論アプリケーションへの投資をこの新しいアクセラレーターにも簡単に拡張し、時間とコストを抑えることができます。

 

1 Automated product quality data collected by Yumei using JWIPC® model IX7, ruggedized, fan-less edge compute node/industrial PC running an Intel® Core™ i7 CPU with integrated on die GPU and OpenVINO SDK. 16GB of system memory, connected to a 5MP POE Basler* Camera model acA 1920-40gc. Together these components, along with the Intel developed computer vision and deep learning algorithms, provide Yumei factory workers information on product defects near real-time (within 100 milliseconds). Sample size >100,000 production units collected over 6 months in 2018.

インテルについて

インテル(NASDAQ: INTC)は、半導体業界をリードする企業として、世界中の技術革新の基盤となるコンピューティングや通信の技術により、データを中心とした未来を創造します。技術的な優位性を基盤に、世界中のさまざまな課題の解決だけでなく、クラウドからネットワーク、エッジ、そしてそれらをつなぐあらゆるモノに至るまで、スマートかつつながっている世界を支える数十億ものデバイスやインフラを安全に接続するための支援に取り組んでいます。インテルの詳細については ニュースルーム またはインテルの Webサイト をご覧ください。

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